感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
違う世界へ行く方法、確かに違う世界だな
一度踏み入れたら相当の努力をしないと出られない世界
自分のせいで..と心を痛めていた彼女は別の意味でショック受けそう
遠山さんが猫を愛でていることにほ嬉しさを感じていた深町くんと深町くんが大学で友人がいてそれなりに楽しんでいることに嬉しさを感じるし遠山さんの関係が好き
人魚の肉を提供している店で沙絵さんが働いてるの不穏さを感じたけどそういう結末か
あさひちゃんが出てきて嬉しい
林原さんが直接釘を刺したけど、異捜が高槻先生や深町くんをどう見るのか怖いですな
Posted by ブクログ
シリーズ第7弾で最新刊。3話からなる一冊。今回も面白かった。
ドラマシーズン2を観て面白かったので原作を読み始めたが、既刊本を全て読み切ってしまった。8巻目の発売が待ち遠しい!
「違う世界へ行く方法」
異世界への通じるエレベーターを試した後に失踪した学生。異界に通じる手段が本当にあるのか?と思いきや、現実には思いがけない事件が隠されていた。私が大学1年生だった時は授業を詰め込んでいたので、時間を持て余すことはなく、毎日、忙しかったなぁと懐かしくなりました。
「沼のヌシ」
尚哉の(人生の)先輩である遠山さんが高槻先生への依頼を持ってきて再登場。
沼を埋め立てるとヌシ様の祟りがあると主張するお婆さん。娘が小さい頃にヌシ様のお嫁さんになったと言う彼女にも哀しい事情があった。
「人魚の肉」
今回の3話の中で一番短い話だけど、一番好きかも。著者の前作『憧れの作家は人間じゃありませんでした』から、あさひちゃんと林原さんが登場。嬉しいコラボ。
そして、沙絵さんの謎も語られた。
人魚の肉として供されるもの、怖い…。
Posted by ブクログ
やっぱりおもしろいわ…
今回は人間の弱さ、怖さかな…
もうひとりの高槻先生は気になりますが、怪異は…ほとんど感じなかったかな…
思わせぶりもまぁ良しとしましょう!
Posted by ブクログ
第一章「違う世界へ行く方法」第二章「沼のヌシ」第三章「人魚の肉」が収録されています。今回はすべての話でかつて怪異に巻き込まれてしまった高槻の内面や新たな力を身に着けてしまった深町の内面に踏み込まれた描き方がされており、人間であり続けてこの世界で生きていこうとする彼らの決意が示されていたと思います。第一章と第二章は現状から逃れたい、悲惨な出来事や秘密を夢物語にしたいという人の願いからの救済が描かれていた展開に対し、第三章では本物の怪異について触れられており展開の内容も若干他二編より異質な面が強調されていて面白かったです。
重い….….
沙絵さんの正体は、昔々、人魚の肉を食べて、不老不死になった、八百比丘尼だった、「人間で居たければ、自分は、人間だと思い続けなければならない。」という彼女の言葉が、重い。
Posted by ブクログ
違う世界へ行く方法
異世界エレベーターは裏世界ピクニックで初めて知った。
大学デビューできる者もいれば、挫折してしまう者もいる。
確かに自分の席が決まっていない大学というのは所属意識が芽生えにくいのかもしれない。
そして別のことにハマって行かなくなってしまう者も。
それが趣味や将来に関係することであればいいが、いろいろな罠があるからね…。
エレベーターの中で飴をくれようとする女。
異世界の食べ物を口にする怖さは尚哉の例で十分に分かっていたが、現実の方がよりリアルで怖い。
先日も海外のハロウィンのお菓子に、よく似たドラッグが混ぜられていた、という話もあった。
沼のヌシ
尚哉と同じ能力を持つ遠山再登場。
開発の為に埋めようと沼の工事を妨害する老女。
彼女の娘が沼のヌシの花嫁になっているからという。
子供の頃に行方不明になった娘の身に起きた真相とは。現実を受け入れ死を悼むことで死者を弔うことができる。
人魚の肉
沙絵さんと警察の人再び。
人魚の肉を出すという噂のレストラン。
ある肉が入荷すると変化するHP。合言葉を言うと特別な部屋で提供される裏メニュー。
不老不死というのは孤独だ。
個人的に沙絵さんの声は日笠陽子さんで脳内再生している。
高槻は櫻井孝宏のイメージだったんだけどなぁ。