【感想・ネタバレ】りゅうおうのおしごと!14のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

購入済み

最高

1
2021年02月10日

ネタバレ 購入済み

師との決別

ようやくこの巻から最終章との事。ようやくあいのターンになった。とはいえ、この巻のメインは銀子。将棋星人の祭神雷に圧倒された銀子が如何に立ち直るかが大いに気になる。強くなるために八一の元を離れたあいに決意の強さを感じられた。

#アツい

0
2023年09月02日

Posted by ブクログ

【誰よりも頂点で輝き続ければ、きっと彼女達も帰って来てくれる】

女流名跡に挑むあいとプロ棋士の夢を叶えた銀子。彼女達は更なる飛躍を求めて八一の元から巣立つ物語。

艱難辛苦を乗り越え、ようやくプロ棋士になれた銀子。
天から授けられた才能では無く、血の滲む努力を積み重ねてきた証。
そんな銀子に婚約を誓う八一。
幸福の絶頂だった彼女を蝕む大きな病。
一方で、あいも更なる強さを手にいれる為に八一の元から巣立つ。
彼女達は将棋から逃げるので無く、戦い続ける為の最善手を選んだ。

八一は彼女達の想いを胸に、頂点で輝く棋士を目指すのだ。

0
2022年09月01日

Posted by ブクログ

もはや「ラノベ」であることが辛い。

これがオッサンや生意気なクソガキがバチバチぶつかり合う純小説であったなら…。

あえて、「ラノベ」の定義が「可愛い女の子がたくさん出てきてキャッキャウフフの俺様つえー」という作品だとして(そうじゃない作品がたくさんある事も知ってますとも、えぇ)。
本作品はまさしくラノベなのです。
微妙にうだつが上がらない主人公が異様にクオリティの高い(酷い言い草ですが)美少女達に囲まれ、更には好意を向けられ、ロリコンだのハーレムだのとうらやまけしからん状況を続けて早14巻。軽妙な言い回しとテンポの良さで、本来地味なはずの将棋という題材を扱いながら、面白おかしく読者を引き込んできたのです。

が。
…が。

気が付けば、ページをめくるたびに広がるのは、登場人物の誰もが傷つき血を吐きのたうち回りながら、たった一つの望みを掴むために屍山血河を這い進む地獄絵図。
たまに差し込まれるラブコメ展開や心和む一時が、煮えたぎる油に落とされる一滴の冷水に思えるほど、熱さと痛みに満ち満ちています。

特にキツいのが、血の涙を流すのは主人公の八一ではなく、少女達であるという点。

八一は八一なりに大変な思いをしているのですが、客観的に見れば彼は棋士としての閾値を突破し「魔王」と化してしまいました。すでに人(普通の棋士)としての苦しみを感じません。
苦しまない者は(少なくとも本作では)物語の主役足りえませんので、今巻の八一はどちらかと言えば蚊帳の外です(もちろん、魔王としての地獄に堕ちるわけですが)。

代わりに、八一に惹かれる少女達が軒並み修羅道堕ち。
…そうなんですよねぇ。堕ちちゃうんですよ。踏みとどまれば、引き返せばいいのに、立ち止まれない。滂沱の涙を流しながら、一歩一歩追いかけずにはいられない、一途さ。
健気と思いますが、むしろ狂気からくる寒気を感じずにはいられません。
誰か一人ではなく、誰も彼もが堕ちていく奈落。八一の、将棋の持つ魔性が少女達を狂わせていくように思えて、なるほど、これは「魔王」の所業だなと独り言ちるのです。

更に恐ろしい事には、彼女達にはそれぞれ彼女達なりの「愛し方」があるというところ。誰もが自分だけの思いを胸にその身を焼いている…それがなんともいじらしい。
一心不乱に思いを貫き通せるというのは、まさに若さであり強さなのかもしれません。
リアクションに惑わされてしまいますが、雷だってそうなのでしょう。
…しかも、最後の最後にあの人まで牙を剥いたので、恐ろしいやら何というやら。

この作品、というかこの巻、ホントに面白いというか、胸を打つのは間違いないんですが…兎に角ツライ、っていう感想になってしまいます。
もう皆が泣いてしまって、そしてその全ての涙がぐっとくる…そしてツライ。
どのシーンが、じゃなくてどのシーンもぐっときて、ツライ。

現状、「将棋は人を幸せにしない」とすら思えてしまっているので、どうにかしてほしいとこですねぇ。

きっと、孤独な魔王を救うのは―




余談。

この物語はホントに稀有なほど「熱い」物語だと思っています。
しかし冷静に見てみれば、所詮は一つのゲームの中で繰り広げられる勝負に過ぎず、そこに人の生き死にがかかってるわけではない、もちろん世界の命運もかかっていないのです。
なのにその一つの勝負、いや、一つの駒の動き、一瞬の閃きにすら心臓が沸き立つのを感じ、登場人物の何分の一かでも「熱く」なっているのを感じるのは何故なんだろう。
もちろん、文字として「熱い」と書かれているし、駆け引きの妙も描かれているのですが…果たしてそれだけで人は、というか私自身はここまで熱くなるものなのだろうか。

余りの熱量に、「りゅうおうのおしごと!」の本質的な熱源って何なんだろう、と思ってしまうのでした。

0
2021年05月20日

Posted by ブクログ

最終章の導入として登場人物の動きが大きい巻だった。
熱い将棋の戦いを描いており、登場人物の覚悟や想いが詰まった話だった。
銀子・あいに関しては、八一との関係が一区切り付いた形になったので、次巻からはその他のヒロイン達がどう動くのか気になった。
相変わらず引きがいいところで終わるので、次巻が楽しみ。

0
2021年03月06日

ネタバレ 購入済み

変革の巻

攻め続けていた天使と、ゴールを迎えたと思われた白雪姫。
2人のターン唐突に終わって、山城桜花とシンデレラのターンが回ってきた。

まさかの急展開に驚きました。
最終章の始まりということで、なにやら八一の周りも不穏な空気になってきました。銀子の病気、あいの葛藤。あと数巻で片がつくのだろうか。
なによりデレの入ったお嬢様方の攻勢を早く読みたいと思わせる終わり方で、次巻が待ちきれません。

0
2021年02月28日

購入済み

やはり熱い作品

今回の話は物語が大きく変化、クライマックスに向け動き始める巻だと思う。大きな決断をする者も…。
将棋をここまでドラマティックに書く作者は凄いな、と思った。
かなり次巻が気になる終わり方で楽しみで待ちきれない。

0
2021年02月21日

購入済み

各々の意思

この一冊も面白かった。

いつもの日常。しかし、変化は往々にして起こるもの。各々が望む事は全てが最良であるがゆえに残酷な一面もある。新たな岐路に出会う時人は、自信の最善を信じ最良を見つけることが出来るのか。

0
2021年02月21日

Posted by ブクログ

熱く感動的な話

これから最終章がどこに進んで行くのか
気になって仕方ない

展開的に無理なのは分かっているけど、
全ての人に幸せになって欲しい

0
2021年02月21日

ネタバレ 購入済み

八一争奪戦

本命対抗が一歩下がったことで、(服が)黒いのと(腹)黒いのがこれから名乗りをあげそうです。

将棋の話としては、今までは八一中心でしたが、地位も棋力もカンスト気味なので、魔王の二つ名通り、これからはラスボスの位置になりそうですね。

0
2021年02月19日

購入済み

続きが気になる

きずけば長期連載ですが毎回熱くなる
とにかく熱くなる展開にはまります!
将棋の知識が乏しくても十分に楽しめれます

0
2021年02月17日

Posted by ブクログ

想定通りのつらい展開なのですが、さすがに読ませる。当面は今までヒロインに隠れていた人たちが活躍しそうで楽しみ。

0
2021年02月16日

Posted by ブクログ

ドラマCD付特装版を購入。検索ででてこないので通常版で登録。
面白かった。13巻を読んでいないとどうにもならん内容。引き続き中心は銀子、あいと天衣にも動きがある。13巻で銀子が八一独占かと思いきや、よもやよもやの全員参戦か?第5譜、エピローグ、感想線とぐいぐいくる。竜王戦というよりも、八一争奪戦の側面も出てきて、ラノベらしいハーレム状態(本人無意識)という、王道具合もとても良い。最終章開幕という帯にもあるように、本筋が始まる前のマクラ的な材料並べな感じではあるが、あっさりと軽くて楽しかった。
きっちりと完結してくれることを祈るばかり。銀子は推しではないが、銀子殺したら許さない(笑)。そして、盤外では銀子圧勝でいいので、あいには奨励会に入ってもらって、八一から竜王を簒奪してほしい(願望)。現実味の無い超ハッピーエンドになりますように。
ドラマCDは八一が女子小学生になってしまうという、異世界ラノベのような、そうでもないような、ごちゃごちゃしていて面白かった。14巻は3種類、通常盤、CD付、CD&銀子枕カバーと出たが、CD付の装丁が一番良いと思う。天衣の八一ジャケット姿が可愛い。

0
2021年02月13日

ネタバレ 購入済み

思ってもみなかった展開

将棋と恋の争奪戦。手に入られるのはどちらか一方だけになりそうな気がする。早く続きが読みたいです。

0
2021年02月12日

ネタバレ 購入済み

正捕手は休場して二番手のターン

最終章はクルクルとロリ王とエロ王をオセロのように変わる西の魔王は周囲の女たちに翻弄される。その結果、ツンデレペタツル女はデビュー戦で弱っていたところをイカに噛まれて病院に山籠り、ダラブチ娘はデンプシーロールを西の魔王にぶちこんで東京に武者修行に行ってしまう。ということで大小の魔王婦人最有力候補が消えたので二番手のジャリ天と生殺しの万智がリリーフとして登板することになった、

0
2021年04月23日

Posted by ブクログ

将棋よりも人間関係がメインのような感じだけど、1度やったような話の筋だけに新鮮味がないのが気になる。

0
2021年03月24日

Posted by ブクログ

最終章突入となっており登場人物それぞれの結末に向かって動き出したという感じのお話でした。

一巻である程度話がまとまってる事が多い本作ですが、今回は最終章の導入といった感じなので、かなり半端な状態で終わります。
まとまるのは最終章全体を通しての話になると思うので仕方ないと思いますが、終盤悲しい展開が続くので楽しい気分にはなれませんでした。

今後の逆転劇に期待しています。

0
2021年02月21日

ネタバレ 購入済み

最終章突入、ということで将棋で言えば力をためている局面という感じだろうか。
泣かせにきたり笑わせにきたり萌えさせにきているシーンはちゃんとあるのだが、いまいち手が伸びていない。
今後怒涛の終盤戦が繰り広げられることに期待したい。
「今から突撃しまーす」には失笑。

0
2021年02月15日

「男性向けライトノベル」ランキング