アサダニッキさんは個人的に猛プッシュ中の漫画家です。島根出身で、登場人物の名前がすべて島根の地名という、郷土愛に溢れた方でもあります。そんな島根を舞台にした『ナビガトリア』もおすすめですが、今回はこの『青春しょんぼりクラブ』をご紹介!
好きになった男子が100%目の前で彼女を作るという“当て馬体質”な主人公「にま」と、女装男子な隠岐島先輩・イケメンだけどアニオタな簸川先輩・他人の恋愛を観察する依ちゃんという、少々残念要素が漂うメンツを中心に、それぞれの恋を見守ったり奮闘したりと「3歩進んで2歩下がる」的展開を繰り広げます。そのやきもき具合がもどかしく残念で、でも可愛い!恋愛そのものより、友情に対してホロリとさせられる場面も多いです。
大笑いではなく、ちょっとクスッとしてしまうギャグの畳み掛け方や、悪だくみをする生徒も結局はいい子!という設定は、作者があるインタビューで「三谷幸喜作品の影響」と話していた通り、彼の脚本を彷彿とさせる独特のリズムがあり、一度ハマると病みつきに!普段少女マンガを読まない男性にもおすすめです。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
日御崎先輩の線から香菜ちゃんの対2年生バトルのラインが生じたところに文化部対抗マラソンの流れがやってきて、隠岐島先輩獲得抗争が始まりっていう様々な要素を淀みなく捌いてて何なの、あー構成すんごく美味いです世(*´・ω・)(・ω・`*)ネーアサダ先生♪
文化部メガネちゃんのみんなあー、マラソンさせられそうになったら
「■キロも走ったら眼鏡が砕けます」つって拒否ろうぜ!!!
香菜ちゃんとにまの友情がイイかんじです。敵役がお約束すぎますが。
多くのキャラクターが登場していますが、文化部対抗マラソン大会という舞台で全員にスポットライトが当たるのは素晴らしいと思います。
Posted by ブクログ
随分キャラが増えてきたけど、みんな特徴的で登場回数も満遍なくてすごい。特に今回の文化部対抗マラソンでの話の転がし方なんかはそれが顕著。
香菜ちゃんは登場初期は嫌な人だったけど、いい子ですね。にまとの友情にほくほく(^O^)
日御碕先輩がなんだか男版香菜ちゃん化してキャラかぶりしそうな悪寒もしないでもないが…