【感想・ネタバレ】薬屋のひとりごと 15のレビュー

舞台は中華圏を彷彿とさせるとある大国。
元・市井の薬師であり、現・後宮の下働きとして日々を送る少女・猫猫(マオマオ)が、その知識と観察眼を武器に後宮で巻き起こる事件を解決していく、ミステリーシリーズ。
Webサイト『小説家になろう』で掲載され、大人気を博した作品です。

後宮に売り飛ばされた薬師の猫猫。
年に似合わず沈着冷静で頭のいい彼女は、後宮ではひたすら目立たないよう、大人しく過ごし、年季が明けるのを待とうとしていました。
しかし、そんな後宮で、皇帝の子が相次いで三人身まかられ、さらに現在も二人の妃の生まれたばかりの宮がどちらも衰弱するという事件が発生。
呪いとして片付けようとする周囲に対し、元・薬師としての性分がうずいて仕方のない猫猫は、何気ない気持ちから事件解決のヒントを匿名で投げ文しますが、それが宦官・壬氏(ジンシ)の目に止まってしまい……。

頭がよく、常に一歩引いた視点で物事を考える猫猫が、その博識を生かして事件解決にひと役かっていく姿がなんとも痛快な本作。
そんな彼女に執着し、活躍を後押しする美貌の宦官・壬氏との関係からも目が離せません。
やがて宮中の小さな事件を解決するうち、二人は国家転覆計画へと巻き込まれていくことに――。

作りこまれたキャラクターや世界観に、一度ハマったら抜けるのは至難の業!
コミカライズ版もあるので、ぜひどちらも楽しんでください!

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猫猫らしさ、爆発

もう、ハラハラドキドキ。
この病気なら、現代医学では
よほど進行しなければ、治療は手術によって
(薬剤投与の場合も)比較的スムーズに行えて
予後も良いはず。
しかし猫猫の生きた時代ではそれは無理。
生きた人間の腹を、かっさばくわけで。
しかもその人、天上人。

手術に必要な薬の種類、量、術前術中術後
麻酔も含めて問題山積。

その上もしも、の時には責任とわれて
まさに命がけ。

麻酔に関して忘れていたあの人が引っ張りだされ
(忘れられないあの人も)
術中あいつはまさかの理由で役ただず
(猫猫ブチギレ)
肝心のあの方はトラブって
さあ、どうなるのか。

天上人も、もしもの時に備えなければ、
で、王弟(と言う事になっている)、東宮問題も。

猫猫の知識と実力と、それ以上は深く考えない、
が、炸裂!
万が一、もしもの時には、毒を賜る事になるが
ちゃんと人数分苦しまずに楽にすむものを
用意しています、っていうのに
腹を抱えて笑ってしまった。

華佗の書にまつわる回はこれで一件落着かな、
今作も伏線となって、また新たな事案が
発生するのか、妻と妃の違いという話が
ふくらんでいくのか、もう次巻が待ち遠しい!

#笑える #エモい #ドキドキハラハラ

1
2024年03月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

皇帝と阿多の会話が切なかったです。
元々お転婆な阿多にとって、後宮での暮らしは苦痛な上に、子を産めないのに残留させられた恨みはあって当たり前ですよね…

壬氏の「一人で十分」ってのか猫猫しかいらないってハッキリ公言してるのに対して、それなら他の妃の元へ通わなきゃ良い発言の皇帝は、やはり分かり合えないんでしょうね。
妻にしたいけど妃にはしないってのも壬氏は猫猫の事判って嬉しいポイントでした。

水蓮がまさか皇帝の乳母でもあったとは!
水蓮最強説ですね。

0
2024年05月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

今回は主上の手術を成功させるために、医官総出で色々と頑張る話。
主上から呼び出されたときは、壬氏に出生の秘密をとうとうバラすのかと思ってヒヤヒヤした。
本編最後のあたりで、主上が猫猫に話しかけた内容のところ、大変面白かったです。

0
2024年05月14日

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事態が事態なので話が重い。いつものような笑いのシーンが少ない。復元した書を前に小躍りして鼻息荒い猫猫ぐらいなものである。
でも壬氏さまと猫猫の仲はなんだか落ち着いた感じで一応進展したといっていいのだろうな。

#笑える #深い #カッコいい

0
2024年04月13日

Kao

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帝の玉体に異変

華佗の書の復元が始まりテンションの上がる猫猫。
医官の選別が始まり、帝の手術対策チームに入ることに。
虫垂炎が破裂してしまう前にと準備万端いざ手術、というときになって異変を察知する猫猫。
その観察力はさすが。
手術が始まってからも思わぬアクシデントに見舞われ。
玉体に何か有ればタダでは済まないので医官たちも命懸けというのに、ここでも我関せず別次元の天祐にキレる猫猫。
こんな事態に冷静にやっぱり決めるところは決めてくれる羅門、かっこよすぎ。
帝に何かあれば東宮も幼いので政局が傾く。
手術前に帝、阿多、壬氏、そしてなぜか猫猫も呼ばれ、もし万が一帝に何かあった場合、壬氏にその気はないのかの確認。
もしかして壬氏にその出生の秘密を告げるのかとドキドキ。
サバサバしている阿多だが、やはり子を思う母。
阿多の苦しみが垣間見え。
それにしても帝にとって阿多と壬氏は特別なんだなぁと切なくなり。
知らぬは壬氏ばかりなり。
今巻もあっという間に一気読みしてしまいました。
個性的なキャラの登場人物たちの魅力が圧倒的で惹きつけられます。

#切ない #カッコいい

0
2024年04月03日

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大ピンチです

毎回、本当に面白いです。今回は、思っても見なかった大ピンチでした。皇族の男性が少ないということは、こういうことなのですね。ある意味、主上も現実を思い知ったという面もあり、ある意味仕方なかったという面もあり。前帝、女帝の時の無理がここにきて一部の人の肩にのしかかってきている。その中に巻き込まれる猫猫。でもその中でも彼女らしく生きているのは素晴らしい。それを望む壬氏様も素敵です。次巻も楽しみにしています。

#深い

0
2024年03月31日

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どんどん猫猫は逃げられなくなっていますね。途中の虎狼とのやり取りも、最後の方の天祐とのやりとり?暴言?笑も猫猫らしいというか面白かった

#エモい #ドキドキハラハラ #アガる

0
2024年03月30日

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やんごときなき方の悩みと手術

今回は、主上の思わぬ病と手術が、メインでした。猫猫の行動範囲は、宮中周辺でした。今までの活動範囲から比べると、ほとんど動いていないんじゃないの?というくらいでしたが、緊張感ありましたね。登場人物も医療班中心で、にぎにぎしい人たちはあまり登場しませんでした。反面、翠苓さんが良くしゃべったり、問題児の虎狼や天佑が登場したり今後どう絡んでくるのか楽しみです。前回の物語で発見された「華佗の書」は復元されて重要な手助けとなりました。次回は、割られた「翡翠牌」の謎が明らかになるのでしょうか。次回作が待ち遠しいです。

#切ない #ドキドキハラハラ

0
2024年03月30日

匿名

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バチバチ

雀さんと虎狼が思ってたよりもバチバチしてて笑った笑
乳兄弟の間柄も感じられて、高順もすごい人なんだと改めて感じた…

#じれったい

0
2024年03月29日

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今回は帝の病気が中心に話が進んでいます。なろうでは書かれていなかった手術中の出来事についても詳しく書かれています。
阿多の親心も垣間見れて沁みるわ。
ただ、しょうがないですが、イチオシの羅族の方々が全くでてこないのはちと寂しい。羅門は出てたか。

#切ない #ドキドキハラハラ

1
2024年04月09日

匿名

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良かった。

今回はかなりの 医療編でしたね。
もともと、薬屋の…ですが。
大変な事も無事すみ 最後の最後で 食事のシーンが良いですね。
二人とも ふたりでいることに 馴染んできた感じです。

#胸キュン #ドキドキハラハラ

1
2024年04月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

今回は真当な医療物。皇帝の虫垂炎の手術を中心にもしかの時のため遺書を書く皇帝の思いと月の君の思い。猫猫の為には良かった。

0
2024年05月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

まさかの皇帝が虫垂炎で外科手術する展開になるとは……
一瞬死んで壬氏が世を次ぐ展開になるのかと思った。
亀の歩みの猫猫と壬氏だけど、ちゃんと猫猫を大事にしようとしてる気持ちが伝わってきてニヤニヤしつつ読み終えた。あと今回はどちらかと言うと皇帝とアードォ妃の話がメインだったな。

0
2024年04月19日

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一大事!

主上の病気編。手術前もその後も含めて今までの糸も色々絡まり面白い。無事に手術は終了。今後の展開が楽しみ。

#アツい #ほのぼの

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2024年03月29日

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