【感想・ネタバレ】神様の御用人のレビュー

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優しい神様達

タイトルと表紙イラストに惹かれて購入です。
全く知らない神様の名前がたくさん出てきます。しかし、本書で描かれる神様の表現は堅苦しい感じではなく、現代風でユーモラスです。喋る狐はまだわかりますが引きこもりでオンラインゲームやSNSにはまっている男子中学生風の神様で表現してたのには今までにない感じでした。それなのに背景はジーンとくる感じのお話で所々泣けるシーンがあります。最後のエピローグがかなりグッときました。
神様の御用を任される主人公の現状や言葉にも感情移入できる部分があり、気に入りました。
優しさのある小説で、続きの神様がどんな風に表現されるか楽しみです。

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2015年08月27日

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10まで読んで最初に戻ると

語り部のがちゃんと言っているじゃないの、昔馴染みの宮司って。読み始めたときから、語り部は誰なんだろうって気になっていて、9巻であんた、うろこあったのね!!っとなります。
これから読む方。10まであっという間です。一字一句見落とさず、読み進めてください。

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2021年06月07日

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 短編的章立てでテンポよく読める作品。もふもふの狐の可愛さと個性豊かな色々な神様が毎回出てくるため、それを楽しみに読んでいる。主人公のコンプレックスや悩みを一挙に解決はせず少しずつ解きほぐしていくような進み方も好みだ。

追記:最終巻まで読み、最初に引き継ぎされたばかりの御用書に書かれた神名が気になって調べてみた。それぞれ風の女神シナツヒコ、川海に関する女神アマノクヒザモチ、そして9巻でアラハバキに重傷を負わされた主人公の治療・療養を指揮してくれたオオクニヌシの娘アマテルだと分かった。意外な発見があり面白い。

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2024年02月21日

Posted by ブクログ

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感想
これを読んで、確かに我々はいつも神様にばかりお願い事を一方的にしているが、本来はしっかり祭り奉ることをすべきなのかもしれない。神様も人が信じてのものなのかもしれない。

モフモフ狐神と良彦のやり取りも面白い。

あらすじ
学生時代に打ち込んできた野球も怪我で辞め、フリーターとして行くあてもない日々を送っていた良彦は、ある日亡くなった祖父の友人という人から書を受け継ぐ。それは神様に使える御用人だけが持てるという書であった。

最初に会った狐姿の方位神と共に、神様の御用聞きに奔走する。方位神との出会い、一言主の悩み解決、龍神の恋の悩み解決、大年神の願いの四話。

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2023年10月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

この本を読んでから神様をもっと身近に感じることができるようになった。黄金が可愛くて本自体も気負わずに軽く読めるので内容が濃い本などを読んでいるときの息抜きにもなってくれそうな、心がじんわりと温かくなる作品だった。

p.56心の拠り所を探して、何かにすがりたくて。焦るばかりで持て余す気持ちを、どこかでそっと吐き出したくて。それを都合よく神に求めたのは、間違いだったかもしれない。永遠に生きる人など、ありはしないのに。
p.93「誰かが言った一言に救われたり、気付かされたりすることもあるものよ。放った言葉は戻ってこないけど、もう一度真摯な言葉を届けることはできるもの。だからね、そんな難しい顔をして黙ってちゃ損よ」

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2021年06月23日

Posted by ブクログ

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日常系と言うべきでしょうか。
もう少しストーリーに期待していましたが
ライトノベルのような感じで、且つ夏〇友人帳を連想してしまったこともあり、あまりのめり込めませんでした、、
私はもう少し文学的な小説の方が合うのかもしれません泣
それとどうしても毎回黄金『こがね』を『おうごん』と読み流してしまう笑
和ませてくれる内容でしたので星3です。

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2021年04月11日

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