河合敦のレビュー一覧
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日本史を本格的に学ぶには少し情報が少なく、高校で世界史を学んだ人にとっては中学生の時に学んだ歴史を思い出す程度なのかなと思います。
裏話もちょこちょこ書いてあり、興味深かったです。Posted by ブクログ -
歴史をテーマごとに縦割りで解説した本。
面白かった。
概略過ぎるきらいもあるけど各テーマごとの遍歴が掴めた。
興味のあるテーマは違う本で深掘りしよう。Posted by ブクログ -
歴史の内容を扱っているにしてはとても分かりやすい。
なぜそうなったのか??と逆算していくのはとても大事だと思う。
ただ、江戸時代らへんから人の名前が多すぎて頭こんがらがった。
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登場する4人の中では、弥之助さんが、やったことといい、引き際といい、一番カッコいいかな。
特に海運会社をマイナーで切り出したところとか。
間にちょくちょく入る著者の主観的論評というか現代批判は正直浅い感じで、なんかイラッとするところあり。。Posted by ブクログ -
「晩節」と言えば「汚す」が思い出されますが、歴史上の人物30人(古くは小野妹子から榎本健一まで)に対して「歴史上輝いていた時」ではなく「その後」を解説した本。でも、偉人たちのすべてが「汚す」晩節ではないようです。もう少し意外な人生が待っていたのかと期待が大きかったこともありますが、なんとなく印象が薄...続きを読むPosted by ブクログ
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明治維新は好きで本をいろいろ読んでおり、そのなかでも坂本龍馬が好きなので、その流れで興味を持って読み始めました。
ニコン、東京海上、キリンもが三菱財閥ということをはじめて知りました。Posted by ブクログ -
半年以上前に読み終わったようですが、平成末に部屋の掃除をしていて発掘した本です。タイトルに「ウラがある」という言葉を見つけると、ついつい手が伸びてしまいます。
歴史の授業を受けた時から、昔の武将はカッコいいな、自分には真似できないな、と思い続けてきましたが、このような「事実」を知ると、少し安心した...続きを読むPosted by ブクログ -
都立中高一貫の設立経緯やら理念は分かった。がタイトルにあるように10校全部を掘り下げているわけではなく、白鷗が8割、小石川1割、残り全部で1割くらいの配分。
しかし、これ読むとあまり都立一貫の効果は期待ほど無いということのような気がしてならないんだけど…
教員の質が落ちてきているのは致命的だよね。今...続きを読むPosted by ブクログ -
テーマ・内容ともによく、多くの知見が得られたものの、なにぶん誤植が多すぎる。
著者がよほど急いで書いた上に、校正者が仕事をしなかった? 私が校正者ならゲラを真っ赤にして突き返している。
まず、文永の役が文永十一年(三七四年)はヒドイ。縦書きの一二七四年を読み違えたのだろう。
ルビもひどい。趨...続きを読むPosted by ブクログ -
・歴史は研究により年々マイナーチェンジしていく。
・聖徳太子は政治の中心を担った訳でなく、推古天皇のサポート役。
・生類憐みの令での死刑者は僅か13件。綱吉は実は名君。
・蒙古襲来の絵巻は改ざんだらけ。中央の蒙古は書き足しの可能性有。
・坂本龍馬が教科書から消える?西郷隆盛・木戸孝允・大久保利通対比...続きを読むPosted by ブクログ -
古代から近代まで、海外に渡った日本人や、海外から来た外国人に対して日本人がどう見てたかを記した一冊。
切り口は面白いけど、時代がばらばらで統一感がないのが残念。Posted by ブクログ -
江戸に逃げ戻った慶喜は勝海舟に新政府との交渉を一任。海舟は西郷隆盛と会談し、江戸城開城により江戸を戦火から守った、と教科書には書かれているが、ここに至るまではかなりの紆余曲折があり、江戸城無血開城の後も様々なすったもんだが展開されている。海舟の知られざる交渉術、西郷の変節などなど、明治維新に抱いてい...続きを読むPosted by ブクログ
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新幹線からおりてオフィスに向かう途中、品川駅の構内にある本屋さんで見つけた本です。有名で誰でも知っている現代の事件から始まって、そうなった背景はその前の時代のシステムや考え方にあることを解説しながら、古代まで遡ることで歴史を解説している本です。
逆説の日本史シリーズで有名な、井沢氏が以前、このよう...続きを読むPosted by ブクログ -
歴史は繰り返される。とか、先代の人の知恵に学べ。と言われるけど、日本史の教科書を引っ張り出して、読み気にはなれない。一つ一つの歴史的重大事項と、その因果関係を分かりやすく書いてるので、歴史をマクロで捉えるのに良いと思います。なんでもいいので、少しでも自分の生活にフィードバック出来ればいいな。Posted by ブクログ
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中高一貫の特色、利点、弊害が分かりやすくまとまっている。かつ私立や他の公立との比較も多く、納得のできる内容である。今後、子供の進路を考えていく際には重宝する情報だ。
早期に選別し、長期的・継続的に、限定された環境で子供を育てることには大いに違和感を感じている。
確かにその方法で私自身が育っていたらよ...続きを読むPosted by ブクログ -
岩崎弥太郎周辺の情報は読む本によって悉く異なる。この本はダイジェストとしては良いが一つ一つの情報は甚だ薄く、他の本で勉強済みであれば理解できるが、これだけでは全く了解できないのではなかろうか。
独自の教訓がチラホラと。Posted by ブクログ -
三菱財閥の成り上がりが分かる一冊。岩崎弥太郎が一代で基盤から繁栄まで行ったものだとばかり思っていたが、4代の性格の異なる経営者が揃ったことで拡大したことが分かる。
カリスマ性としては弥太郎、経営者としては弥之助と言えるのではないか。
時折、文中に筆者の講釈を垂れることがあるのが少し気になるところ...続きを読むPosted by ブクログ -
実際に都立の中高一貫校で教えていた先生が書かれた本。都立一貫校は入試の倍率が高く人気があるが、だからといって難関大学合格にも有利というわけではないようだ。
大学受験には関係ないかもしれないが、白鴎高校の伝統文化の授業などは面白い試みだと思う。Posted by ブクログ -
色々な新説を語ってくれているけど、そこにそんなに魅力はない。やっぱり昔ながらの話には魅力があるよな。新たな発見は時として、残酷である。Posted by ブクログ