【感想・ネタバレ】化学探偵Mr.キュリー2のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

・化学探偵と炎の魔術師
・化学探偵と盗まれた試薬の使途
・化学探偵と疑惑の記憶
・化学探偵と幻を見た者たち
・化学探偵と人魂の正体
の五話が収録されています。

一巻と同様、短編が5話収録されていて、面白いです。

0
2019年11月06日

Posted by ブクログ

1巻よりも恋愛要素を押し出してきてますね。化学知識に関しては聞き覚えのある単語から全く聞いたことのない試薬までいろいろ詰まってて楽しく読めます。第5話、もう沖野先生無しで終わるのかと思いました…。国見さんの行く末が気になります。

0
2015年06月23日

Posted by ブクログ

○作家の喜多喜久氏の著作。“Mr.キュリー”シリーズの2作目。
○一作目と同様、大学で(町で)起こる様々なトラブルを、化学を使って解明するといった内容。
○科学的知識が丁寧に説明されている一方、コミカルな展開で、読み物として最適。

0
2014年09月19日

Posted by ブクログ

炎の魔術師、爆弾、青酸カリ、人魂など、今作もいろんな身近な現象を化学で解明。サクサク読めます。
グロくなく、ちょっとした豆知識が楽しい。

0
2022年12月03日

Posted by ブクログ

大学理学部科学科の准教授の沖野が庶務課の七瀬と一緒に
科学的な謎を解いていく、科学ミステリーのシリーズ第2弾。

科学知識が盛り込まれてるので、そういうのが好きな人にオススメかな。
ライト文芸であり、殺人事件の起きないミステリーなので、
中高生にも安心して読ませられる作品。

今作は5作の連作短編の中で、4作目の話に出てくる、
大学がメーカーと共同開発して、大学生協で試験的に販売している
超能力水という飲料を見て、力水ってキリンの炭酸飲料を思い出してしまったのは、
自分だけだろうか(笑)。

0
2022年10月19日

Posted by ブクログ

シリーズの2時間ドラマを見るような感覚、メインキャストは変わらずゲストが事件を持ち込んで来る。
少な目のページで解決するのが読みやすいです。

0
2022年10月18日

Posted by ブクログ

テルミット反応!など、決マネ(漫画)感が!

沖野先生も結構優しかったり、アイドルの美間坂剣也くんも準レギュラー的に再登場で、Mrキュリーワールドが充実してきてます。

0
2022年01月24日

Posted by ブクログ

シリーズ第2弾。
5話からなる短編集。

大学化学准教授と庶務課事務員コンビが学生、またはその関係者が持ち込む謎を解明していく化学ミステリー。

2作目ということで庶務課事務員のキャラクターがあんまりワチャワチャしているタイプだとちょっと嫌だな・・・と思っておりましたが、そんなに気にならず読みやすかったです。

化学にまつわる事件もとても面白く、登場人物も悪人みたいなのはおりませんので、ストレスなしでおススメです。

0
2021年03月02日

Posted by ブクログ

読書録「化学探偵Mr.キュリー2」4

著者 喜多喜久
出版 中央公論新社

p76より引用
“ ペットボトルロケットの動力は水と空気
である。火薬を使わずにロケット打ち上げを
疑似体験できる優良教材であり、子供でも安
全に作成できることから、あちこちの自治体
でコンテストが行われるほどポピュラーになっ
ている。”

目次より抜粋引用
“化学探偵と炎の魔術師
 化学探偵と盗まれた試薬の使途
 化学探偵と疑惑の記憶
 化学探偵と幻を見た者たち
 化学探偵と人魂の正体”

 優秀な化学者と大学職員を主人公とした、
短編連作ミステリ。
 生まれた時期の差による体の発育の違いの
せいで、悔しい思いをする事が多い小学生。
なんとか友人を見返したいと思い、悶々とし
ていたその時…。

 上記の引用は、大学主催の科学イベントに
主人公・七瀬舞衣が、ペットボトルロケット
コンテストを提案した場面での一節。
水と空気で結構な高さまで飛んでいくのは、
見ていても大変面白いものです。楽しい面白
いというのは、何かを始める大きなきっかけ
になるでしょうから、子供の将来の可能性を
増やすためにも、面白く物事に触れ合えるよ
うであってほしいものです。
 何か事件に関わったとき、程々の妥協点に
着地しようとするところが、がちがちのミス
テリというより人情ドラマの度合いが強いよ
うな気がします。悪徳に対する徹底した断罪
とか、そういったものを読みたい人向けでは
ないのではないでしょうか。

ーーーーー

0
2021年01月12日

Posted by ブクログ

第1話は、テルミット反応で橋を崩落させようとたくらむ「魔法使い」の老人と小学生の交流について。
第2話は、学内ミスコンと、沖野先生の研究室から盗まれた試薬を使って肌を白くさせようとするたくらみ。
第3話は、女子学生が幼い時に亡くした祖母と、未承認の治療薬と、青酸カリの香り。
第4話は、生分解性プラスチックと麹菌による発酵が生み出す幻覚性物質について。
第5話は、人魂の正体について。

犯罪的な行為が行われつつ、それをもみ消しちゃうような話がちょいちょい出てきてちょっと気になるなあ~

0
2020年10月11日

Posted by ブクログ

炎の魔法、過酸化水素水、青酸カリと癌、超脳力水、人魂。どれも化学で解決していくのが素敵に美しいです。ゲイ云々は個人的にはちょっといらないな。今後関係性もどう発展していくのか気になるところ。

0
2019年03月05日

Posted by ブクログ

四宮大学の化学担当の沖野 春彦、大学事務局の七瀬 舞衣。2人の凸凹コンビの活躍が、不思議な謎を解き明かす。シリーズ、第2弾。

起こる謎や事件も、それほど深刻なものではなく、軽い文体で、ユーモアもありサクサク読めます。

第2弾でも、鮮やかな化学の知識で謎を解き明かす、さすが沖野先生。七瀬さんも、良い味を出しています。

0
2019年02月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

結果として続き物になって、けっこう続いているんだけども、主人公の化学者がちょっとずつ変わっていくのがわかる。当然続かなきゃこの変化には意味がないわけだが、何はともかくこの段階では心地よいかも知れない。

前作のときにも書いたんだけども、トリックがどうしても絶対的な物理トリックだから、動機の部分の役割が大きい。そしてそれは場合によっては男女の話になっていくこともあるわけだが、そのあたりが少し微妙かもなぁと思わなくもない。ちょいと安っぽい話題に陥ってるモノもあるようなないような。

コンセプトは好きな作品なのでうまくバランスがとれるといいなぁ。

0
2018年06月20日

Posted by ブクログ

相変わらず七瀬さんは自分の好奇心を止めることは出来ず・・・

大ごとになるか!?と思った事件も構内の問題で収まってしまった。
超能力水はいいのかこれで
同じような条件でトラブル起こす学生が出たらどうするつもりなのかとちょっと思った。
あれ、彼女は高校生だけどわざわざ彼氏の通う大学の生協で飲み物を買って行ったのかな?
生協とか購買には確かに自由に入れるけど・・

人魂の話はどちらを選べばいいんでしょうか?!というお悩みが七瀬さんに持ち込まれるわけですね。


沖野先生は自分の気持ちを自覚済みなのか、自覚していないのか・・・
今回はちょっと恋愛話が多め?
先生と七瀬さんの掛け合いもいいけれど、先生と美間坂くんとの掛け合いも好き

0
2021年12月30日

Posted by ブクログ

○Mr.キュリーシリーズ第2弾。レベルの高い化学戦。キュリーが気持ちよく謎を解き明かす

・化学探偵と炎の魔術師
小学生の園田君の見た火柱を調査することにした沖野と舞衣。ところが、火柱は思いのほか協力で、目撃された老人を探さないと大変なことになりそうだと気づき・・・

・化学探偵と盗まれた試薬の使途
学内で行われるオーディションの主催団体に、延期しなければ爆弾を仕掛ける、との脅迫状が届く。相談していた沖野と舞衣は、爆弾にも使える過酸化水素水が盗まれたことを知り・・・

・化学探偵と疑惑の記憶
舞衣の友人美間坂が、英梨子が相談があると連れてくる。なんでも英梨子の祖母、キミエがクッキーを食べ倒れたというのだ。アーモンド臭から青酸カリでなくなったのではと疑うが・・・

・化学探偵と幻を見た者たち
学生の花隈は、看病に来てくれた彼女に夢うつつわからないまま抱きつき、ケンカ中である。一方、農学部謹製の超脳力水を巡って業者との金銭の授受があるとの通報があり・・・

・化学探偵と人魂の正体
占いが趣味の国見はある日、人魂を見て庶務課の舞衣に相談する。出張の沖野の代わりに結城と一緒に調査を始め、化学の知識を使ってしか解けない暗号にたどり着くが・・・

沖野と舞衣の関係は特に進展しない者の、学内での謎はシリーズ1に比べてもかなり高度になっている印象。そんなのわかるか!と思わず叫びたくなりますが、それはそれでよいということで。

0
2016年05月30日

Posted by ブクログ

ジャケ買いした1冊でした。

1冊目が最初行った書店で見当たらず、
2巻から先に購入して、1冊目を探した珍しいパターンで手にいれました。

理系だけどなんとか読める
浜村渚の計算ノートシリーズのような
ちょっとした中毒性のある作品だと思いました。
面白い!

0
2015年07月07日

Posted by ブクログ

通称Mr.キュリーこと沖野春彦准教授と、庶務課新人の七瀬舞衣が、持ち込まれる日常の謎を化学的に解き明かすシリーズ第二弾。
今回も庶務課に持ち込まれた厄介な謎を、好奇心旺盛な舞衣が積極的に理学部化学科の沖野を巻き込みながら解決に導いていきます。

化学探偵と5つの謎(五話の短編集)
第一話 河川敷で炎の火柱を起こす老人「炎の魔術師」
第二話 学内アイドルオーディションの開催と同時期に起こる試薬の盗難事件と爆破予告「盗まれた試薬の使途」
第三話 祖母の死と封印した記憶に漂う甘い香り「疑惑の記憶」
第四話 コンプライアンス違反の告発から解明される真実「幻を見た者たち」
第五話 洋館に怪しく光る緑色の灯り「人魂の正体」

ちょっぴり切なさもありながら、今回もテンポよくコミカルさも忘れずに(笑)楽しめました。

0
2024年04月17日

Posted by ブクログ

相変わらずさらっと読める人が死なないミステリー。
炎の魔術師の話が一番好き。
推理ものでよく使われる青酸カリは「そうだったのか!」と新たな知識を手に入れた気分。
恋愛に絡む話も多いけど主人公達はくっつく感じはまだない印象。

0
2024年01月27日

Posted by ブクログ

シリーズ第二弾。

今回も好奇心旺盛な庶務課の七瀬舞衣が
モラル向上委員会のメンバーである理学部化学科の
ミスターこと沖野春彦准教授を巻き込んで
持ち込まれた相談事を解決するというお話。
5篇を収録。
一般的に言われている事の間違いをサクっと訂正してくれる。
化学の知識のある人には、物足りないかもしれないけど
一般人で日常の謎系を気楽に読みたい人には楽しめると思います。
最近、沖野先生の声が脳内では諏訪部順一さんになってました。

0
2022年05月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

2020/10/28
続けて読んだ。
学生さんは恋しまくりで羨ましいです。
そんな青春どこにあったのかしら。平行世界かしら。
無難に面白いんだけどもうちょっとパンチが欲しい。

0
2020年10月28日

Posted by ブクログ

どうしても設定が良く似た東野圭吾のガリレオと比べてしまいます。ガリレオを知らなければ間違いなく面白い!と言えるのですが、やはりガリレオの方が話が奥深く謎解きも難しいので、東野圭吾の凄さを改めて認識してしまいます。でもこのシリーズも、面白い事には変わりないので、次も読もうと面白います。

0
2022年12月30日

Posted by ブクログ

ミステリーを化学で解決する。
東野圭吾のガリレオをライトにした感じ。
化学反応とか中高生で学ぶ化学で解決してくれるので理解しやすく、面白かった。

0
2018年06月17日

Posted by ブクログ

鉄をも溶かす“炎の魔法”、密室に現れる人魂、過酸化水素水を用いた爆破予告、青酸カリによる毒殺、そしてコンプライアンス違反を訴える大学での内部告発など、今日もMr.キュリーこと沖野春彦准教授を頼る事件が盛りだくさん。庶務課の七瀬舞衣に引っ張られ、嫌々解決に乗り出す沖野が化学的に導き出した結論は…!?

0
2018年05月30日

Posted by ブクログ

 化学をあつかった雰囲気を知りたいという願いは、かなえられている。もう少し、探偵役の先生の個性が際立っていたほうが楽しいのでは。

0
2018年03月19日

Posted by ブクログ

沖野先生以外に人の話を聞いてくれる人がいない。
美馬坂と沖野の恋愛は、美馬坂が沖野をちゃんと人と尊重しないで、自分の想いを押し付けているだけなので、気持ち悪く思う。
気持ちの押しつけは恋愛でなく、独りよがりなのでは?

0
2017年10月22日

Posted by ブクログ

【収録作品】化学探偵と炎の魔術師/化学探偵と盗まれた試薬の使途/化学探偵と疑惑の記憶/化学探偵と幻を見た者たち/化学探偵と人魂の正体 
 肩の凝らない理系ミステリ。

0
2017年01月13日

Posted by ブクログ

う〜ん、相変わらず惜しいなぁ。
面白くなりそうなのに、何かが足りずに中途半端な印象が否めない。
可能性を感じるのでもう少し追いかけてみますが、そろそろひと皮剥けてくれないと。

0
2016年07月02日

Posted by ブクログ

1巻に続き、理系出身者なら楽しめる内容。よく見ると、鍵になる化学物質の化学式が、各章の扉に書かれているんですね。ま、ほとんどわからんのですが(^^;

0
2016年05月06日

Posted by ブクログ

シリーズ2作目。今回もトリック的にはわかりやすいんだけど、なんだかんだで面倒見のいい沖野先生と厄介事引き寄せながらも仕事熱心な舞衣ちゃんが気になるっつーか。剣也のが一歩リードしてる(笑)

0
2016年03月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

化学探偵Mr.キュリー 2作目
喜多さんの小説は、化学分野というニッチなジャンルの小説で、ついつい読んでしまいます。
シリーズ化されていくのでしょうか、楽しみにしています。

0
2014年11月07日

「小説」ランキング