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Posted by ブクログ
ついに山場・大坂夏の陣です。
自分の思うように指揮がとれない西軍にあって、それでも全力で戦う幸村の姿に胸が熱くなります。
安居神社で佐平次の亡骸と共に、微笑みながら力尽きる場面は泣きそうになりました。
まさに、“滅びの美学”そのものですね。。。
Posted by ブクログ
遂に大坂夏の陣.統率が機能していない西軍は無駄に兵を失い,遂に決戦の日を迎える.真田軍の猛攻も最後は兵力差の壁を破れず,ついに西軍は崩壊し,真の意味での天下統一が成し遂げられる.これまで10巻は,この巻のためにある.
Posted by ブクログ
子供の頃、児童文学で真田幸村を読み、子供ながら真田十勇士の活躍に胸躍った記憶がよみがえりました。
私の中での歴史小説ベスト5に入ります。
大好きな作品です。
Posted by ブクログ
幸村も佐平次もいなくなってしまって、喪失感がすごい巻でした。徳川の世があってこその今と知りつつも、ちょっと徳川が嫌になってしまう。もうダメだと首をはねるよう言いつけて慌てふためく姿が少し無様で心地よかったです。ごめんなさい。草の者のやりとりも人間味があって読んでいて切なくなりました。お江が残ってしまった感がありますが・・・。ラストも楽しみです。