「シグルイ」とは、武士道を体現した「葉隠」に記された一節“武士道は死狂ひなり。一人の殺害を数十人して仕かぬるもの”に由来している。
同作品を単なる時代劇マンガと思って読んだら、思わぬショックを受けてしまうほど衝撃的でエキセントリックな作品。「虎眼流」という流派を中心に、二人の主人公「藤木源之助」と「伊良子清玄」の戦いと生きざまを描いている。
登場人物は皆、個性的で剣の道を一心不に追求する姿は非常にストイック。ページをめくるたびに何とも言えない狂気が漂い、セリフの独特な言い回しや画面構成は、板垣恵介の『バキ』を想起させる。そして、命をかけた真剣勝負のシーンは圧巻の迫力!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
かつての師・岩本虎眼に両目をつぶされた伊良子清玄は復讐鬼と化した。無明なる剣は老いたる虎を斬れるのか!? 残酷絵巻第6巻。
いよいよ虎眼vs伊良子清玄戦、が開始する。
「流れ」と「無明逆流れ」の、一撃必殺の技のぶつかり合いは一瞬で決着がついたが、なお倒れまいとする虎眼先生の執念が凄い。
Posted by ブクログ
こ、虎眼先生ーーー!!!!!
な6巻。
原作を読んでいれば展開こそ判れども、山口先生の岩本虎眼には何人たりとも寄せ付けない「凄み」があるため、いかにして伊良子が「それ」を成し遂げるか注目の1冊。
うどんが食べられなくなりそうなラストにドキドキである。
Posted by ブクログ
目が見えなくてコレなら、目が見えるときにもっとちゃんとしておけばとか思いますが……。
でも、そうはならないのところ、そして、それに説得力があるところが、すごいです。
Posted by ブクログ
これはやばい(笑)濃すぎ(笑)
万人ウケはできないでしょうが、読んでみるとかなり面白いです。
今巻で伊良子と虎眼の戦いの決着が着くのですが…。結果がわかってるとはいえ、とにかく演出が凄い。しかしやっぱりあの結末は…未だに信じられません(笑)