ヘレンハルメ美穂のレビュー一覧

  • ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女(上・下合本版)

    かなりおもしろかったです♪

    途中で読むの辞めた方もいるようで、
    どんだけ読みにくい本かな?と思いながら読み始めましたが、
    この本は文章も読みやすいし、そんなに中だるみ感は無かったです。

    登場人物も多く出てきますが、
    結構フルネームで記載されてる事が多いので
    冒頭の登場人物にしおりをつけて見直せば
    さほど人物の把...続きを読む
  • ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女(上・下合本版)

    面白かった

    久しぶりにこんな面白い本を読みました!前半が展開が遅くてちょっとダルいけど、だんだん話しに引き込まれていっきに読みきりました。面白かったです!!普通の書籍の上下2冊が1冊なっててホントに良かった。続きも買おうと思います!
  • ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女(上・下合本版)

    さすが6000万部!

    デジタルだと紙よりかなりお得だったので、購入して読みました。
    すごくディテールまで考えられたミステリー&推理小説で、読みだしたら一気に読んでしまいました。クリスマスの休日3日はほとんどこの本に費やしてしまった。
    ヒロインの女性が特殊なキャラクターなので、その人物設定がストーリーにインパクトを与え...続きを読む
  • 熊と踊れ 上
    面白い。翻訳とは思えないくらいスラスラ読めた。
    ただ、時代背景が今ひとつわからないが、こんな簡単に強盗は成立しないのでは?と思う。
  • アフガンの息子たち
    静かなで穏やかなトーンだけど、複雑な事情が絡む社会問題にモヤモヤが残る物語。

    死を選んだアフメドは、母国に、人生に、どれほどの絶望を感じたのだろうか。

    身近にいたら、長いものに巻かれるしかない状況に、歯痒い気持ちを抱くと思う。自分がなんとかしてあげられたら、救える言葉をかけてあげたらと。きっと無...続きを読む
  • アフガンの息子たち
    良かった~~
    これがデビュー作とは思えない!
    なんだろう?この静けさは・・・
    若者らしく弾けるシーンもちゃんと描かれているのに!

    スウェーデンの難民施設で働く主人公。
    三人のアフガン青年を担当することになる。
    それぞれに個性的な三人と、年の変わらない彼女との間には
    つながりが生まれるのだが・・・
    ...続きを読む
  • ボックス21
    グレーンス警部シリーズ第二作。リトアニアから騙されて売られた売春婦が、病院の遺体安置所に人質とともに立てこもる。社会に対する怒りや悲しみに満ち、気持ちを揺さぶられる小説だ。
    北欧ミステリー独特の暗さや残酷さ、濃厚な人間模様も味わって読んでほしい。
  • 熊と踊れ 上
    三兄弟と親友4人で軍の武器を奪い銀行強盗を実行。長いけどスピード感があって面白い。最後に不意に爆弾が爆発し、下巻にも期待。
  • ミレニアム5 復讐の炎を吐く女 下
    前作の件で刑務所に収容されることになったリスベット。
    だが、リスベット・サランデルはどこであってもどこまでもリスベット・サランデルだった。無抵抗な女性に対する暴力を許せないリスベットはそこが刑務所だろうが躊躇しなかった。
    ぶれない彼女の倫理観と信念がかっこいい。
    前作ほどの派手さはないものの、いつも...続きを読む
  • 兄弟の血―熊と踊れII 下
    いつも解説に共感しすぎてしまうから、読む前にさらっと感想を。

    創作って知ってるから割と心中穏やかなまま読めたが、結末…うーん…せつない…
    大切にしたいものは2組ともに兄弟(片方は母も含むが)、そして暴力を防ぎたい側と使うことに抵抗のないもの。
    ただ結末は大きく違い…
    切ない。最初に強盗に手を染めた...続きを読む
  • 兄弟の血―熊と踊れII 上
    『兄弟の血』は『熊と踊れ』とは違い、創作らしい。
    よかった、、レオがどんどん理解できない人になっていった気がする…
    ちょっと冗長な気もするけど、2組の兄弟どちらもメインとして進むようになるこの話も興味深い。
  • 熊と踊れ 下
    読み終わってしまった…
    割とあっけない幕切れ…
    と思ったが、史実に基づいているし、こういった終わり方の方がある意味リアルなのかも知れない。

    父も少年時代の周りの人も兵役も込みで、暴力というものに触れさせられ続けていると感覚が変わってしまうものなのか。
    個人的には最終手段として持つのは良いと思うが、...続きを読む
  • 熊と踊れ 上
    実際にあった事件が元なのか…
    スウェーデンの話をきちんと読んだのは初めて。
    没入感がすごい。
    両親(主に父親)のせいでこんなにも兄弟仲が固く結ばれることがあるなんて…
    みんな憎めないが、たくさんの人を(そこまでの悪意はなさそうに)巻き込んでおり、なんとも言えない気持ちにもなる。
    割とページ数はあるが...続きを読む
  • 犯罪心理捜査官セバスチャン 白骨 下
    ようやくセバスチャンの読み方がわかった(遅い)
    通常の警察小説として読むのは誤りです。

    様々な秘密を抱えている国家刑事警察殺人捜査特別班の面々、かなりこじれてきてます。

    山中で身元不明の四人の死体が発見される。
    上巻の冒頭、四人を殺害したと思われる暗殺者の視点で語られる。
    この女性とセバスチャン...続きを読む
  • ミレニアム6 死すべき女 下
    読み終わってしまった喪失感…。リスベットがこんなに恋しくなるとは思っていなかった。1作目では一匹狼でとてつもなく強そうに見えたリスベットの人間らしさ、弱さが垣間見えて心にぐっときた。様々な社会問題にも触れているから、日常生活の中では気にしていないことに気づかせられる。自分に直接関係あることではないか...続きを読む
  • ミレニアム5 復讐の炎を吐く女 下
    人間の権利、尊厳の重要性に改めて気づかせてくれた。自分が当たり前に与えられている自由を奪われている人も多くいるということに意識を向けようと思った。社会の上層部にいる人たちの意向によって人生が決まってしまう人も沢山いて、実は自分もいつそうなるかは分からないと思わせられた。
    リスベットがどんどん成長して...続きを読む
  • ミレニアム5 復讐の炎を吐く女 上
    前作より読みやすかった。話の筋がハッキリしてて分かりやすい。ただ登場人物に対してイライラする部分が多いかも。
  • 制裁
    つらい描写の続く話でした。
    なのに読まずにはいられませんでした。
    この描写は、読みたくないと思う人がいるかも…
    イアン・バンクスの蜂工場が大丈夫だった私でさえ、昼ごはんがつっかえました…

    ただのフィクションではなく、自分自身はどう対峙するか、世間はどう動くのか。
    自分の正義は本当にうまく何かを導け...続きを読む
  • ミレニアム6 死すべき女 上
    ついに最終巻に。読み終わるのが寂しいので、少し時間を空けてから読んだ。
    サブタイトルが死すべき女なので、カミラが死ぬとは思っていた。まさかのリスベットだったら…とも思ったが。
    2人の決着前の、エベレストでの話が結構ボリュームがあって、2人の姉妹の決着が薄かった。
    カミラは恐ろしい女だが、彼女なりの孤...続きを読む
  • 犯罪心理捜査官セバスチャン 模倣犯 下
    シリーズ二作目
    前作で主人公の「秘密」が明かされた為、他のメンバーにバレないように行動が制限される。過去の事件の凶悪犯との知能戦にも苦戦、ほぼ活躍が無いまま時間が過ぎて行く。

    事件の進展よりも人間関係のドラマを重視してる。監獄の中にいる凶悪犯とそれを支持する模倣犯のように、人と人が出会うこと変化し...続きを読む