後宮詞華伝 笑わぬ花嫁の筆は謎を語りき

後宮詞華伝 笑わぬ花嫁の筆は謎を語りき

605円 (税込)

3pt

甘く切なく……「書」をめぐる中華後宮ミステリー! 継母から冷遇され笑顔を失った淑葉の慰めは、亡き母に教えられた書法に親しむこと。しかし、その能書の才さえも継母によって奪われてしまう……。そんな絶望の淵に沈む淑葉の元へ突然、皇兄・夕遼との政略結婚の命が下る。しかし、真に望まれていたのは淑葉の妹・香蝶ということが分かり!? すれ違う二人を繋ぎ、想いを伝えるのは、笑わぬ花嫁の筆ひとつ…! 婚儀から始まる中華麗麗恋物語。

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後宮シリーズ のシリーズ作品

1~12巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~12件目 / 12件
  • 後宮詞華伝 笑わぬ花嫁の筆は謎を語りき
    605円 (税込)
    甘く切なく……「書」をめぐる中華後宮ミステリー! 継母から冷遇され笑顔を失った淑葉の慰めは、亡き母に教えられた書法に親しむこと。しかし、その能書の才さえも継母によって奪われてしまう……。そんな絶望の淵に沈む淑葉の元へ突然、皇兄・夕遼との政略結婚の命が下る。しかし、真に望まれていたのは淑葉の妹・香蝶ということが分かり!? すれ違う二人を繋ぎ、想いを伝えるのは、笑わぬ花嫁の筆ひとつ…! 婚儀から始まる中華麗麗恋物語。
  • 後宮饗華伝 包丁愛づる花嫁の謎多き食譜
    627円 (税込)
    “偏食”皇太子と身代わり花嫁が紡ぐ、おいしい中華後宮ミステリー! 都で腕利きの料理人として働いていた鈴霞は、ひょんなことから皇太子・圭鷹の正妃に迎えられることになって――!? しかし、圭鷹は妻を愛せない。それどころか、誰のことも……。君王となるために周囲から心を閉ざし、自ら育てた奈落芋だけを口にしている“偏食”皇太子を前に鈴霞は!? 始まりは、偽りだらけの政略結婚だった……。身代わり花嫁の美味なる食譜(レシピ)が謎を解く、中華後宮恋物語。
  • 後宮錦華伝 予言された花嫁は極彩色の謎をほどく
    627円 (税込)
    大好評! 中華後宮ミステリー第3弾! 赤子のときの予言により、後宮入りを期待されて育った翠蝶。ところが皇帝ではなく皇弟・氷希と結婚させられてしまう。彼は右目に傷痕があり、夜をともにした女性にもうつるといわれている。だが結婚して半年、氷希が翠蝶の臥室を訪れることはいまだなくて……!? 翠蝶の、とある秘密を知られてしまったことから氷希との距離が縮まっていくのだが――。すれ違う想いが絡まりあう中華後宮恋物語。
  • 後宮陶華伝 首斬り台の花嫁は謎秘めし器を愛す
    627円 (税込)
    凱(がい)帝国の三人いる公主のうち、今まで一度も縁談が来たことのない長女・鳳姫(ほうき)を見初めたのは、野蛮な国と名高い鬼淵国(きえんこく)の若き王・神狼。周囲が同情を寄せるなか、鳳姫は父王の命令ならば従います、と覚悟を決めていた。というのも、鳳姫は母妃の不実によって生を受けたにもかかわらず、父王の慈悲により真公主として育てられた負い目があったから…。そんな鳳姫が見つけた、真実の愛とは!? 【目次】第一章 青花は密やかに恋を語る/第二章 忘れえぬ恋とふたつの陶枕/第三章 星映しの馬は久遠の恋を誓う/あとがき
  • 後宮幻華伝 奇奇怪怪なる花嫁は謎めく機巧を踊らす【ミニ小説つき】
    627円 (税込)
    【電子版限定・ミニ小説つき】12人の妃を一度に娶った凱帝国(がいていこく)の崇成帝(すうせいてい)・高遊宵(こうゆうしょう)は、すべての花嫁を出自に関係なく同じ位に拝命し、床を一緒にした者から順に位を上げていくと宣言した。そのため、花嫁たちは皇帝の気を惹こうと必死に競い始めるのだが、ただ一人、化学好きの令嬢・緋燕(ひえん)には全くその気が起きない。緋燕が後宮に入ったそもそもの理由、それは「貴重な科学の本が読めること」、そして「復讐」にあって…!? WebマガジンCobalt掲載作、本編の6年後を舞台に繰り広げられる「『後宮幻華伝』番外編 この恋が記憶に変わるまで」を追加収録!
  • 後宮樂華伝 血染めの花嫁は妙なる謎を奏でる【ミニ小説つき】
    627円 (税込)
    【電子版限定・ミニ小説つき】三年前の春、帝の従弟で武人の高元炯(こうげんけい)は、紫の衣をひるがえして舞う後宮の宮妓・幽彩媚(ゆうさいび)に一目惚れをした。以来彼女のことが忘れられずにいたが、恋愛に奥手な元炯は心の中で彼女を思うことしかできない。しかし蛮族の制圧で武勇を馳せた元炯は、褒美として皇帝から彩媚を下賜されることになり、2人は結婚することになる。元炯の初恋は実ったかに見えたが、実は彩媚は大の武人嫌いで…? WebマガジンCobalt掲載作、「『後宮樂華伝』番外編 今宵、月華に君を想う」を追加収録! 皇族殺しの罪で死を待つ皇妃、行き違った想いから数十年の時を無にした兄弟、数十年の時を経てなお愛を深め二世を誓う王と妃、そして、愛しい夫の言葉で、亡き母への想いを昇華した花嫁。月の光が降り注ぐなかで語られる、珠玉の挿話集。
  • 後宮刷華伝 ひもとく花嫁は依依恋恋たる謎を梓に鏤む
    627円 (税込)
    幼い頃、母が皇族殺しという大罪を犯し、自身も母に斬りつけられたため、心身に深い傷を負った高秀麒は、崇成帝の皇子でありながら<ごくつぶしの六皇子>として日陰を生きてきた。そんな秀麒のもとに、皇太子の花嫁候補・念玉兎が花嫁になりたいと名乗り出てきた。秀麒に一目惚れしたというのが表向きの理由だったが、本当の理由は密かに関わっていた本の刊行の仕事を続けたかったためで!?
  • 後宮麗華伝 毒殺しの花嫁の謎咲き初める箱庭
    627円 (税込)
    <聖女の箱庭>を意味する瑠弥麗火宮で園林の花々と共に隔離されて育てられた泥蝉王女、朶薇那。後の名を戻露珠は、凱の軍平に襲われそうになった折、助けてくれた異国の皇子・高透雅のことを片時も忘れることはなかった……。紆余曲折の末、透雅の妻として迎えた初夜。二人の想いはすれ違って――!? 愛を信じることのできない透雅を、露珠は愛する花に想いを託し解きほぐしてゆく――。
  • 後宮瑞華伝 戦戦恐恐たる花嫁の謎まとう吉祥文様
    627円 (税込)
    冷遇されていた皇子、高垂峰は悲願の王座にのぼった。だが内実は太上皇の傀儡で、名ばかりの皇帝に甘んじる日々。競って媚びを売る後宮の美女たちにも全く興味を持てずにいた。風変わりな妃嬪・危夕麗を知るまでは。吉祥文様を愛する生き生きとした勝気な瞳に、垂峰はなぜか目を奪われてしまう。悲しき亡霊たちが彷徨う絢爛豪華な宮中で、恋を信じられない二人はやがて互いに惹かれ合い!?
  • 【電子オリジナル】紅き断章 すべて華の如し(後宮シリーズ短編集)
    715円 (税込)
    露珠と同じ赤髪の芙羅を娶り、高齢となった今も彼女ただひとりを愛する高猟月。その猟月に近ごろ異変が……?(「朱赤の求婚」より)高透雅が露珠とともに呉荘太妃のもとへ。軋轢が生じていた義母から初めて語られた過去の事件に、透雅は……。(「八十年の約定」より)禁じられた恋、叶わぬ恋、秘めた恋……。「後宮」シリーズの愛すべき登場人物たちがおくる日常や切ない想いを描いた珠玉の中華後宮短編集。【目次】笑わぬ花嫁の手巾は恋を語りき(「後宮詞華伝」番外編)/この恋が記憶に変わるまで(「後宮幻華伝」番外編)※電子版「後宮幻華伝 奇奇怪怪なる花嫁は謎めく機巧を踊らす【ミニ小説つき】」収録作を再収録/薄紅色の雨音(「後宮樂華伝」番外編)/花食らう狼(「後宮麗華伝」番外編)/永生の華(「後宮麗華伝」番外編)/朱赤の求婚(「後宮麗華伝」番外編)/八十年の約定(「後宮麗華伝」番外編)/月の華燭(購入者特典)
  • 後宮剣華伝 烙印の花嫁は禁城に蠢く謎を断つ
    638円 (税込)
    凱帝国皇帝・高勇烈は、皇后・李宝麟を嫌っていた。不仲の皇太后の息がかかった后妃だからだ。一度も床を共にせず互いに顔も見ないよそよそしい関係に嫌気がさしていた宝麟は、気晴らしに氷嬉(スケート)に興じていた時に宦官と知り合う。なぜか彼の前では自分を飾らずにいられる宝麟。だが、彼は実は同じく身をやつしていた夫・勇烈だった。互いに正体を知らないまま惹かれ合う二人は…!?
  • 【電子オリジナル】白き断章 すべて雪の如し(後宮シリーズ短編集 二)
    715円 (税込)
    皇族殺しの罪で死を待つ皇妃、行き違った想いから数十年の時を無にした兄弟、数十年の時を経てなお愛を深め二世を誓う王と妃、そして、愛しい夫の言葉で、亡き母への想いを昇華した花嫁……月の光が降り注ぐなかで語られる、珠玉のエピソード。(「今宵、月華に君を想う」より)。「灰龍の案」から三年。先代の帝・豊始帝と普寧妃の間に生まれた碧蘭公主は、両親の顔もその死も知らぬまま、成長していた。李太后に養育され、何不自由無く暮らす碧蘭公主だったが、いつしか、かつて母が命を落とした地に建立された「天鏡廟」へしばしば詣でるようになっていて……?(「愛日の夢」より)。「後宮」シリーズの愛すべき登場人物たちがおくる日常や切ない想いを描いた珠玉の中華後宮短編集、第二弾!! 【目次】玉塵(「後宮詞華伝」番外編)/永久よりも長く(「後宮錦華伝」番外編)/今宵、月華に君を想う(「後宮樂華伝」番外編) ※電子版「後宮樂華伝 血染めの花嫁は妙なる謎を奏でる【ミニ小説つき】」収録作を再収録/黄金夕景(「後宮樂華伝」番外編)/密やかな守歳(「後宮刷華伝」番外編)/免罪の杯(「後宮刷華伝」番外編)/七生夫婦(「後宮刷華伝」番外編)/宿世の兄弟(「後宮刷華伝」番外編)/火樹銀花(「後宮瑞華伝」番外編)/愛日の夢(「後宮瑞華伝」番外編)/命の証明(「後宮瑞華伝」番外編)/一陽来復(「後宮剣華伝」番外編)/六つの花のように(「後宮剣華伝」番外編)/あとがき

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後宮詞華伝 笑わぬ花嫁の筆は謎を語りき のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    m

    購入済み

    後宮ものを読むことが多いですが、このシリーズはそれぞれ単独で読んでも面白いですが、かなり長い期間にわたる後宮の物語を描いているので、少しずつ読み進めています。

    0
    2024年02月23日

    購入済み

    とても雅なシンデレラストーリー

    読後感がとても良くて楽しくて、出会えて良かった!と思えるお話でした。後になるにつれて糖度が上がっていき、むむっ…と思いましたが、回りに散りばめられた泣きたくなる様な悲恋でトントンになっていたのかと。これだけ悲しい恋が渦巻く中で咲いているからこそ、主人公達の幸せな姿が際立ってます。
    ストーリーも素敵

    0
    2021年03月17日

    購入済み

    すっごく面白いです。

    中国、後宮モノ大好きなので、出会えてよかったです。

    0
    2020年12月06日

    購入済み

    シリーズ1作目【詞】

    中華風の後宮物語。皇弟に嫁ぐ事になった主人公・淑葉ですが、実家で実母が亡くなり後妻に虐げられ義妹に全てを奪われ不遇の人生を送っていた為、無表情が標準仕様になっています。それもあり最初は夫に誤解され冷遇されますが誤解が解けてた辺りからは普通に幸せな生活になって、話が進むにつれてラブラブ甘々になっていっ

    0
    2020年06月09日

    Posted by ブクログ

    最近のはるおかりの先生の書籍読んで、過去作もとたどり着きました

    ともかく可愛らしい、これまでの書籍よりかなり読みやすい、さらさら〜でした

    後宮もの、しかも書跡という着目が初めてで、紙一つ、へーとおもうことありました。続きも楽しみに読む予定です

    0
    2024年10月15日

    Posted by ブクログ

    主軸のラブコメにミステリーが加わり後宮ならではの泥沼劇が明らかに。
    文体美は美しいけれど後宮で生活する上での生きづらさなどもう少し深みのある内容を期待していた。
    後半に恋愛描写が多いのでラブコメが好きな人にはおすすめ。

    0
    2024年08月13日

    Posted by ブクログ

    継母に虐待されたため、笑うことさえできなくなった淑葉が、皇帝の兄の妻となり、お互いに好きな書画のことから、心を通じ合わせ、笑うこともできるようになり、めでたしめでたし。その間、後宮には陰謀が渦巻いているのだが。皇帝の愛妃が他の紀姫から貶められようとするのを皇帝が逆手に取るどんでん返しが、考えてみれば

    0
    2021年10月13日

    Posted by ブクログ

    2巻の食メインからシリーズに入ったので、こちらの方が割とあっさり2人が両思いになったなという印象。前半はヒーローヒロインのスカッとする恋愛話、後半は謎解きっぽく恋愛要素は減ったかな。ストーリー重視の方も楽しめると思う。

    0
    2016年09月30日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    やっぱり、はるおかりのさんの作品は、中華系で仙女が絡まない話の方が好きです。
    今回も最初は仲は良くなかったけど、だんだん・・・って感じの好きな系統でした。

    淑葉の嫁ぎ先は皇兄の夕遼でしたが、実際は夕遼が望んでいたのは淑葉の義妹で、皇帝の占いで淑葉になった・・・ってところから始まり、人違いだと離縁を

    0
    2016年01月23日

    ネタバレ 購入済み

    書の世界を背景にした恋愛物

    淑葉と夕遼は書を愛す、風流な知的なカップル。
    書道に関する話が散りばめられていて高尚なストーリーだと読み応えもありそうだと思い購入しました。前半は二人のやりとり中心で話に魅せられました。

    しかし、二人は意外にアッサリ愛を確かめ合い次のステージへ。後半が後宮のサスペンスもの。事件の謎を追う方に

    0
    2021年03月18日

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