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このシリーズはどの巻を読んでも星5です!!
順調にお客さんを掴んできた小料理屋 “ゆきうさぎ”に思いがけない試練が!?
いつも冷静な大樹の実は弱いところや、碧との関係に注目です^^
今回もごちそうさまでした
6巻【あじさい揚げと金平糖】
十数年も消息不明だった大樹さんの叔父・零一が現れた事で、「ゆきうさぎ」存続の危機が訪れます。最初は本当に嫌な叔父さんという感じでしたが、徐々に彼の事情も語られ結局そう悪い人でもなかった…というのがこの作品らしいなと思います。大樹さんもお人好しだなぁとも思いますが、遺産相続とか金銭を巡る問題はドロドロして読んでいると消耗する事が多いので、多少ご都合主義でもまるく収まってホッとしました^^。そして今回はお弁当の話にジーンとしました。個人的に、碧ちゃんと父の玉木父娘が大好きです^^♪
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シリーズ6作目。
前作の終わり方がハラハラとした終わり方だったので
一騒動あるとは思っていたけど、
いつもほのぼのとしたゆきうさぎが
今回は少し激動な巻になっていました。
ハラハラさせられたけど、
同じくらいほろっとさせられた場面もあり
碧の教育実習初日の朝、
父親が一生懸命覚えた料理で作ったお弁当を持たせてくれ、
亡き母親に買ってもらったスーツを着て、
両親のエールを一心に受けたような気がして
何があっても頑張れる勇気がわいてくる!
と出掛けるシーンは、
ぐっときました。
それにしても、
前作で意味深な終わり方をしていた登場人物が一波乱起こし、
ラストはいい終わり方におさまるとは。
とにかく、いつものほっこりゆきうさぎになってよかった。
次作も楽しみになりました。
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叔父が現れたから今度こそゆきうさぎはどうにかなってしまうのではないだろうか、と思ってしまいました。
叔父さんの問題は根本的には解決していないのかもしれないけれど一応丸く収まってくれて一安心。
やっぱり根っからの悪人は出てこず。
碧ちゃんの恋も解決してくれてよかったです。
あれで次巻持越しになったら作者をきっと恨んでました(笑)
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・大樹の叔父登場。
ゆきうさぎの相続を知るや否や、財産分与をふっかけてきて、大波乱。
・雪絵女将のお友達の十和子さん登場。
穏やかなおばあちゃんは筑前煮をひ孫と食べていく。
・碧の教育実習スタート
・零一叔父とその娘の逸話
零一叔父はなんて強欲で自分勝手なんだと思ったが、
やはり雪絵さんの子供。
その心根は優しく、また自分の大切な人を守りたい一心から来るちょっと意地っ張りな性格だった。
最初から素直にさ…。
大樹の根っこを下ろした経営方針と展望が
うまく叔父の事情と結びついたのは見事。
大樹は料理人だけでなく、商売人だな、こりゃ。
そしてようやく、言ったか。
安心したよ、なんか。長かったな。
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今回は[ゆきうさぎ]の存続を巡って波乱の展開………。登場人物各々の過去の出来事も掘り下げられてとても面白かった。新たな助っ人も登場して[次]を読むのが益々楽しみになりました。
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☆4
今作はいつもの「ほっこり温かい」お話とは違い、「ゆきうさぎ」がなくなってしまうかもしれない!とハラハラドキドキのお話でした。(結末が気になって一気読みしてしまいました!)
「あじさい揚げ」がとっても美味しそうで…食べてみたくなりました❁⃘*.゚
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あわやゆきうさぎ閉店か、なお話。
零一さんとのぎすぎす感が丸くおさまってよかった!そして碧ちゃんとやっと付き合うことになってほんとによかった!
あじさい揚げ食べたい・・・
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今回のシリーズは色々な人間模様、少し重たげの内容だった。その中での父の蒼への手作りお弁当、ホロリと来た。
最後の最後にまとまった感があるが まだまだいろんな事が起こる予感‥
次シリーズに期待大!
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シリーズ6冊目もとても面白かったです。
前巻の終り方が不穏で続きが気になっていたのですが、今回ははらはらしました。
大樹さんのご家族のことが多くかかれていました。
結局は、雨降って地固まる…という、ゆきうさぎか良い方向に変化したのかな?というところです。これからが気になります。
大樹さんと碧もついに…!良かったね。
悪い人がいないって安心します。時々は、こういう世界にも浸りたい。
続きも楽しみです。
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遺産請求に現れた大樹の叔父、開店当初の先代と友人と現老婦人、碧父が大樹に教わる碧の弁当用料理、発熱と大団円。幾重もの視点。碧や叔父の父娘模様や碧父と大樹の近しさがこそばゆい。碧は優等生すぎて過去反抗期有が嘘のよう。悪い人が一人もいなくて、シリーズの芯の揺らがなさにほっこりする。おかずも甘味も幸福感。
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最初から、どうなることかと思ったけど、色んなことが
落ち着くところに落ち着いてよかった。
大樹と碧の関係も、いい感じだし♪
ここで完結なのかな。
めでたし、めでたし、でいいかもしれない。
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シリーズ第六弾。
小料理屋〈ゆきうさぎ〉を舞台にお送りする、連作四話+序章&終章が収録されております。
※今回の巻末レシピは、第二話「八十八夜の筑前煮」に登場した、先代女将・雪枝さんのご友人、十和子さんの思い出の一品である“筑前煮”と、表題作の第四話「あじさい揚げと金平糖」で大樹の叔父・零一さんが作った“あじさい揚げ”が載っております♪
前巻のラストで何とも不穏な雰囲気で登場したのは、大樹の叔父・零一さん。
彼は大樹に、亡くなった先代女将の遺産の遺留分を請求してきます。
その請求金額を支払う為には〈ゆきうさぎ〉を売却しなければならない・・?
急にやって来た叔父に、とんでも請求をされて途方に暮れてしまう大樹ですが・・。
さて、序盤から〈ゆきうさぎ〉大ピンチ?という展開で、こんな時こそ大樹の側にいてほしいタマこと碧が教育実習など諸々で忙しくて、バイトに入れないという状況・・でも、だからこそ“たまに来るタマ(スミマセン)”の癒しを実感できる、ということでもあるのですけどね。
第二話では先代女将・雪枝さんが〈ゆきうさぎ〉を始めた経緯の物語で、先代の頃からずっとお店に通ってきてくれている十和子さんのように、〈ゆきうさぎ〉を愛してくれている常連さん達の存在が心強いですね。
もし〈ゆきうさぎ〉が閉店してしまったら、十和子さんも悲しむでしょうし、何といっても常連の“ヌシ”・彰三さんが暴動を起こしかねませんからね!
一方、初の教育実習に臨む碧ですが、第三話「父と娘のお弁当」では彼女を見守る父・浩介さん視点の話なのですが、碧の為に大樹に教わったお弁当を作ってあげるという神っぷりで、本当に、この父娘の関係は理想的ですよね。
そして、父と娘といえば、第四話では大樹を悩ます叔父・零一さんと娘のめぐみさんの話も綴られます。
そう、一見非情に見えた零一さんにも、実はせっぱつまった事情があった訳でして、彼は腕のある料理人でもあるので、体調を崩した大樹のピンチヒッターをバッチリ務めてくれます。
巻末レシピにも抜粋された、零一さんの得意料理“あじさい揚げ”は、私これ絶対好きなヤツだわ~・・と、食べたくなりました。
ということで、一連の騒動を経て、ラストはちゃんと心温まる着地をしてくれるのが、このシリーズの良いところ。
さらに、終章「心が躍る店仕舞い」での胸キュン展開には、“つ、ついに来たか!”と顔がほころんでしまいました。
色々あったこの巻でしたが、今後の新体制〈ゆきうさぎ〉を見守っていきたいですね。