【感想・ネタバレ】岳飛伝 十四 撃撞の章のレビュー

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Posted by ブクログ

いよいよ残り巻数が少なくなってきました。で、今回の一番の見所は、やっぱり何といっても吹毛剣受け渡しのシーン。シシンとの邂逅も熱いし、そのあとのウジュとのやり取りも漢気でいっぱい。更に、最期にヨウレイの姿を見ることができたヤリツエツリとの対面にいたるまで、本当に素晴らしい章でした。あと、登場人物紹介を見ながら”あれ?ソウセイってどうやって逝ったっけ?”と思ってたら、なるほど、そういうことだったんですね。いつしかのテイテンジュを彷彿させる亡くなりかたで、これまたジンときました。ところで、リシュンはこれで最期なんですよね?ちょっと理解が追いつかず、最終的になぜ死に至ったのかがいまひとつピンときませんでした。年齢的に、水泳の負荷に耐え切れなかったってことですかね。

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2017年12月16日

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ネタバレ

戦狂いの金国。
人材を使い捨てにする南宋。
中華は梁山泊以外は生地獄だな、と感じた。

李俊が日本の十三湊で溺れた子を救った後に亡くなった。梁山泊に生き残った長老は九紋龍 史進だけになった。

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2021年11月11日

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岳飛と秦容が共闘。
ついに大規模な戦に発展しそうな気配。
梁山泊と金の戦いも始まりそうで発展か消滅か。
水の巨星が遂に墜つ。

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2019年03月12日

Posted by ブクログ

ついに岳飛・秦容軍と南宋軍、梁山泊軍と金軍の間に戦端が開かれた。
が、戦闘シーンはあまり多くない。

身辺整理を始めた顧大嫂、十三湊で日を送る李俊、病の気配濃厚な秦檜(しんかい)。
物語の終焉の気配が濃厚になってきた。

秦容は”古いものは、終らせる。”と考えている。
その古いものとは、国家の形なのかもしれない。
民衆の生活を圧迫する帝政、官僚組織。
しかしそれは突き詰めると、軍隊も重荷となりうるわけで、その辺をどう処理していくのか。

”宋を倒す革命の小説だった『水滸伝』。国家を建設する小説だった「楊令伝」。そして、『岳飛伝』は登場人物たち、それぞれの人生を照らし出す小説。”
解説・吉田伸子の文章に、しみじみその通りだなあと思い返す。

登場人物の人生を照らし出す『岳飛伝』でここ最近一番輝いていたのが李俊。
もう、こんなに格好いいじーさん絶対いないって!
”このうえなく、面白かった”
人生をそう振り返ることができたら、それは最高に幸せじゃないか。

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2019年02月12日

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ついに南宋へと進軍する岳飛と秦容。北の地で吹毛剣を手にする胡斗児。その一方で、十三湊で少年を助けて命絶える李俊。水滸伝の舞台から遠く離れていますが、津軽に住む私からすれば、逆にリアルを感じる場面でした。

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2018年02月04日

Posted by ブクログ

【174/10000】
ようやく2018の初読みです。
あと3巻で完結とあって、様々なことが大きく早く動いてきた巻でした。先が気になるところです。

さて、今年の五つの抱負と照らし合わせてみると…

①殺人が起きない:NO
戦で兵が死んだことはカウントしないつもりでしたが、捉えた敵の首を斬る(処刑)シーンは殺人かなということで…
(達成率:0%)

②女性作家の作品:NO
(達成率:0%)

③名作5冊以上:NO
このシリーズは名作と呼び得ると考えていますが、この抱負で想定していた意味での名作とはちがうので。
(達成率:0%)

④5冊を超える長編シリーズ読破:NO
完結した最終巻まで読んでない(読破ではない)ので
(達成率:0%)

⑤初読み作家10人以上:NO
(達成率:0%)

軒並み「達成率:0%」からのスタートとなりましたが、じっくりと頑張っていきます!

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2018年01月08日

Posted by ブクログ

ふたたび、中華に戦乱が始まろうとしている。
岳飛は南宋に侵攻する。は金が梁山泊相手に戦いを続けようとする。三つどもえの戦い。
そこに物流が絡み、戦いの様相も変化しきた。
新しい国はできるのか?
すこしづつクライマックスに近づいている感じがする。

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2018年01月20日

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