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Posted by ブクログ 2021年09月03日
短編集。全体的にナンセンスという言葉が思い浮かぶ。とくに表題作。もはやアトラクション。コンペのようでもある。いずれにせよ乗り合わせたくはない。「二階扉をつけてください」一階に設置できるよう改良すべきではないのか。「雨降る夜に」ホッとする話。「動物園」SFとファンタジーの中間にある仕事小説風。綺麗なだ...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年05月17日
短編集。現実からほど近い不思議なお話ばかりで、思わずぞっとするものから温かい気持ちになれるものまで様々な雰囲気を味わえる。
一番好きな話は「送りの夏」で、個人的にはこの小説があるだけでこの本を買って良かったと思った。この話がなければ★3つかな。生者と死者の境界線が淡い場所での少女のひと夏の物語。大事...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年06月23日
読書会の為に再読しました。
三崎ワールドは長編にも短編にも確かにあります。非日常も続けば日常になる、って確か他の作品に出てきた言葉ですが、三崎ワールドを上手く表現してあるなぁと思います。
読書会では表題作を紹介したのですが、お話はやっぱり「動物園」と「送りの夏」が好き。動物園は日野原さんの能力表出の...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年11月02日
『となり町戦争』がおもしろかったので、その作者の二作目。購入したのはだいぶ前なので、かなり積読していた。外れの少ない短編集。好きなのは…
「二階扉をつけてください」町内会の回覧板に書かれたその言葉。わからないままつけた二回扉に隠された秘密。SFチックで後味が少し悪い。笑
「バスジャック」バスジャ...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年09月24日
回覧版で知らされた『二階扉』なる設備をつけるべく奮闘する男の話『二階扉をつけてください』、バスジャックがブームとなり形式化しつつある世界を書いた表題作『バスジャック』などの七つの物語。
突如不条理な世界で繰り広げられる三崎ワールド全開の短編集。
一番目の話が、戸惑いつつもコメディタッチだったのに...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年05月15日
再読。
建築物に執着を見せる三崎さんですが、この短編集では建物は「二階扉をつけてください」に少し出てくる程度です。
初読の時と同じくこの短編集の中では長めの「動物園」「送りの夏」が印象に残ります。特に今回は「送りの夏」。
それぞれ動かないマネキン人形のような人間を抱えた4つの家族が共同で暮らす家。主...続きを読む
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