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ゆきうさぎシリーズ 2作目!
今回も温かい気持ちになるとても良い作品でした☺️
お品書きの“氷いちご” のように甘酸っぱい夏の余韻が残る素敵な作品です。
2巻【8月花火と氷いちご】
1巻が年末で終わったのにプロローグが夏だった事に首を傾げましたが、本編は2月から始まり終盤で重なってきました。タマ(碧)ちゃんのお母さんの生前の話やら、ゆきうさぎの先代女将とそのご主人(現店主・大樹さんの祖父母)の話やら、昔からの常連さんと娘さんの話やらと、このシリーズは家族の思い出やエピソードに素敵なメニューが乗っかっていて、しみじみとした美味しさを感じます^^♪
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とてもお腹が空く本だった。冬だけどかき氷が無性に食べたくなった。かき氷は捨て難いけど、ゆきうさぎの揚げ物ご食べたくなった。実際に近くにあったらいいなーと改めて感じました。
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前巻に引き続き登場人物とストーリーが優しくて好きです。
本当にいい人ばかり。
それに碧の大食いは相変わらず。
大学の講義があるからご飯二杯で我慢とは・・・我慢とは一体(笑)
ゆきうさぎの料理、食べてみたいなぁなんて今回も思っちゃうぐらい美味しそうでした。
角煮とメンチカツが好きだから特に食べたいです。
でもちょっとだけ引っかかったのは女の子が行方不明になったときに店員二人が同時に探しにお店を出ていったこと。
仕事的に大丈夫?
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美味しいご飯とそれを取り巻く人たちの日常がささやかな事件とともに描かれている。今回は若くして亡くなった碧の母のエピソードも描かれて切なくもあったが前向きに頑張ってる碧を応援したい。続編がたくさんあるので今後も楽しみです。
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☆4
第2弾
今作もとっても美味しそうなお料理がたくさん出て来ました❁⃘*.角煮にメンチカツ…小腹が空き始めた寝る前に読むと、お腹が鳴ってしまいそうです!
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前作に負けず劣らず美味しそうなごはんとそれを取り巻く人の温かさ
今回はハラハラはなく終始ほのぼの読めました
角煮とメンチカツがめちゃくちゃ食べたくなりました
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こんな小料理屋が近くにあったらと思ってしまうほど、料理がどれも美味しそうで飯テロ必至です。
短編がいくつか入っていますが、武蔵とこじろうという猫がとても賢いのかなんなのか、困ったときにとても頼りになり、可愛すぎます。シリーズものなので、大樹と碧ちゃんはこれから進展するのかもちょっと楽しみです。
読みやすい
一巻に引き続き、読みやすくおだやかな内容で癒されます。
ただ一巻では気にならなかった()内の碧の心の声や説明がちょっとクドく感じました。
また主人公ふたりが少し恋愛感情をもちはじめているような描写が多々ありましたが、恋愛では無い方が個人的にはいいかな。年齢差もあるし。そういう関係ではない方が読みやすい気がしました。
三巻以降でどうなるかはわかりませんが。
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そうかそうか、序章と終章だけは大樹の視点で書かれるんやったね。
前作を読んだときも、序章の掴みが相当強いので、本編が始まると時制にも状況にもややついていけへんのよ(笑)。(読解力!!)
もちろん面白くないわけではないねんで!! 今回は
「ん? (作中の)今は何月やっけ?」
と、思うことがたびたびあっただけで(読解力!!)、今回もめっちゃ面白かった。
あー、オレンジ文庫ほんま好きかも…。もっと蔵書に増やしてほしい…。
食べ物にまつわる思い入れとか、思い出とか、その「思い出」がすでに他界した家族のことやったりとか、「卯ノ花さんち」や「食堂つばめ」や、「みをつくし」、「ぼったくり」と、同じようなライン。
せやけど、やっぱりどれもそれぞれにおいしさ、じゃなくて、面白さがあるねんな~。
当たり前なんやけど、食べ物という私が好きなテーマでこれだけたくさんの作家さんの本が読めるなんて、幸せすぎるわ。
料理に関しては、「お刺身」の語源に「へえ~!!」と、なった。
魚を切っただけの料理(イヤイヤそれだけちゃうよ)やのに、「切」ではなくて「刺し」身なのは、切腹を思わせるから、だそうです。
江戸時代って、東日本と西日本ではお侍に対する扱いが全然違うねんな~。
きゅうりは食べない、とか、「居酒屋ぜんや」でもいうてはったもんな。でも、西日本ではばくばく食べてそう。
(でないときゅうりがここまでソウル野菜にはならんやろう)
(ソウル野菜って何やねん)
じゃあ「魚の切り身」とも言わなかったってことよね…。ああそうか、当時は魚を切り身で売ることはないか。(;^ω^)
でもほんま、切るのはアカンでも刺すのはエエんか…ちゅう話やった。
そして相変わらず、大樹と碧の関係はキュンなんだかそうでもないんだか(笑)。
この距離感で充分楽しめるからええねんけども、大樹と碧だけに限らず、この話の登場人物はみんなつかず離れずというか、お互いに寄りかかりすぎてないよね。
依存しすぎないというか。
お互いの存在が支えにはなってるけど、すべてをゆだねていないというか…。
武蔵と虎次郎という野良猫たちがその「つかず離れず感」を物語ってるかも。
玉木家のご夫婦の話でも、
「家のほかにも、自分らしく過ごせる場所を作るのは良いこと」
と、いうのに、
「ああ…」
と、なった。
私はこれがなかったから、夫婦としてやっていけなくなったな。
自分が仕事をしているうちはよかったけど、子育てで専業主婦になったらこの「自分らしく過ごせる場所」と、いうのがなくなっちゃったもんな。
そこで行き詰ったんやろうね~。
家を出たのは子どもたちが2年生と3年生のときやった。こんなふうな形にするんじゃなくて、普通にパートとして働くようにしていたら、また違う結末もあったかもしれへんね。
ちゅうのはタラレバやし、あのまま暮らしてたら働くなんてできひんかったやろうし。
働くっていうても、家族の協力がなかったら無理やしね~。
べつに現状に不満はないけど(将来に不安はあるとはいえ)、この経験の踏まえて、私は子どもたちの、「家以外でも自分らしく過ごせる場所」を、奨励しよう。
まだまだそんな年齢ではないんかな。わからん。でもそろそろ、口は出さず、目をかけるっていう年齢ちゃうんかな。
「自分らしく過ごせる場所」が常識的な範囲のものであったら、そこには干渉しないという気持ちでいなければ…。
私にも、中学生や高校生のころは「自分らしく過ごせる場所」っていうのは、あったもの。
そこは未だに私にとってのいい思い出やったり、宝物やったりするなあ。
10代のころにそういう場所を持っていたため、20代になってからそういう場所を持てなかったのは
「大人になったから仕方がない」
のかと思ってたけど、そんなことはなかったのかも。
大人になったからこそ、そんな「自分らしくいられる場所」っていうのは必要なんやね。
普段なかなか「自分らしくいる」ってことは、できひんもんね(ふつうの社会人なら)。
うまくやってた20代後半のころは、そういう場所もあったなあ。
産後はなくなっちゃって、今に至る。(;^ω^)
フォーティーズの今は、もちろん、ありますよ。
逃げる逃げるー。私も11月で逃げるよー。(引用)
■■■■
■サバラン
フランスの焼き菓子
■初穂料
神社に祈祷やお祓いなどをお願いするときに、その謝礼として支払うお金を初穂料と言います。
(2017.07.08)
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我が物顔で友人をバイト体験に招く碧や人間染みた行動を取る猫に微かな違和感があったけれど、後者は何者なの?の一言でしっくり来た。先代が唯一教えてくれなかった角煮の秘密、お嬢様なことみと一人暮らしの玲沙のプチ喧嘩、碧の母の生前の教え子の高校生の来店等。全体を包む優しくてほっこりした雰囲気と料理が温かい。
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今回も、あったかくておいしい料理が色々♪
角煮って、ちょっと時間と手間はかかるけど、おいしいし、色んな食べ方があるのがいい。じっくり煮込んでほろほろになると最高。
碧と友人たちのエピソードも微笑ましい。
雪村さんには、碧ちゃんへの気持ちがありそうなんだけど、碧ちゃんがそれに気付くのはいつになるやら。蓮くんはとっくに気付いているみたいだけど(笑)
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シリーズ第二弾。
小料理屋〈ゆきうさぎ〉を舞台にしたハートウォーミングストーリー。連作四話+序章&終章が収録されております。
今回もほっこり安心の読み心地でした。
何故か大樹にレシピが教えられなかった、先代女将秘伝の豚の角煮から、ギクシャクしてしてしまった友人との仲直りの手まり寿司、思い出のメンチカツ、そして〈ゆきうさぎ〉夏の新メニュー・日替わりかき氷・・等々。
美味しいメニューの数々と、〈ゆきうさぎ〉を巡る人々の心温まるドラマに癒されます。
とろとろの角煮も美味しそうだし、個人的には揚げたてサクサクのメンチカツに魅かれましたね。
で、このメンチカツのエピソードが第三話「5月病にはメンチカツ」でして、碧の亡くなった母で教師をしていた知弥子さんと彼女の教え子・七海さんの素敵なストーリーにグッときました。
そして、皆を〈ゆきうさぎ〉に導いてくれる、野良猫の武蔵&虎次郎(ムサシとコジロー・・巌〇島ではないですがww)が、いい仕事してくれております。
第三話で七海さんを〈ゆきうさぎ〉に連れてきたり、第四話(表題作)「8月花火と氷いちご」でも迷子になった朋夏ちゃんを見つけて教えてくれるなど、ナイスサポートの猫たち・・てか、君らは何者?神様ですか?と、あまりの賢さに不思議な存在に思えてきました。
ラストは大樹の家で、若者たちが皆でワチャワチャ楽しそうに花火をしていて、仲よき事は美しき哉・・と平和な気持ちになった次第です。
このシリーズの登場人物は皆あまりクセがなくて、悪く言えば“キャラが薄い”のですが(猫の武蔵が一番キャラが立っているかも?)、シリーズが進んでいくうちに深みが出てくるかも・・と期待しております。
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春から夏の間の話。
・2月はとろとろ角煮で先代の味を追い求め
・4月は碧の仲良し友人らが行き違いに
・5月は碧の母の教え子との再会
・8月は大樹の知り合いの雅晴と娘が来店
ほのぼのした日常と思い出とこれからと。
なんだか大樹たちの日々を覗き見ている気にもなるが。
日々不変の積み重ねだけれど、
そうして変化していったものが良い方向に変わっていきますように。
碧、よく食べるな。
羨ましい。
そして大樹との仲が気になるところだが、まだスタートラインについてなさそうだ。
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★月日は駆け足のごとく過ぎ、決して戻りはしないからこそ。自分のそばにいてくれる、気兼ねのない相手とこうして過ごすひとときは、大事にしていきたいと思うのだった。
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’’伝統’’は続いている感じが何ともいえない雰囲気で良いなと思った。「○○の味」みたいなものを経験してみたい。それとは逆に、時は続いているけど決して戻らない、今が特別という上の言葉にとても共感。
コロナ禍だったからこそ共感できる部分もあったのかなと。
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シリーズその2。
やはり続編の方がキャラクターのことが分かっている分読みやすいですね。
そしてメンチカツ食べたくなります。とても。
しかも揚げたて笑
美味しいご飯とほんのり恋心。
続編もゆるゆる読んでいこうかなと思います。
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シリーズ2巻も面白かったです。
料理が美味しそうなのはもちろん、登場人物たちが良い人ばかりなので安心してほっこりと読めます。
常連の人たちのお話や、新たな登場人物のお話も穏やかで良かったです。
新たな猫もかわいい。
今は冬ですが、お花見に花火、かき氷と、これからの季節が楽しみになります。
続きも楽しみです。
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小料理屋「ゆきうさぎ」でバイトを続けている大学生の碧。若店主の大樹は最近、豚の角煮の研究をしている。先代の女将が唯一レシピを教えてくれなかった料理だそうだが、その理由とは一体……?ほか、碧と友人たちとのケンカや仲直りの手毬寿司、生前の母の教え子の思い出のメンチカツ、再会のかき氷など。
相変わらず良い人しかいなくて大変ほっこり。良い人というか、秘密を抱えた人がいないというか、秘密を引きずって話を進めるタイプの本じゃないのでするする読める。だからその分ちょっと盛り上がりは足らないのと、登場人物同士の踏み込みが足らないのでちょっと物足りなくはある。まあでもこの本はこの空気のまま平和に終わってほしい……。