河合敦のレビュー一覧

  • 江戸500藩全解剖 関ケ原の戦いから徳川幕府、そして廃藩置県まで
    2024年最初の書評です。
    今年もよろしくお願いします。

    今年最初は「江戸500藩 全解剖」です。

    こういう研究をしている人がいるのだなあ、が率直
    な感想です。

    江戸時代の藩の数は俗に300と言われていますが、
    それは幕末時点の数であって、江戸時代全般で見渡
    せば、お取潰しや後継がいない無嗣断...続きを読む
  • 本当は近くにある大正時代
    明治と昭和に挟まれた大正の歴史は、ややもすれば軽視されるが、日本に於ける民主主義の萌芽とその衰退(戦争への突入)があったという意味で重要である。しかし、明治維新や戦争への道筋に就いての本は多数出版されるものの、大正時代についての書籍は多くはない。
    読み物として興味深かった。
  • 徳川家康と9つの危機
    後の歴史を知るものとしては、鉢植えのような移封は珍しくなかったが、当時の感覚にしたら、「あまりにもむごい措置」であったことをあらためて痛感した。
  • 面白すぎる!日本史の授業――超現代語訳×最新歴史研究で学びなおす
    日本史について何となく知っているけど説明できるほどてもない。読みやすそうな本があったから読んだ。
    表面的なことに留まらず最新の研究を踏まえて解説されてい面白かった。歴史は資料の解釈が進むことで変わることを学んだ。この本を読んで日本史への興味が湧いてくる。
  • 徳川家康と9つの危機
    桶狭間の戦い
    三河一向一揆
    三方原の戦い
    長篠の戦い
    信康殺害
    本能寺の変 伊賀越え
    石川数正出奔
    関東移封
    関ヶ原合戦
    を9つの危機として取り上げている。
    まず、ざっと通説をおさらいし、さらに最新の研究に基づく見解を紹介、さらにそれに対する反論も紹介するという論理的網羅的に納得の構成・内容となって...続きを読む
  • 殿様を襲った「明治」の大事件
    久光と伊達の話以外はほとんどもしくは全く知らない話ばかりだったのでとても面白かった。特に板倉がこんなに熱いとは知らなかった。著者の文章も平易で読みやすい。
  • 最強の教訓! 日本史
    ・自分以外のどんな人からも学ぶべきことはある。
    ・学んだことは実行に移す。
    ・自分が持っている知識をわかりやすくアウトプットし、興味を引くように話す。
    ・人の心を開くためにまず、ささいな共通点を相手に伝える。
    ・徳川家康「人間の一生は、重い荷物を背負い、遠くを目指して道を歩いていくようなもの...続きを読む
  • 江戸500藩全解剖 関ケ原の戦いから徳川幕府、そして廃藩置県まで
    大名と言えどもけっこう苦労しているんだなあと思いました。意外と藩主と幹部はうまくいかなかった方が多い。
  • 教科書に載せたい日本史、載らない日本史~新たな通説、知られざる偉人、不都合な歴史~
    「歴史の教科書」というモノには「こういうことになっている」という「定説」に依拠した記述が載っている。そしてその「定説」に依拠した記述に基づいて「歴史の…」というように多くの人達が記憶に留める訳だ。
    そういう「定説」に関しては、時日を経て「新しい史料」が出現する、または在る複数の史料を深く検討するとい...続きを読む
  • 図解版 日本史は逆から学べ
    めちゃくちゃいい本!コンセプトが素晴らしいと思います。内容的には受験生にも十分おすすめです。学び直しの方にも新しい学び方として、大変おもしろい内容だと思います!
  • 殿様は「明治」をどう生きたのか【電子版限定特典付き】

    その後を深掘り

    面白かったー、
    幕末のラストサムライである大名当主のその後なんて、まったく気にしたことなかった。
    松平容保、山内容堂はなんとなく調べて知ってたけど、より詳細を知るとまた別の見方が生まれる。
    2も読みたい。
  • 日本史は逆から学べ~近現代から原始・古代まで「どうしてそうなった?」でさかのぼる~
     旧石器時代から戦後、経済大国になるまでの日本の歴史を、時代を遡る形で、因果関係を軸にしてまとめている。「なぜ、日本は中国を侵略して満州国をつくったのか。」→「国民の多くが拡大路線をとる軍部を支持したから。」→「なぜ国民の多くは軍部を支持するようになったのか。」→「経済を好転させられない政党政治に失...続きを読む
  • 日本史は逆から学べ~近現代から原始・古代まで「どうしてそうなった?」でさかのぼる~

    面白かった。

    現在こうなっているのは、なぜか?過去のどういう事象が、それを招いたのか?現在(令和と平成は無く、昭和からだったけれど)から、逆に、歴史を、紐解いて行く。物凄く、新しい視点で、日本史を見直す事が出来た。
    これ、学校の授業でもやらないかな?過去から学ぶより、ずっと面白いと思うんだけど……。
  • 学習まんが 日本の伝記SENGOKU 明智光秀
    光秀は、本能寺の変で、織田信長を裏切ったので、裏切り物というイメージだったけれど、領民たちを大切にする優しい人だと分かりました。
  • 日本史は逆から学べ~近現代から原始・古代まで「どうしてそうなった?」でさかのぼる~
    歴史の学び直し系の本は、大抵前半でつまづいてしまい、いつまでも近代史まで辿り着かないという悩みを解決してくれた!因果関係がわかりやすく、歴史苦手でも、なぜ?なぜ?と興味をそそられて読めてしまう。
  • 日本史は逆から学べ~近現代から原始・古代まで「どうしてそうなった?」でさかのぼる~
    血で血を洗う群雄割拠の戦国時代よりも、恐ろしくドロドロした人間関係の平安時代、大仏が出来る程の不安に追われる奈良時代のインパクトが絶大。聖徳太子は(ほぼ)出てこない、全ての戦争は稲作から始まる。 水稲耕作がなくてむしろ後よりも平和で豊な縄文時代もとても印象的(但し人口はとても少ない)。
  • 岩崎弥太郎と三菱四代
  • 晩節の研究 偉人・賢人の「その後」
    晩節の研究 偉人・賢人の「その後」。河合敦先生の著書。終わり良ければ総て良しと言うけれど、途中までは良くても終わりが最低になってしまう人は少なくない。歴史に名を残すような偉人も含めて、晩節を汚す人があまりにも多いのは、成功したからこそ無意識のうちに自尊心過剰で自信過剰、我儘で尊大で驕慢で非常識な人間...続きを読む
  • 日本史は逆から学べ~近現代から原始・古代まで「どうしてそうなった?」でさかのぼる~
    今から昔へ遡る斬新なアイデアやと思います
    ただ通史を一通りやってないと読んでてしんどいかもしれません。
    ムスコに最近よく日本史のことを聞かれるので知識の補足になりました。
  • いっきにわかる! 日本史のミカタ
    為政者、政治、経済、外交、文化、戦乱、衣食住という7つのテーマごとに、古代から現代までの日本史をタテ読みでざっと解説する。
    テーマごとに歴史の流れ、どんなことが要因となってあって、その結果どのようなことが起こったといった動きがよく理解でき、テーマを変えて繰り返して歴史をたどるので全体をつかむことがで...続きを読む