【感想・ネタバレ】神様の御用人6のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

最後の宗像三女神の話は良かったなあ。
既定路線ではあるけど、それでもぐっときた。

他の話は、まあそれなり。
ところどころ文章が軽すぎるけど、まあいいでしょう。
神々や神道に想いを馳せられた。

八百万の神、いいねえ。
神社に詣でるのが楽しみになる。

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2019年12月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

創作とはいえ、名草戸部の件といい、中央集権化を受け入れる際の葛藤、征服された側の視点、歴史書における権力の影響が描かれているのが興味深い。
また、宗像大社が昔は女人禁制ではなく巫女がいたという設定もかなり思い切ったなぁ、となんとなく思ったり。
歴史を題材にした作品は、正史と描きたいものの距離感に悩みながらつくられているのだと感じる。
残ったものをかき集めても、客観的に証明できない部分、失われていく感情や思考がある。その部分を想像の力で掬いとろうとするかのように、描写には登場人物の思いが滲み出ている。

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2019年04月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

御用人シリーズ第6弾。今回は良彦は東京にきました。大手町にある平将門の首塚。桔梗さん成仏できてよかった。建御雷之男神(たけみかづきのおのかみ)は自ら剣神にした経津主神(ふつぬしのかみ)が幸せだったかそれでよかったか気になっただけだった。神の御用の奥にある思いに気づかなくてはならない御用は大変だ。宗像三女伸の古事記と日本書紀では次女と末女の場所と順番が違う。今の宗像大社は日本書紀の本文と同じように、沖津宮に長女の田心姫神(たごりひめのかみ)、中津宮に次女のたぎ津姫神(たぎつひめのかみ)、辺津宮に末女の市杵嶋姫神(いちきしまひめのかみ)が祭ってある。順番がかわった理由は切ない話だった。

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2019年06月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

感想
最初の二話が穂乃香とその兄に関することで、三話目もそれ関連の話かな、良彦と何か進展があるかと期待したが、全然関係ない話でちょっと肩透かしを喰らった。

三話は、それで次に繋がりそうな雰囲気で終わったので次巻に期待したい。

あらすじ
藤原秀郷の子孫に復讐したい平将門の手助け、その子孫が実は穂乃香の兄の吉田怜司であった。声が出なくなった建御雷之男神の世話役を探す御用、これは穂乃香と怜司の仲を取り持つものだった。

最後は突然、宗像三女神の話、自分たちを世話した巫女を探して欲しいという依頼。古事記の正確な記述を基に巫女が編纂に関わったことが証明になるとした。

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2023年11月02日

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