グルメ in 戦国時代!
現代の西洋料理シェフがタイムスリップ、激動の時代を駆け抜けます!
様々な英傑が群雄割拠する世界に放り出され、あまつさえ「あの」織田信長の料理番に。「危なそうだなぁ」とか「無理難題ありそうだなぁ」といったイメージが湧くかもしれませんが……はい、その通りでございます。
しかしそんな環境だからこそ面白い! 調味料や食材が限られている中、創意工夫して料理を完成させていくのは見ていて感心したり驚かされたりお腹が減ったり。(オレンジがないならミカンを使えばいいじゃない)
主人公と周囲の人々との人間模様も魅力ですね。何せ時は戦国時代、現代とはギャップのある考え方や苛烈な生き様、水面下の駆け引きなどシリアスな展開にもグイグイ引き込まれます!(ふぅ、それにしても信長格好良い……)
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歴史と料理と一読で二度おいしい
嘘に真実を絡めると人は簡単に騙されるという。この作品は歴史的事実に現代から来た料理人という架空の話を織り交ぜて構成されている。そして調味料など時代にそぐわない部分は、丁寧にそれでいてうるさくならない程度に解説がなされている。それ故、いつの間にか架空の料理人の違和感さえ薄らいでしまうほど、読者を上手に騙して楽しませてくれる作品になっていると思う。
Posted by ブクログ
病院のあかね文庫にあったので、1~5巻まで一気読み。案の定続きがあった。早く続きが読みたい。ドラマ化されて題名だけは知っていたけど、ケン達がどうして戦国時代に飛ばされてきたのかは一切書かれてないんだな。ケンと殺された上司の他にあと2人いた、と冒頭に書かれてたけど、今のとこ本願寺のとこにいた女しか出てこないんだから、まだまだ先は長いな。ケン、料理人のくせに戦国史に詳しすぎないか?? 5巻の最後は優しい森さんが死にそうで涙涙。戦国時代とは辛いものだ。