梶よう子の作品一覧

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作品一覧

2024/04/24更新

ユーザーレビュー

  • 広重ぶるう(新潮文庫)
    以前読んだ白蔵盈太氏の「画狂老人卍」の北斎の人物像にかなりぶっ飛んだが、この物語の主人公の歌川広重も負けず劣らずの変人。その広重がベロ藍に出会って風景画の名作の数々が如何にして生まれて来たか。版元、弟子との関係、そして広重の絵に対する熱意が伝わって来る。「画狂老人卍」と併読するとより浮世絵の世界が広...続きを読む
  • 広重ぶるう(新潮文庫)
    広重という題材も含め、非常に新鮮でかつ面白かったです。当時の時代考証はもとより感情が浮き出ており、時代ものとしては秀一だと思いました。
  • 広重ぶるう(新潮文庫)
    「描きたいんだ、江戸の空を、深くて艶のあるこの『藍色』で。歌川広重あ絵師を志すが、人気を博していたのは葛飾北斎や歌川国貞。広重の美人画や役者絵は酷評で、鳴かず飛ばず。そんな広重が出会ったのは、舶来の顔料「ベロ藍」だった。遅咲きの絵師・歌川広重が「名所の広重」になるまでの、意地と涙の人生を鮮やかに描く...続きを読む
  • 五弁の秋花―みとや・お瑛仕入帖―(新潮文庫)
    次から次へと厄災が出た回です、幼馴染のおせんがとんでもない、人の足を引っ張る1番ダメな人間って思ったけど、それを飲み込んでこんで幼馴染と騙したのは別ものだと断言する瑛はもしかしたら本間の人情家かも。コロナにかかった人に自業自得と言う腐った人間、腐った保健所に役人の真反対で、本当に見習うべき瑛さん。自...続きを読む
  • はしからはしまで―みとや・お瑛仕入帖―(新潮文庫)
    驚きました。しかない。死んだと思わせて毒が抜けて生き返る、おちゃらけ路線を明確にするのかと思いきや、事実が告げられて、本当に亡くなったよ長太郎。2人で生き抜いて困難克服していたのが、あっさり死んじゃう。清吉に寛平に安定感のある日常風景がお栄1人になると途端にもの悲しいですが、辰蔵が?直が?恋人になる...続きを読む

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