吉本隆明のレビュー一覧
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ある猫好き作家くんが、この本についてどこかで語っていましたが、まだまだなんだそうです。なかなか、厳しい。まあ、しかし、猫が好きな人は読んで損はないと思いますね。Posted by ブクログ
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評論としてなら数ページでまとめられそうなことを
うまくかみくだいて1冊に仕立てた本
内容はともかく考えというものをひとに伝える手段として
これはこれで良い方法なのかよくわからないPosted by ブクログ -
何か自分の身を立てるようなことを身につけるためにはまとまった、地味な時間が必要というのは、その通りだと心から思う。地道で孤独かもしれない、自分自身の時間をもつことの大切さに気づいたのは随分大人になってからだったので、子どもの時にこんな本を読みたかった。Posted by ブクログ
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筆者は、ひきこもることは自分との対話の時間であり、これなしには自分自身の価値を作り出すことができない、と肯定的に「ひきこもり」を評価している。 個の力を信じ、むりやり何かをさせるのではなく自分で考えさせるということを基本に置いている。
ひきこもった状態は、たしかに自分の時間かもしれませんが、これが...続きを読むPosted by ブクログ -
閉じた集団や閉じた考え方が大嫌いな吉本さん。
大学生の頃、恩師の薦めで吉本隆明さんのぶあつくて赤いハードカバー「敗北の構造」を古書店で購入しました。きっと今よりも頭のよかったその頃でさえ理解するのが難しく読破することができませんでした。それはもう、プラトンなんかよりずっと難しく…
この文庫は吉本隆明...続きを読むPosted by ブクログ -
読書という行為についてや、具体的な本についての文章が収録されている。
第1章と第2章はある程度興味深く読めたけど、具体的な本の話になりと不勉強故になかなか話についていけなかった。
でも、太宰治が読みたくなりました。
1番面白かったのは荒俣宏さんとの対談。
テーマは恋愛小説。
ラブ・ロマンスを「ほん...続きを読むPosted by ブクログ -
悩める中学生の息子に
何か励ましの言葉をかけてやれないかと思って
頼ってみた本。
吉本さんは、
中学生たちの質問に対して
わりとのらりくらりとした感じでお話されます。
こうしなさいよ、こうだよ、というよりは、
もう少しあいまいな、
ふわっとした、けれど自分が身をもって体験したからこそ言える言葉をか...続きを読むPosted by ブクログ