香山リカのレビュー一覧

  • 私はのんびり生きてきた。 最適化社会が不幸を生む
    最適化されない生き方、みんなと同じような生き方はやめよう。
    自分自身に自信を持って生きて行きたい。
    それにしても、この人凄く書いてるね。
  • しがみつかない生き方 「ふつうの幸せ」を手に入れる10のルール
    生き方について知りたくて読書。

    勝間さんへの批判本として有名になった本。読んでみるとそれほどでもないっという感想。

    社会人となった2000年以降の社会の動き、トレンドのようなものを知ることができ勉強させてもらった。

    バブル崩壊後の長引く不況、目の前の現実になった社会不安、経済市場主義への支持、...続きを読む
  • しがみつかない死に方 ――孤独死時代を豊かに生きるヒント
    死にそうな体験をすると人生観が変わるというが、確かに、死に対してはずいぶんとイメージが変わったと思う。私の病気で一人暮らしが怖くなった友人はいっぱい居たけど、私自身は逆に腹が据わったというか、覚悟ができた気はする。所詮、死ぬときは独りなんだし。
    あと、葬式は生きているひとが、その人の死を納得するため...続きを読む
  • 「私はうつ」と言いたがる人たち
    全ての社会人に読んでもらいたい本。
    「うつ」とひとことで言っても、いろいろある。

    うつ病セレブ
    うつ病難民

    わかっているようでわかってない
    メンタルヘルスは奥深い。
    でも、もう見て見ぬふりは絶対にいけない。
  • 恋愛不安
    いちいち納得してしまう。
    香山さんの本は、女性に同調しているようで、
    でも客観性を失っていないところが良い
  • しがみつかない死に方 ――孤独死時代を豊かに生きるヒント
    非常に身につまされる内容。

    「死んだらどうなるか」というそこはかとない不安を、霊的な意味合いでなく、現実問題としてとらえたら、どうなるのかということを、主に「孤独死」を中心に書かれています。

    この本を読んで、自分はどのように死にたいのか、どのように生きたいのかを改めて考えました。
  • 親子という病
    親子関係に悩んでるときにとにかく読んでみた。
    そういうのに悩んでる人には、結構オススメの本です。

    自分もこれを読んで今の親子関係に考えさせられたし、
    救われたとも思う。
    少しでも肩の荷が軽くなった。

    あと、家族関係への疑問と、イエ制度について個人的に興味がある。

    とても読みやすい本。
  • いじめるな! ――弱い者いじめ社会ニッポン
    判官びいきという気質を持ち合わせている日本人であるにもかかわらず、弱い者いじめの根性が染みついてしまっている日本人であることを思い知らされる。問題が起きた時、加害者よりも被害者にその原因を求めようとする。すなわち「いじめられる方にも原因がある」と。そんなことがあるはずはない。どんなことがあろうともい...続きを読む
  • スピリチュアルにハマる人、ハマらない人
    自分が今の世の中に対して感じている違和感の正体が少し見えた気がします。 香山さんの本は初めて読んだけど、(少なくともこの問題に関しては)フェアで冷静な考え方をする人だと思いました。
  • しがみつかない生き方 「ふつうの幸せ」を手に入れる10のルール
    何事にもしがみつかない…
    苦しみを長引かせない方法かも。
    努力してもまだまだ足りないと、辛くなった人たちへ。
    じゅうぶん頑張ったし、それぞれに恵まれている面もきっとあるから。

    なぜそんなに苦しむのか。
    なぜそこから抜け出せないのか?
    実際に接している患者の様子から感じたことを踏まえて、最近の様々な...続きを読む
  • 若者の法則
    若者が「若者の法則」を読んでみました(笑)

    わたしは若者である。だが、本当に若者であるといえるだろうか?
    そもそも、若者とは何だろう。高校生であるというだけで若者なのか?

    そんな疑問を持つ高校生や、「最近の若者は・・・」といっている「オトナ」達にお薦めの本です。
  • 親子という病
    家族や母性愛を全肯定しようとする
    現代の風潮に違和感を抱いている人には、
    おすすめの一冊です。
    親子である以前に、
    他人であることを認識したほうが
    心地よいと思います。

    やっさんさん 29歳男性 団体職員
  • 〈私〉の愛国心
     じっくり読んで考えてもらうような記事を女性雑誌に載せることはもはや出来ない。
     女性として今の日本に生まれた、という現状に疑問を抱くことなく、それを追認する雑誌。そのなかでどう振舞うのが自分に得か、という観点だけから関心の対象を決定する。そして、その対象を少しでも越えるものには、一切興味を示さない...続きを読む
  • 就職がこわい
    自分は就職活動の経験もないし、現在のところする予定もない。
    だから、この本に登場する若者達の心情をどこまで理解できているのかはわからない。

    けれど、そんな自分が読んだ限りでは、彼らの心情の1つひとつに、その都度納得し、共感した。
    最後まで読んでみると、今時の若者は随分と複雑な精神構造をしているんだ...続きを読む
  • いじめるな! ――弱い者いじめ社会ニッポン
    差別の中に生まれ込んだ辛淑玉さんと、いじめ経験がないという自認で育って職業上いじめと出会った香山さんとの、対談およびそれぞれのエッセイ。それぞれの引いてくる事例(多くは当人がかかわっていて、単にメディアから拾った物の口先三寸批判でなく)も深く考えさせられるものがある。
  • なぜ日本人は劣化したか
    「最近の若者は」なんてよく言うけど、実際日本人みんな危ないんじゃないの??
    これ読むと日本の未来は…ウォウウォウとか言えない。。。
  • なぜ日本人は劣化したか
    こいつはおもしろい!そしてかなり複雑な内容を読みやすく書くことの手本でもある。日本人の劣化、としてある種の思考停止状態をよしとする、寛容への耐性が著しく低下している、妙な平等主義と他への想像力欠落、などについて適切適量の引用で実例を見せながら説明。社会についてはなんと!ヤングの「排除型社会」のわかり...続きを読む
  • いまどきの「常識」
    かなり鋭い視線で世の中を見ている文書です。
    しかしやや断定に足るだけの資料が提示されずに筆者の考えを語っただけ、という可能性もあって完全に信用しきれないという、いい勉強ができる一冊。
  • 40歳からの心理学
    女の40代は人生の分岐点と言えるのかもしれない。私は子育て真っ最中で、人生を振り返る余裕はいまいちないが、人生を支えるような趣味は持ちたいと思っている。クリスマスを思うぐらい今日一日を大切に過ごすべきというところには、納得できた。
  • 61歳で大学教授やめて、北海道で「へき地のお医者さん」はじめました
    行き当たりばったりな行動でも、無駄な経験はない。
    人生、何歳からでも挑戦できることを示してくれた一冊だった。

    著者と同じく、私も運動神経がかなり悪い。
    (体育の授業では、怪我をするからと言われ、先生のお手伝いをしていたくらい…。)
    言い訳をしつつも、35歳で運転免許証を再取得するってかっこいいなと...続きを読む