河合敦のレビュー一覧
-
ちょうど一年前、ニュースを見てびっくり仰天!
「坂本龍馬が教科書から消える」
めっちゃショックでした。感情的には許せん。でも、「もともと教科書に載ってなかったのならしょうがないかも」なんて諦めの気持ちもありました。
ところが、「それは嘘。戦前の国定教科書に坂本龍馬は登場している」と反論してくれ...続きを読むPosted by ブクログ -
岩崎弥太郎は有名だが、岩崎弥太郎亡き後、弟弥之助、久弥、小弥太、会社トップが変わっていく中で、会社がどのように大きくなっていったのか、軌跡を学べました。
安田善次郎の小説を読んだ時はだいぶ三菱財閥を悪者扱いに書かれてたのですが、三菱側からの視点で見ると、当時の歴史背景で見えてくるものがありました。...続きを読むPosted by ブクログ -
今の三菱は、岩崎弥太郎一人で創業したのではなく、もう一人、岩崎弥之助の手によるものであり、2人の精神は、確実にその息子たちに受け継がれている。
対称的な2人の経営の考え方や、事業の進め方の違い、国との確執などなど。
知らなかったことが多々あり、興味深く読める1冊です。Posted by ブクログ -
都立中高一貫校が今、大変人気である。
でも、本当にいいのか? という思いもあった。
そんな思いに答えてくれた本である。
いいところもたくさんあるが、
・教員の質の問題
・生徒の中だるみの問題
・学力試験を行えないということによる弊害
などなど、問題も多くあるのだなぁと思った。
よい点と悪い点をは...続きを読むPosted by ブクログ -
常にワクワくしながら読めた。
万人受けする本ではないだろうが、
今の自分が求める、勉強したい内容が存分に記述され楽しめた。
現在、社会科教員として子供たちに歴史を教えながら、過去の出来事を教えることにどれだけの価値があるのかあまり認識できていなかったが、その重要性を認識できた。(つっても、歴史の...続きを読むPosted by ブクログ -
当時の日本人がビジネスをする際の最終的な目標は国家の繁栄であり、今日の日本人にはまさにこれが足りない。
国家のためという言葉はまるで右翼的だと言われ、個人主義や目先の利益を追求する時代に我々は危機感を感じなければならない。Posted by ブクログ -
読みやすいし、面白い!
後白河という人物を知るにあたって、とても参考になった一冊。
いままで後白河というと、策略家で腹黒く、性格の悪い人のイメージが強かったが、そういう評価は見直さなければいけないと強く思った。
ますます彼に興味を持った。Posted by ブクログ -
再読完了。感動的。
筆者が若いせいか非常に読みやすい文調。(=素人向き)
奈良時代の代表的な人の関係図がよく分かる。
忘れたころに再々度読む予定。Posted by ブクログ -
以前は、三菱というと権力から利益を得ている利権だという認識しかありませんでした。
三菱銀行が、成功した理由を探すために、いろいろ本を読んでいたら、
岩崎家の家訓に出会いました。
その後、岩崎家の本を読みあさっています。
本書も、これまで知らなかった岩崎家にまつわることがわかりました。
きれいな面...続きを読むPosted by ブクログ -
奈良時代の人物を総覧するのにとても役立つ本。天皇家と藤原氏の系統が複雑な時代だが、頭の中が整理された気分。巻末の系図を時々参照しながら読むとよいでしょう。Posted by ブクログ
-
日本には多くの神社が存在し、その歴史的由緒背景を読むととても奥深いものを感じ、日本文化を保持継承していることは素晴らしい遺産であり誇りと言える。史上では神社分離、取り潰し、併合など多くの災難にも遭っているが、特に天皇家皇族の神話など戦国時代、太平洋戦争などで燃え尽き現存しない神社仏閣、史跡なども多く...続きを読むPosted by ブクログ
-
出来事そのものの名称や年号、登場人物を覚えることが歴史の勉強で、暗記科目と呼ばれる。大きな流れを掴む勉強と、その出来事の要因を研究する作業、庶民の生活の移り変わりや文化の変遷を探求すること、こういうのも歴史だろう。否、こういうことこそ歴史だろう。
そう考えると子供達には本当の勉強をしてもらいたいと思...続きを読むPosted by ブクログ -
歴史的に有名な写真や絵画から裏事情を読み解いた雑学本。要するに俗説の方を庶民は信じているという事だが結構楽しめた。
それにしても「板垣死すとも自由は死せず」の台詞のインパクトよ。本人には失礼だがそのまま殺されていれば伝説的政治家として後世に残ったと思う。Posted by ブクログ -
高校から世界史選択の私にとっては、
基礎知識がないばかりに置いてけぼりになる部分もあったけどそれでもサクサク読めて面白かった〜
世界史版もほしい。Posted by ブクログ -
平安時代の文豪たちのエピソードに加えて、もし生きていたらどんな職業に就いていたかが書かれている本。藤原道綱母が女優やらインフルエンサーになっていたかも…と考えたらクスっときた。匿名
-
明治維新で藩が廃止となった際に「最後の大名」となってしまった人物たちの【その後】にフォーカスを当てています。巻末に「江戸の300藩」リストがありますが、300もあったんですねー。いや多分歴史で習ったはずだけど忘れていたので改めてびっくり。
印象に残ったのは、会津藩の藩主で京都守護職となって公武合体...続きを読むPosted by ブクログ -
日々の研究によって歴史認識が変わってきているという事実。
定期的歴史のアップデートが必要だなぁということを認識Posted by ブクログ -
これ、歴史好きにはたまらん本です。
お笑いの要素満載。現代の感覚と、そうやって習ったよね〜という共感からの実は!とくる流れはどの章を通してもへぇええ!!となる事必至。
出てくるのは全て有名人なので、誰だっけ?この人とならないのがまたイイ!Posted by ブクログ -
歴史の中でも当たり前だと感じている部分が覆されていく気分に読んでいてなるものだった。
後書きを読んで、この本の構成そのものが作り込まれたものだと分かったとき、改めてこの本の凄さを感じることができる。Posted by ブクログ