感情タグBEST3
後宮シリーズ三作品目の氷希×翠蝶の子供たちが出てきて、大満足な一冊でした。兄弟たちがとても仲良しでいいですね!
両親に大事に育てられたんだろうなー、というのが兄弟同士のやり取りから察せて、ほくほくしました。
呂守王夫妻、一番好きです、シリーズの中で。
五爪の龍の…、の予言がとても気になって仕方がなく、この先どういう展開が待っているのか、その場面がどの作品に出てくるのか、どきどきわくわくしています。
それにしても、今回の主役たちは、とても純粋で素敵ですね。こんな男性に見初められたら幸せしかないだろうに…。もどかしくて仕方がありませんでした(笑)。
シリーズ6作目【樂】
3作目夫婦(氷希×翠蝶)の息子・元炯と、彼に下賜された宮妓・彩媚の物語。彼らの子が皇帝になって、3作目での翠蝶への予言が現実になるのね~と感慨深い1冊。シリーズが進むごと、色んな繋がりが複雑化していくのが楽しいです(メインキャラだけでなく、脇キャラ・モブキャラも結構繋がりがありって面白いです)。前作迄のキャラ達が顔を出すのも嬉しいですが、1作目から半世紀以上…と言うか一世紀近く経っているのでお亡くなりな方もいて寂しくもあります。さて、メイン夫婦ですが、今回は純朴な夫と貧乏性な妻で今迄に無い感じが良かったです^^❤
シリーズ第1巻の主人公の恵兆王妃が天寿を全うして亡くなったということが話中で描かれていて、シリーズが長く続いていることを実感しました。番外編についていた短話で、老齢になったこれまでの登場人物が過去を振り返り、穏やかな日々を過ごしている様子が描かれていました。本編で波乱万丈の生活を送っている登場人物も、いつかはこのように穏やかな生活を送ることができるように、と願います。
Posted by ブクログ
勇猛果敢な武人高元炯は帝の宮宮妓の舞に一目惚れし、数年後に側妃に迎えるが、その幽彩媚に拒絶されていることを知る。それには訳があったのだが、山あり谷ありの後に、めでたしめでたし。こういうのは、最初なかなかつらいですねえ。それにめげない元炯が大物だなあ。それにしても、宮廷は毒を盛るのが頻発して、怖い怖い。前巻の李寧妃が重要な役割で出てくる。
後宮シリーズ
読み進めて行く内に、段々と失速していく感が否めません。1巻目が面白かったのでシリーズを購入しましたが、毎巻変わる主人公、テーマありきで詰め込み過ぎの展開。薄っぺらい言葉のオンパレードで、感情移入も、何も感じず・・・。残念です。