ヘレンハルメ美穂のレビュー一覧
-
途中で読むの辞めた方もいるようで、
どんだけ読みにくい本かな?と思いながら読み始めましたが、
この本は文章も読みやすいし、そんなに中だるみ感は無かったです。
登場人物も多く出てきますが、
結構フルネームで記載されてる事が多いので
冒頭の登場人物にしおりをつけて見直せば
さほど人物の把...続きを読む -
久しぶりにこんな面白い本を読みました!前半が展開が遅くてちょっとダルいけど、だんだん話しに引き込まれていっきに読みきりました。面白かったです!!普通の書籍の上下2冊が1冊なっててホントに良かった。続きも買おうと思います!
-
デジタルだと紙よりかなりお得だったので、購入して読みました。
すごくディテールまで考えられたミステリー&推理小説で、読みだしたら一気に読んでしまいました。クリスマスの休日3日はほとんどこの本に費やしてしまった。
ヒロインの女性が特殊なキャラクターなので、その人物設定がストーリーにインパクトを与え...続きを読む -
グレーンス警部シリーズ第二作。リトアニアから騙されて売られた売春婦が、病院の遺体安置所に人質とともに立てこもる。社会に対する怒りや悲しみに満ち、気持ちを揺さぶられる小説だ。
北欧ミステリー独特の暗さや残酷さ、濃厚な人間模様も味わって読んでほしい。Posted by ブクログ -
前作の件で刑務所に収容されることになったリスベット。
だが、リスベット・サランデルはどこであってもどこまでもリスベット・サランデルだった。無抵抗な女性に対する暴力を許せないリスベットはそこが刑務所だろうが躊躇しなかった。
ぶれない彼女の倫理観と信念がかっこいい。
前作ほどの派手さはないものの、いつも...続きを読むPosted by ブクログ -
いつも解説に共感しすぎてしまうから、読む前にさらっと感想を。
創作って知ってるから割と心中穏やかなまま読めたが、結末…うーん…せつない…
大切にしたいものは2組ともに兄弟(片方は母も含むが)、そして暴力を防ぎたい側と使うことに抵抗のないもの。
ただ結末は大きく違い…
切ない。最初に強盗に手を染めた...続きを読むPosted by ブクログ -
『兄弟の血』は『熊と踊れ』とは違い、創作らしい。
よかった、、レオがどんどん理解できない人になっていった気がする…
ちょっと冗長な気もするけど、2組の兄弟どちらもメインとして進むようになるこの話も興味深い。Posted by ブクログ -
ようやくセバスチャンの読み方がわかった(遅い)
通常の警察小説として読むのは誤りです。
様々な秘密を抱えている国家刑事警察殺人捜査特別班の面々、かなりこじれてきてます。
山中で身元不明の四人の死体が発見される。
上巻の冒頭、四人を殺害したと思われる暗殺者の視点で語られる。
この女性とセバスチャン...続きを読むPosted by ブクログ -
読み終わってしまった喪失感…。リスベットがこんなに恋しくなるとは思っていなかった。1作目では一匹狼でとてつもなく強そうに見えたリスベットの人間らしさ、弱さが垣間見えて心にぐっときた。様々な社会問題にも触れているから、日常生活の中では気にしていないことに気づかせられる。自分に直接関係あることではないか...続きを読むPosted by ブクログ
-
人間の権利、尊厳の重要性に改めて気づかせてくれた。自分が当たり前に与えられている自由を奪われている人も多くいるということに意識を向けようと思った。社会の上層部にいる人たちの意向によって人生が決まってしまう人も沢山いて、実は自分もいつそうなるかは分からないと思わせられた。
リスベットがどんどん成長して...続きを読むPosted by ブクログ -
ついに最終巻に。読み終わるのが寂しいので、少し時間を空けてから読んだ。
サブタイトルが死すべき女なので、カミラが死ぬとは思っていた。まさかのリスベットだったら…とも思ったが。
2人の決着前の、エベレストでの話が結構ボリュームがあって、2人の姉妹の決着が薄かった。
カミラは恐ろしい女だが、彼女なりの孤...続きを読むPosted by ブクログ -
シリーズ二作目
前作で主人公の「秘密」が明かされた為、他のメンバーにバレないように行動が制限される。過去の事件の凶悪犯との知能戦にも苦戦、ほぼ活躍が無いまま時間が過ぎて行く。
事件の進展よりも人間関係のドラマを重視してる。監獄の中にいる凶悪犯とそれを支持する模倣犯のように、人と人が出会うこと変化し...続きを読むPosted by ブクログ