【感想・ネタバレ】薬屋のひとりごと 9のレビュー

舞台は中華圏を彷彿とさせるとある大国。
元・市井の薬師であり、現・後宮の下働きとして日々を送る少女・猫猫(マオマオ)が、その知識と観察眼を武器に後宮で巻き起こる事件を解決していく、ミステリーシリーズ。
Webサイト『小説家になろう』で掲載され、大人気を博した作品です。

後宮に売り飛ばされた薬師の猫猫。
年に似合わず沈着冷静で頭のいい彼女は、後宮ではひたすら目立たないよう、大人しく過ごし、年季が明けるのを待とうとしていました。
しかし、そんな後宮で、皇帝の子が相次いで三人身まかられ、さらに現在も二人の妃の生まれたばかりの宮がどちらも衰弱するという事件が発生。
呪いとして片付けようとする周囲に対し、元・薬師としての性分がうずいて仕方のない猫猫は、何気ない気持ちから事件解決のヒントを匿名で投げ文しますが、それが宦官・壬氏(ジンシ)の目に止まってしまい……。

頭がよく、常に一歩引いた視点で物事を考える猫猫が、その博識を生かして事件解決にひと役かっていく姿がなんとも痛快な本作。
そんな彼女に執着し、活躍を後押しする美貌の宦官・壬氏との関係からも目が離せません。
やがて宮中の小さな事件を解決するうち、二人は国家転覆計画へと巻き込まれていくことに――。

作りこまれたキャラクターや世界観に、一度ハマったら抜けるのは至難の業!
コミカライズ版もあるので、ぜひどちらも楽しんでください!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

猫猫が西洋医学を学んで、再び生徒に行く巻。二人の関係がもだもだしていて、モヤモヤするが身分の違いやら何やらある設定のお話だから、仕方ないか。いや、そのもだもだしている駆け引きも読んでいるが楽しいが。雀がなかなか濃いキャラで面白く、個人的にはとても好きなキャラクターの一人。次の巻が気になるので、早速購入。別の積読が終わり次第すぐに読み進める。

1
2021年05月09日

ネタバレ 購入済み

馬一族

濃いーなぁ。
でも、好きです。
疑問なのは高順さん、1巻から出ていたキャラですが、馬が入ってないのですよね。
フルネームはなんだろう?

壁凸は笑いましたが、猫猫が心の整理が少し付いたようで安心しました。

猫猫は17歳→20歳(数え年)
壬氏は18歳→21歳
出会って三年
これ、結婚は、何巻になるのだろう?

因みに結婚後も気になりますね。猫猫は宝石より高級珍品がお好きですから。
破産するなよ、壬氏。

1
2020年05月26日

匿名

ネタバレ 購入済み

やぶ医者

やぶ医者が想像以上に使えない医者だってわかった笑
ほんとによく追い出されないでいたよ
最後のシリアス展開かと思っていたけど、今のところはそうじゃなかったし

#胸キュン

0
2024年02月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ


毎度の事ながらも、登場人物にまた強い個性が加わりましたね

西都へ行くことになり、壬氏の傷の治療や、羅門の過去から猫猫の更なる学びの変化に少しずつ物語が進んでいるのが次巻への期待につながります

ただ、謎解き要素が今回は少なめだったかなというのが少し物足りないので、もっと出してくれると面白いなぁと思います

0
2023年12月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 今回は猫猫にとって転換点だった回だったなあ〜と。8巻ラストから外堀作られてはいたけど。「華陀の書」の話はすごく深かった。今でこそ、そういうのを異端視するのが逆に世間離れしてる感があるけど、背景を推測するにそうじゃないんだなと。そんな中での羅半の考え方、素敵で見直した。姚も負けたくないだけじゃない気持ちで動いているの、きっと長い道のりだけど頑張って欲しいなって思った。
 そして西都への船旅がね。。。やぶさん(?!)の話は本当にオチがwwwだったけど羅漢さまのちゃんといいとこが出てたので名誉挽回できて良かったかな?!その前がひどかったけど。
 陸孫さんがちょっと心配だけど、どうなるのかなー。羅漢さまはそう上手く動かないぞ。

 ここからいつもの戯言
 壬氏ガッッチガチに外堀固めてきたじゃん???「壁凸」の意味を知って、ニヤニヤが止まらず歯を食いしばりすぎて歯を少し痛めました(バスの中で読むんじゃなかった)。いやー猫猫も大胆だなあもう。使いたければ使ってください言われても壬氏はそれ以上なんじゃないですかね。

0
2023年09月07日

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ネタバレ

羅門から出された宿題をこなした猫猫、桃、燕燕。
猫猫は無事?腑分けの作業に参加し、桃もできるようになるようにと野菜を切ることから始める。
西都行きも決定し、その中に羅漢もいるということに騙された!となる。
船旅の途中やぶ医者が行方不明という事態も起こるがなんとか解決。

今回も楽しく読ませていただきました。

0
2023年01月18日

ネタバレ 購入済み

進展?

おふたりの関係性に進展があったような、あまりなかったよう....???!!って感じでした。長期遠征とか好きなので今後の巻も楽しみです

#胸キュン #エモい #ドキドキハラハラ

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2021年12月29日

ネタバレ 購入済み

猫猫は羅門の事も壬氏さまの事も近くで見ていて、何かしら特別な感情を持つからこそ、2人の行動に対して怒りを感じてしまうのだろうなと思うと、なんだかんだで猫猫も優しい人なんだなぁと感じました。猫猫可愛い...

亜南のバルコニーでの出来事は、ありがとうとしか言い様が無いくらい私の好きな猫猫が詰まっていて、ありがとうってなりました。

それから、個性の強すぎる雀が面白くて好きです。私にも個性が...と言って語尾がどうのこうのと言っていた猫猫はもしかして、にゃんとでも付けようと思っていたのか...?可愛い

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2021年02月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 壬氏が猫猫に対して手段を選ばなくなったのは勿論、外堀もキッチリ埋めているのも流石です。
 
 そして、壬氏と帝の本当の関係も明らかに。とても切ないけど、それは絶対明かしてはいけないトップシークレット。やるせないです。

 猫猫も医官としての一歩を踏み出し、薬屋の範疇を超えてるのに何故かしっくり来てるのが猫猫ゆえですね。

 ヤブ医者の扱いがあまりに酷い(笑)それでも、運だけでここまで来れたのも凄いです。

 あれだけ攻めてる壬氏なのに猫猫が反撃に出ると、どうしてあんなにピュアなんだろう。ほっぺにチューで赤面する壬氏が可愛かったです。

 新キャラの雀が中々良いキャラで、この先も楽しみです。

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2021年02月20日

ネタバレ 購入済み

ついに

マオマオ、ついに(無意識かもしれませんが)ジン氏への気持ちが行動に出てきました。この辺りはなろうでは描かれていないので、買って良かったです。

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2021年01月30日

ネタバレ 購入済み

猫猫の性格確立期

合理的で論理的で、十分大人顔負けの冷静さを一巻の頃から既に持ち続けていた猫猫はいつも卓越してて性格も既に成長しきっているんだろうな〜〜と思って読み続けてきましたが、今回、彼女が自分の奥底の気持ちに気付いた最後の場面を見て、自身の新しい面、即ち、いつも合理的な理由で隠していた自分自身の優しさを受け入れた彼女を見て、更に大人になったのだなぁと思いました。それを通して恋にも素直になっていくのでしょうか。次巻は一年後かぁ〜待てません

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2020年05月11日

ネタバレ 購入済み

待ってた

いやーー、、新刊待ってました。そんでもって期待通りの面白さ。
前巻の衝撃のラストの影響で猫猫大変そうでした。笑
今回のお話は新キャラが登場します!この子もだいぶキャラ濃ゆかったです。笑

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2020年04月08日

ネタバレ 購入済み

待望の…

すごく楽しみに待っていたので、正直、これで終わり?という感が否めない。…これでまた、一年くらい待つのかな?つらい。
最近謎解き要素が減ってた気がするので、それがあったのは嬉しい。
猫猫と壬氏さまの関係は、進展していないようで、やっぱり猫猫の気持ちは変わったなぁと思いました。
続きが待ち遠しすぎます…

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2020年02月29日

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ネタバレ

医術の進歩への弊害。
壬氏様を羅門に重ねる猫猫。
羅門の優しさと不幸体質に不満に思うところがあるからこそ、壬氏様にはそうなってほしくないと思うようになるの、良い。
二人なら、そこのところバランスよく生きていけるような気がするよ。

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2024年05月28日

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ネタバレ

シリーズ第9弾。

前回ラストで行った壬氏の衝撃行動により、猫猫は薬師の領域を超えて医術を学ぶことに。
これまでも色々な場面で必要に迫られ、外科医に近いことを見よう見真似でしていた猫猫。今回は鬼のように厳しい劉医官指導の元、鶏、豚、牛、人間、と解剖の実技を次々とこなしていく。
さすが度胸あり向上心ありの猫猫。解剖をサクサクこなす姿を見ていると、このまま医官になれるといいのに、と思ってしまう。薬の知識もある実践向けの医官はどこでも必要とされるに違いない。

そんな猫猫、またもや壬氏について西都へ船で行くことに。
初登場の雀がいいキャラ。生真面目な猫猫と案外相性いいかも。
番犬・李白、乙女なやぶ医者と一緒の船旅はなんだか楽しそう。
雀のラストのセリフ「花街でも、宮中でも、人間は嘘をつきます。西都でもたくさん嘘つきがいますので、お気をつけください」は何かの前触れ?予言?

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2024年02月28日

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ネタバレ

8巻より先に読む事をお許しください(*´▽`*)

前巻で壬氏が自分を傷つけ、猫猫が秘密裡に治療
する関係になったようだ・・・薬屋から外科医へ
転進ささえられるのか猫猫、医官の実習を受けて
(政治的な必要性から)西都へ幹部たちが向かう
活躍の場が後宮から広がったものだ

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2023年07月04日

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ネタバレ

薬屋のひとりごと9巻。

壬氏の火傷の手当てのため、
外科の技術と知識を得ようとする猫猫。
いやいや、薬屋の話のはずなんですけど。
すったもんだあって、解剖もすることになるし、
どこへ話は転がっていくのやら。

戦になるかもしれない西都への壬氏の船旅に、
猫猫は仕方なくついていくことに。
なぜか養父が招かれたが、
代わりに宦官であるぼんくら医官を連れていく。

その医官がおばさんと間違えられて、
お遣いに出されてしまったのは笑えた。

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2022年08月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

今でこそ当たり前の西洋医学も昔は禁忌とされてたから、人の体を切るなんて信じられなかったのだろうなぁ...
しかもそれに携わる人も穢れるとされてたとはなんとも難しい時代。
けど結局新しい事を始めるって差別が付き物だもんなぁ...とか色々考えてしまった。
今回は任氏の方に猫猫が歩み寄るって言うイメージだった。
それにしても雀さん最高にいいキャラしてるな〜。
どういう人なのかもっと掘り下げて欲しい。

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2022年08月09日

ネタバレ 購入済み

ドキドキ…☆

もう任氏様 可愛い!(あっ!今は違うのか!)
コミックで見た印象や初めの頃を小説版で読んでいた印象よりも21歳の歳相応いやいや世間知らずでこどもっぽい感じがもう気を許せる人が居ない甘えの様で!本人狙って居る訳ではないだろうけど猫猫にはぐいぐい押すより側に居てもらえそう。立場があるから難しそうだけど…それでもどうしてもと望んだ物は手の中に。それだけでも幸せだよねぇ~。
羅漢も顔がわかったただ一人の人。その子供だから猫猫の顔もわかる。違う意味での執着の訳も判らなくないけど…。こちらは大変そう。
好いた惚れたがないけど…人間関係だけで面白い!雀さん最高↗️

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2020年08月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

2020.3月発行
壬氏のお腹の焼印の治療を
猫猫がすることに
(本格的な医者ではない猫猫は
 外科的技術を身につけたい)
意外だったけれど
変態軍師の一人
羅半(猫猫の義兄)の
男女の仕事観に共感した..
その通りだと思う

羅門が死体を解剖して
臓器を書き写していたことがわかる
この辺りは
江戸時代の"平賀源内”みたい
...だと思った
猫猫も医官達と腑分け(解剖)
を繰り返して
外科の腕を磨く
その後
壬氏達のお供で
西都へ船で向かう
途中 亜南に寄って
芙蓉元妃と再会(幸せそうにしていた)
元妃の代わりに亜南から
後宮に違う妃が入内予定
玉葉后の姪も入内予定
今回の後半は
雀(チュエ)さんが
面白い人物で面白かった
(動きが...可笑しい)

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2024年04月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

医術を学ぶことになった猫猫と、前回のやけどの治療の壬氏。進展するようで進展しない。最後の方でそれっぽいシーンがあるのがお約束になってくるんだろうか...。船旅はもっと長く続くのかと思いきや、下船して事件、そして解決。次巻では西都に到着かー。

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2021年08月23日

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