【感想・ネタバレ】竜馬がゆく(二)のレビュー

恥ずかしながら初めて読みました。昔から有名な作品ということは知っていましたが「どうせ竜馬は死ぬんだろ…」と手をつけなかったのです。何ともったいない!
沢山のビジネス書や自己啓発書がありますが、若人たち、まずは『竜馬がゆく』を読みましょう!物語を通して自由闊達な発想・先を読む力・間の取り方・人脈などの大切さを実感することができます。また、そのためにいろいろと勉強したくなります。100年以上前の話ですが新鮮に感じます。
さらに竜馬以外の登場人物もみな魅力的。若かりし木戸孝允や板垣退助など、日本史の授業に興味がなかった私でも知ってる人物や、三菱財閥の創始者・岩崎弥太郎など、様々な人物が登場します。一粒で2度3度とおいしい作品。とにかく出来るだけ若いうちに1度は読んでおきたい作品です。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2024年04月11日

▼司馬さんの「節回し」が聴かせどころの作品だなあ、と第1巻の感想に書きましたが、節回し絶好調です。

▼幕末物の難しさは、「で、結局なにをしたの?なにがあったの?」というのが難しいんですね(笑)。合戦やって勝ち抜きました、という戦国とは違うんで。「政治」ですから。

▼その上、第2巻の竜馬なんて、要...続きを読むするに「剣道ま無茶苦茶強くて地元のヤンキーの代表っぽくなってあちこちうろうろしてただけ」ですから(笑)。すっごい簡単に言うと、「あちこちで色んな話を聞いて勉強してました」というだけです。

▼それがこんなに面白くなる。省略の妙、18歳くらいで始まったお話がいつのまにか成人して脱藩して歩き出す。

▼それにしても、司馬作品中随一、「主人公の理不尽モテ男ぶり」がすごいというか(笑)。もうほとんどそこだけで言うと「ゴルゴ13」とか本宮ひろしの世界。司馬さんの作品中でもなかなかここまでのものは、無いですね。
(いちばん売れているのはそれが理由かも知れません・・・・)

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Posted by ブクログ 2024年02月13日

文句なく★五つです。
どんどん読み進めます。
司馬さん読みやすいです。
坂東さんの本を読み、高知という未踏の地に興味が湧き、この本で更に行きたくなります。
いつか行くんだろうか。。
二巻で板垣退助まで登場し、もーワクワクが凄いです。
脱藩の章で「お栄さん」、「乙女さん」の行は悲しくなりました。

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Posted by ブクログ 2023年08月04日

幕末倒幕維新への流れ含め、これまで理解出来ていなかった部分も明確になってきた。
竜馬は周りの潮流からやや遅れて脱藩。いの一番に維新の原動力となったと思ってたから、この流れは少し意外だった。この先も楽しみ。

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Posted by ブクログ 2023年05月23日

ここではさらっとした中岡慎太郎との出会い、江戸から土佐へ戻り、伊予、長州への外遊?や土佐勤王党のはじまり。岩崎弥太郎も登場したり、遂には脱藩。良く知る坂本龍馬イメージへのルーツみたいのが多いに感じられるワクワクする2巻でした。

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Posted by ブクログ 2023年03月26日

あまりにも、才気あふれる人たちが早く亡くなって行くのが残念。
こうやって読んでみると、
龍馬は、権平兄さん、お栄お姉さん、乙女お姉さんから、たっぷり愛情を注いでもらった人なんだなあと思う。
龍馬が持っている余裕-
小さくまとまらない幅がある人柄は、
たくさんもらった愛情の中で育ったんだなあと思う。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年03月06日


皆が哲学だとか歴史だとかの本を読んでいるなか、東海道中膝栗毛を読んでいるところから、竜馬は愛されキャラなんだなっていうのがすごく想像つく。

そして、ついに脱藩!大事を成す人は、家の名誉や家族を犠牲にしてまでも、やってやる!という尋常じゃない覚悟が必要だったんだなぁ。

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Posted by ブクログ 2022年01月26日

親友であった武市半平太と意見が異なりそれぞれ違う道を進んだ竜馬と半平太。半平太は吉田東洋を暗殺して政権を取ろうとするが、竜馬は京都に行こうとしてたくさんの批判がありながらも脱藩する。脱藩は勇気のいる行動だが竜馬が脱藩するほど竜馬の意思が強いことに感動した

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Posted by ブクログ 2022年01月25日

第二巻は竜馬が江戸での剣術修業を終えて土佐に帰り、いよいよ攘夷に向けて動き出すくだりが描かれている。周囲の火の玉のような過激論者や藩論を勤王で統一せしめるべく吉田東洋暗殺を企てる武市半平太とは異なり、西洋の力を素直に畏れ、軍艦を持って国益と武力を得たいという思想がぼんやりと芽生え始める。
そんな第二...続きを読む巻で着目したい人物は讃州丸亀のお初だ。女ひとりで居酒屋を切り盛りするお初と竜馬のリズム感あふれる会話が何とも心地良い。旅先でこんな出会いをしてみたいと思わせられ、恋愛小説を凌ぐロマンに惚れぼれしてしまう。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年09月08日

竜馬が一剣士から
世を動かす人間になっていく様が
書かれている。

勤王倒幕派として一括りだと
思っていたが、
武士達其々に少しずつ
違う思想があることに驚いたし、
その描写に引き込まれた。

あんなにも戦友として交流していた武市とも、
脱藩となると別れなくてはならない場面では
武士の潔さ、儚さがよ...続きを読むく読み取れた。

本筋ではないと思うが、
讃岐のお初との別れのシーンが印象的。

司馬遼太郎の小説は
人と人との間柄、それぞれの心情の描写が
生々しく、とても引き込まれる。

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購入済み

竜馬が行く2

2021年08月22日

作中に溺れそうになる、これからだ!
胸の高鳴りを抑えながら進めよう。

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Posted by ブクログ 2021年03月17日


職場でコーチングをして下さってる方が、新入社員の課題図書にしたいくらいだと言っていたので(全8巻もあるので止めたが)気になって読んでみた。

課題図書にしたいという理由は二巻じゃまだ分からないけど、竜馬が維新の志士になってく経緯が分かって、歴女にはとても面白かった。
たた...続きを読む゙、いかんせん血生臭いんだよなぁ。
8巻まで一気には読めなそう。

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Posted by ブクログ 2019年12月14日

竜馬自身は学問に興味がなかったが、その本質を見抜く力、桂小五郎などとの出会い、によって大きく成長していく。そして脱藩へ。これから豪放磊落な竜馬が何を成していくのか、また、どのように描かれていくのか楽しみだ。

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Posted by ブクログ 2019年08月18日

土佐勤皇党結成、そして吉田東洋暗殺、竜馬は脱藩。だんだんと時代が動き出した。でも、まだ竜馬に先は見えてない

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Posted by ブクログ 2019年12月31日

自分がすべきことは、自分の中に自然に湧き出てくるものではなく、人と会うことで、自分のすべきことに気づくのだろう。

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Posted by ブクログ 2024年01月24日

竜馬が脱藩するシーン、権平、乙女、栄の心境を思うと泣ける。武市の今後の運命も切ない。
竜馬がどうしてこんなに人気があるのか少しずつわかってきた。他の武士には無い、臨機応変さ、明るさ、優しさ、魅力がたくさんある。

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Posted by ブクログ 2023年12月09日

武市半平太との友情、お初という女性との出会いなどエピソード満載

あと、幕末の血生臭い話がなぜこんな形で進むことになったのか?も良くわかる

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Posted by ブクログ 2023年02月25日

歴史の授業を司馬遼太郎さんがしてくれていたら、今頃私は歴史大好き人間になってただろう。

歴史上の有名人がいっぱい出てきてやっぱり幕末は面白い!

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Posted by ブクログ 2022年11月13日

幕末のこと、難しくて分からないな〜って思ってたけど、普通に理解した。史実とは違う部分もあるだろうけど、やたら難しい日本史の教科書読むよりよっぽど面白い( ̄▽ ̄)⭐︎

龍馬が脱藩するまで。

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Posted by ブクログ 2022年05月29日

守旧体制の息苦しさと、急進勢力の未熟さの狭間で、志士が葛藤する時世だったと思います。そうした中、敢えて脱藩し、独自の道を選ぶ龍馬出立の巻です。

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Posted by ブクログ 2021年09月24日

竜馬が脱藩。おもしろい。
三巻が楽しみですが、なんせ私には読み方が難しくものすごく脳を使うので、しばらくは他の本で頭を休めたいと思います。笑

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年04月28日

p.156
武士の剣には、千年のあいだ、剣というものについて考え考えぬいてきた義と理と法が背景にある。つまり武士道というものだ。

少しずつ盛り上がってきました。

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購入済み

竜馬を通した幕末史

2020年11月01日

自らの生き方を模索する竜馬と、彼を取り巻く土佐藩士、国家変革の遠因となった土佐藩の階級体制などが生き生きと描かれています。

竜馬自身の物語だけでも大変面白いのですが、動乱の時代に生きた人々の様子を通して、様々なことを考えさせられます。

学生時代にこの本を読んでいれば、もっと歴史が好きにな...続きを読むれたかも。

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Posted by ブクログ 2020年10月22日

二巻では、江戸留学から脱藩までが書かれている。
全体的に、二巻では登場人物や場所の解説が多く書かれており、史実に基づいた内容が多かった気がする。著者の司馬遼太郎さんが現地を訪れた雰囲気も伝わってきて、実際の土地などの風景を思い浮かべやすかった。
面白かった箇所は、当時の志士(吉田松陰、西郷隆盛、坂本...続きを読む龍馬など)は、聞いたものを自分の足で伝えて、取材することが多く旅行家と言われていたそうです。このことから、百聞は一見にしかずって感じです。

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Posted by ブクログ 2020年02月12日

【感想】
まだまだ出だしの第2巻ながら、個人的には少しばかり箸休めの期間かのように感じました。
というのも、この本では黒船到来から開国⇒攘夷運動などにつながる推移ではあるものの、その時代背景の描写に終始しており、主人公である竜馬の動きが特に見られないからでしょう。
とはいえ、こういった時代背景や世論...続きを読むの推移は、今後の幕末物語を読むにあたり決して飛ばすことの出来ない大切な項目のため、初見の方はしっかり読んでおいた方が良いと思います。

個人的には、暗殺時に共に最期を迎えた中岡慎太郎とのやり取りと、共に脱藩して後に海援隊の一因ともなった沢村惣之丞の人物描写だけでオナカいっぱいです。

あと、余談ですが、武市半平太ってお酒強かったんだ。笑
大河ドラマ「龍馬伝」では、お酒を全く飲めない下戸というキャラクターでしたが、史上では果たしてどうだったのでしょう?



【あらすじ】
黒船の出現以来、猛然と湧き上がってきた勤王・攘夷の勢力と、巻き返しを図る幕府との抗争は次第に激化してきた。
先進の薩摩、長州に遅れまいと、土佐藩でクーデターを起し、藩ぐるみ勤王化して天下へ押し出そうとする武市半平太のやり方に限界を感じた竜馬は、さらに大きな飛躍を求め、ついに脱藩を決意する!


【引用】
1.竜馬に喧嘩を売ってきた中岡慎太郎に対して、下手に出る事で逆に相手をオドオドさせることに成功
「暴言お詫びします」と謝った中岡慎太郎に対し、「武士が吐く言葉には命を賭けるべきじゃ、それをすぐ暴言だと自認して謝ったりするのは性があわん」
と、顔色も変えずに、力まかせに中岡を殴りつけた。

武市が一番驚いたのは、殴られた中岡でさえも、つい竜馬のペースに巻き込まれて「飲みましょう」と杯をあげたことだ。
竜馬には、人を溶かす独特の何かがある。

2.なぜ井伊直弼が槍玉にあがった?
ハリスが日米修好通商条約を結ぶにあたり、外国恐怖症の天子・孝明天皇の許可が下りず、業を煮やしたハリスが、
「であれば我々は京都政府と調印を交わす」と、幕府を慌てさせた。

板挟みとなった井伊直弼は、ついに勅命を経ずに調印することを断行し、それによって尊王攘夷論が火のように燃え上がることとなった。
そして後に、安政の大獄⇒桜田門外の変につながる。



【メモ】
p14
・中岡慎太郎との出会い
藩邸での酒の席で。
(ちなみに武市は酒を飲んでも強かったという。)
竜馬より2つ3つ下の歳で、みるからに眼の鋭い精悍な顔つき。
剃刀の頭脳と、きびきびとした実行力をもっている。

「中岡くん、こっちへこないか」と武市が誘ったが、
「武市先生は理由もなく人をお呼びになるのですか。たとえ三歩でも、中岡慎太郎は理由なく身を動かしません」と断った。
理屈っぽいというものではなく、理屈が人の皮を着て歩いているような男である。

また竜馬に対して、
「わたしは剣術使いには興味はありません」
「せっかく腰間に剣を帯びながら、いま天下がどうなっているか、何に向かって命を捧ぐべきかをお考えになっているような御様子がない。そういう方とは、お近づき願う気がしません」
と回答した。

対して竜馬は、
「中岡くん、お前のいうとおりじゃ。わしァ何も知っちょらせん。天下がどうなっちょるか、その天下に向かってお前のようにどう吠えたくったらよいか、何も知らん」
と、意外にも本気で謝り、中岡慎太郎を狼狽させた。

「お前はえらい。胆(きも)の上に天下を載せちょる。酒に酔うても載せちょる。わしもお前の心がけに学ばにゃならんが、なにぶん子供のときからの鈍根じゃ。ボチボチやる。世がわしを必要とするまでボチボチやる。それまでは怒らんでこらえてつかァされ」

そして、「暴言お詫びします」と謝った中岡慎太郎に対し、「武士が吐く言葉には命を賭けるべきじゃ、それをすぐ暴言だと自認して謝ったりするのは性があわん」とニコニコして顔色も変えずに、力まかせに中岡を殴りつけた。

武市が一番驚いたのは、殴られた中岡でさえも、つい竜馬のペースに巻き込まれて「飲みましょう」と杯をあげたことだ。
竜馬には、人を溶かす独特の何かがある。


p36
・なぜ井伊直弼が槍玉にあがった?
ハリスが日米修好通商条約を結ぶにあたり、外国恐怖症の天子・孝明天皇の許可が下りず、業を煮やしたハリスが、
「であれば我々は京都政府と調印を交わす」
と幕府を慌てさせた。

井伊直弼は勅命を経ずに調印することを断行し、それによって尊王攘夷論が火のように燃え上がることとなった。

そしてそれが、安政の大獄につながる。


p438
・沢村惣之丞
竜馬と共に脱藩。
学問好きで、数学と英語に長じ、のちに竜馬の配下となって海援隊士官として随分と働いた。
維新直前、沢村は長崎で、酔漢を盗賊と見誤って撃ち殺し、その男の素性を調べると薩摩藩士であった。
沢村は海援隊と薩摩藩との関係がまずくなるのをおそれ、薩摩藩側でさえ止めたのに、威勢良く腹を切った。

いま、長崎の西山に、沢村惣之丞の墓が寂しく苔むしている。

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Posted by ブクログ 2020年01月22日

安政の大獄、桜田門外の変を経て幕末へと進む時代。竜馬自身、大きなことをしたいが自分が何をすべきか模索しながら悩んでいるのがわかる。
その時代の常識にとらわれず、物事の本質をみぬく力に感銘する。家族や、武市含めた友人を置いて、脱藩する。小さな土佐から飛び出し、自由になった竜馬がどういう風に大事を成すの...続きを読むか楽しみ。

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Posted by ブクログ 2019年10月05日

いよいよ脱藩へ。竜馬の世界が高知から日本へ広がる決断をする一巻です。幕末のいごっそうのひしめき合う土佐で、ひとあじ違う竜馬の姿勢に、読者ながら惚れてしまいます。

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Posted by ブクログ 2019年10月05日

竜馬はあまり好きになれない。人んちに放尿したり、はっきりしなかったり、性格的に合わない。でも、幕末に興味あり読んでいます。内容は読みやすく楽しめます。

竜馬は武市半平太のやり方ではうまく行かないだろうと脱藩する方法を選び、武市半平太は吉田東洋を暗殺し藩を勤王化しようと着々と計画を進めますが、江戸に...続きを読むいる老公が国もとの政変に激怒していた、というところで二巻終了です。

三巻に進みたいけど、少し休んで別な本を読んでみる予定です。

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Posted by ブクログ 2019年06月15日

時代の常識にとらわれずに、とにかく我が道を突き進む竜馬。
天性の人たらし的性格と途轍もない剣の強さにどんどん皆が魅了されていくのはよく分かりますが、実際に自分の周りにこんな人がいたら困りますね。

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Posted by ブクログ 2019年06月15日

安政諸流試合から土佐帰国、勤王の嵐からの竜馬脱藩までを描く。
司馬の幕末の潮流の捉え方はかなりズレてるが、国民文学といわれるぐらい一つの大きな見方を示したそのストーリーは凄い。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2020年03月21日

司馬遼太郎の長編時代小説の2巻目

剣術から政治に関心を持ち出した時代を描いている.
特に井伊直弼や吉田東洋といった幕府の人間が次々と倒れていき,時代の変化を物語っていた.
水原播磨介の護衛から竜馬の思想が剣術から国を動かす思いへ少しずつシフトしていったのが面白かった.また,思想の変化から生涯の別れ...続きを読むを告げる人が出てきたのも時代性を感じ,切なく思えた.竜馬の親族が竜馬の脱藩のために後に命を落とすことになることも憐れみを感じた.

司馬遼太郎が歴史小説を書くにあたり史実とか文献を入念にリサーチして書き上げていることに改めて思った.所々作者の解説を見ながらなるほどと当時の情景が頭の中で広がった.そのうえで,作者ならではの心情の解釈・表現をしているところはドラマチックで流石であると感心した.

さて,いよいよ脱藩をした竜馬.3巻ではさらにどのように動くのだろうか...

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Posted by ブクログ 2020年07月15日

「半平太、お前が悪謀家じゃということになれば、もはや人がまわりに集まって来るまい。人が集まらぬと大事はできぬ。されば半平太、悪人というのは、結局、小事ができる程度の男のことだぞ」(p.307)
竜馬は脱藩の日、才谷山にのぼって祠の中に入り、心ゆくまで酒をのんだ。
−−のう、明智左馬助さまよ。
と、心...続きを読む中、祖先の霊をよび、さらにわれいさんの神霊にもよびかけて、
−−人の命はみじかいわい。わしに、なんぞ大仕事をさせてくれんかネヤ。
と、頼んだらしい。(p.436)

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Posted by ブクログ 2024年04月18日

江戸に入っても恋は難しいものなのだなぁと感じた。武士等の家格がまだ残っており、ゆきずりしかできないと思うと悲しくなる。

当時の脱藩も想像以上に一大事で驚き。
その人だけかと思ったら家全体にとてつもない影響を及ぼすと考えると竜馬の行動がとても大きな決意なのだと改めて感じる。

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