晩節の研究 偉人・賢人の「その後」

晩節の研究 偉人・賢人の「その後」

919円 (税込)

4pt

3.7

歴史に名を残す偉業を成し遂げた人物も、ほとんどの場合、本当に活躍したのは、ある一時期に限られる。それどころか、リタイヤ後に意外な「その後」の人生を送った人物が少なくない。「祟り」に慄き死んでいった藤原道長。健康に気を使いすぎて逆に死期を早めた徳川家康。老人になってから計画殺人を実行した徳川光圀。勘違いで殺人を犯して獄死した平賀源内……。有能な成功者である彼らはなぜ“晩節を汚す”ことになったのか。その分岐点には何があったのか。30人の偉人たちの知られざる末路を繙き「人生の本質」を追求する、画期的な書。

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晩節の研究 偉人・賢人の「その後」 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2019年07月21日

    晩節の研究 偉人・賢人の「その後」。河合敦先生の著書。終わり良ければ総て良しと言うけれど、途中までは良くても終わりが最低になってしまう人は少なくない。歴史に名を残すような偉人も含めて、晩節を汚す人があまりにも多いのは、成功したからこそ無意識のうちに自尊心過剰で自信過剰、我儘で尊大で驕慢で非常識な人間...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年10月18日

    歴史上の人物の晩節について書いた一冊。

    知っている内容が多かったものの、改めて振り返ってみるとも、晩節は必ずしも輝かしいものではないことがよくわかった。

    そして、

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    Posted by ブクログ 2019年11月27日

    一番いやだな~と思ったのは有島武郎
    彼の書いたものはもう二度と読むまいと思った。
    そしてかっこよかったのは
    大岡忠相。
    最高にカッコイイ。

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    Posted by ブクログ 2024年02月29日

    歴史上に名を残した30人の人物たちのその後の人生について、
    エピソードを交え、紹介し、晩節の在り方を問いかける。
    ・はじめに
    第一章 古代の偉人たち 第二章 中世の偉人たち
    第三章 近世の偉人たち 第四章 近代の偉人たち

    「宮部みゆきが「本よみうり堂」でおすすめした本 2015-2019」で
    ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年12月27日

    偉人と呼ばれる人々でも、全て上手な人生ではなかったんだなぁと思うと、ちょっとだけ親しみが湧く。鑑真とか、石田三成とか、格好よかったんじゃん。ただし後半の不倫おじさん×2の手紙が強烈すぎて、もっと他にいなかったんかいと思った。

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    Posted by ブクログ 2019年11月25日

    「晩節」と言えば「汚す」が思い出されますが、歴史上の人物30人(古くは小野妹子から榎本健一まで)に対して「歴史上輝いていた時」ではなく「その後」を解説した本。でも、偉人たちのすべてが「汚す」晩節ではないようです。もう少し意外な人生が待っていたのかと期待が大きかったこともありますが、なんとなく印象が薄...続きを読む

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2021年04月18日

    日本史に名を残した30人の偉人たちの「その後」を紹介した本。

    古代から近代までの日本史に登場した30人の偉人たち。その偉人たちの晩節が本書に書かれています。また、偉人にまつわる異説(義経=チンギスハーン説や西郷隆盛生存説など)が生まれた背景なども解説しています。

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