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3巻【熱々おでんと雪見酒】
毎度変わった料理は出て来ず、家庭料理をプロが手をかけて作る美味しさを感じます。読んでいると、私はお母さんのご飯を食べたくなります。そして、巻を重ねるごとに過去や現在の家族・友人の輪が重なって、しみじみ"美味しく"なる物語だなぁと思います。「おいしいものは人の心を軽くして、楽しい気分にさせてくれる。からまっていた糸をほぐし、会話をはずませてくれる力がある。(本文より)」問題や蟠りを、優しく美味しいモノで解決してくれる物語。ほっこり心が温まるシリーズです^^♪。
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今回も悪い人が出て来ないし料理も美味しそうでほっこりする一冊でした。
好きなシリーズです。
親友同士が商店街と商業施設に別れてしまったのが唯一緊張したけれど平和的に解決したのもよかったです。
2人の子供カップルはロミオとジュリエットかよと思ったけど(笑)
大樹が食べる人を想っているから暖かい雰囲気の「ゆきうさぎ」ができるんだろうなぁ。
こんなお店があったら私も通います。
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人々の優しさと大樹の人を幸せにするご飯の数々に、読んでいる私も素敵な時間を過ごせました。
このシリーズは読み手を決して不快にさせません。
また出てくる料理も私たちに身近な料理や一度は食べたことのあるご飯たち。
読み終わるとごちそうさま、と言いたくなるような素敵な物語でした☺️
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☆4
シリーズ第3弾
今作もほっこり温かい気持ちになりました❁⃘*.゚
「牛肉のしぐれ煮」と「おやき」がとっても美味しそうでした(*´˘`*)♡
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1巻、2巻をだいぶ前に読んでからずっと積んでしまってた本。
相変わらず出てくるご飯が美味しそうで美味しそうで、読む時間帯を間違えるとお腹が空いてしまって困る。
初めの大樹の弟のお嫁さんの話が印象に残ってる。
周りの人がどれだけ優しくしてくれてても、落ち込んでマイナスに行ってしまう気持ちが凄くよく分かって。
また、元気になった話も読みたいな。
大樹とタマちゃんもすこーしずつ気持ちに変化が出てきて、どうなるのか楽しみ。
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このシリーズの何がうらやましいかって、大樹と碧の甘酸っぱい関係ではなく、
食べても太らない体
ですやんね…。笑
碧の食べっぷりは大樹じゃなくても見てて気持ちがいいし、また自分で「食べてもこれ以上太らない」と、言えるところがものすごいうらやましい…(笑)。
さて、このシリーズも、おいしい食堂に集まるいろんな人の悩みをおいしい食事で解決したりしなかったりする話。
そこで働く大樹と碧ちゃんの間に何かしらの進展が生まれそうで、そこはそこでもうれつにキュンキュンするんやけど、それはさておき。
ひかるさんのこととか、桜屋とくろおやの確執が解決していくさまは
「展開、はやっ!」
と、思わなくもなかったけど、いやいや、おいしい食事は人の心を解かせるんやもんね。
パッと進展するよね。
そんなに間をあけて読んでないと思うんやけど、大樹と双葉の関係はさっぱり忘れてしまった。
そういえば、「ゆきうさぎ」に取材がきて云々、って話、読んだかな…。
それこそ私の方が「小骨が喉にひっかかる」ような気持ちで読んでしまった。
星花と慎二では、星花ちゃんのほうが長身なのね…。なんか、新鮮。そういえばこの子はスラッとしてる表記やっけ。
ほんで、碧ちゃんはふんわりしたイメージ。特段美女でもないけど、愛嬌がある、みたいな。
「和菓子のアン」のアンちゃんみたいな感じかな。
大樹は長身のイケメンらしいけれど、素朴な女の子がヒロインっていうのはなかなかいいね。
素朴な男子がヒーローっていうのは、なんでか読んでて花がないなあと思ってまうけども(笑)。
長身でイケメンなのに料理もできて、碧に対してストレートにやさしさが表現できる大樹ってもう何だ。
神か。
旅館の息子っていう設定とか、でも家業は継がずにおばあちゃんの小料理屋を継ぐとかもう何だ。
神やな。
大樹のこういうストレートなやさしさは、おばあちゃんの存在も大きいかもしれへんな。
今回の話で碧ちゃんが成人式を迎えてたし、大樹は二十七才…?
そう思うと、結構な年齢差があるね。
今回もきれいな新刊文庫で、ありがとうございました…!
オレンジ文庫の蔵書がじわじわ増えてると思う。やったー。
■■■■
■オーバル型
Posted by ブクログ
大樹と雑誌記者の双葉さん、元は仲良しだった洋菓子店主と和菓子店主の関係が修復でき、読んでる方も胸が熱くなりました。。
大樹と碧の関係も進展しそうな雰囲気が良いですね~
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シリーズ3巻も面白かったです。
ゆきうさぎ、こんな小料理屋さんを行きつけにしたいとますます思いました。
拗れていた人の仲も、解かれ癒されていくこの作品の優しい世界が好きです。
大樹とタマの仲はこれから、恋愛に発展していくのかな…でもゆっくりゆっくり、穏やかだといいです。
おやき美味しそう、と思ったら巻末にレシピが載ってました。挑戦したい。
続きも楽しみです。
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あの騒動にもきれいに決着がついてよかった。
商店街と大型モール、それぞれにいいところがある。共存できるといいのだけど。とにかく、旧友間のわだかまりはきれいに溶けてなくなって一安心。
蓮くんの将来に関わる大きな分かれ道が示されて、続きが気になる。
巻末にレシピが掲載されているのも嬉しい♪
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シリーズ第三弾。
小料理屋〈ゆきうさぎ〉を巡る“おいしい”ハートウォーミングストーリー。連作四話+序章&終章が収録。
そして、この巻から巻末にレシピがついております~♪(今回は“牛肉のしぐれ煮”と“おやき”)
大樹の弟・瑞樹の妻で大樹の幼なじみでもある、ひかるが何故か変装して〈ゆきうさぎ〉を訪れます。
大樹の実家の家族の好物ばかりを注文するひかるには、どうもお悩みがあるようで・・。
はい。今回も大樹のお料理に癒されております~。
瑞樹の好物“牛肉のしぐれ煮”。10年前に人生に挫折していた男性を救った“熱々おでん”。仲違いしたオジサンたちの仲直りの橋渡し役(?)“だし巻き玉子”。商店街活性化のイベント用の限定メニューの“おやき“等々・・。
個人的には、巻末レシピにも抜擢(?)された、“おやき”(具は“ナスの肉味噌炒め”と“林檎とさつまいも”)が特に美味しそうで食べたくなりました。
大樹のソツのなさは相変わらずで、大学祭でから揚げの模擬店を出す碧の友達に作り方を指南したり、瑞希の好物のしぐれ煮をうまく作りたいひかるに協力したりと、いいヤツぶりを発揮しております。
そして、シリーズ一作目で、〈ゆきうさぎ〉が嫌がらせを受けるきっかけになってしまった記事を書いたライターさんとも和解して今日も平和な〈ゆきうさぎ〉です。
そういえば〈ゆきうさぎ〉のスタッフは店主の大樹をはじめ、バイトの碧(タマ)と菜穂(ミケ)も20代という若さなのですが、常連客の年齢層がお高め(てか、ほぼオジサン)なんですよね。
大樹の料理が、先代女将の味をしっかり引き継いで美味しいというのは勿論ですが、スタッフ三人の人柄が居心地の良い空間を作っているのかなぁ・・なんて思います。
話の内容でもありましたが、駅ビルに押されて、生き残りが難しい商店街の中で、いつまでも地元の人達に愛される〈ゆきうさぎ〉のようなお店って素敵ですよね。
大樹と碧の仲の良さが増していっているのも微笑ましい限りです。
終盤では桜屋洋菓子店の息子で、南青山のパティスリーで働いている蓮がロンドンに行くかどうか迷っていましたが、どう決断するのでしょうか・・。
今回出番の少なかった、野良猫の武蔵&虎次郎の活躍ももっと見たいので、その辺含めて次巻に期待したいですね。
Posted by ブクログ
・大樹の弟の奥様登場。
トラウマな出来事により、自分に自信がなくなり、仕事も出来なくなった悩みを抱いて来店。
・駅前再開発による商店街の土地売買にまつわる話
二進も三進も行かなくなった男性、和菓子屋と洋菓子屋の溝
・梅雨の時期の客寄せキャンペーンで新作おやき誕生
どれもこれも、見守る温かな姿勢の大樹とおいしいご飯に囲まれて、少しずつ誤解や悩みが和らいでいく。
どちらにせよ、人間関係は対話してこそなのだけど。
碧と大樹は牛歩のようで、その距離縮まらず。笑
Posted by ブクログ
★ときに本音をぶつけ合うのは決して悪いことではない。そうしないと相手の真意がわからないこともある。そのために「言葉」というものがあるのだから
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小料理屋って色々なエピソードがあるなと思った。常連同士がその店で10年来の仲になる...ってあたりまえじゃなくて奇跡...。2巻同様、○○の味を伝えていくって責任あることだと思った。
Posted by ブクログ
シリーズ第3弾。新キャラクターも好印象!
おいしいものは人の心を軽くして、楽しい気分にさせてくれる‥その通り!おいしいものを食べてる時、怒っている人はいないものね♪