【感想・ネタバレ】真田太平記(七)関ヶ原のレビュー

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Posted by ブクログ

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関ヶ原なのでこの巻では真田はあまり出てこず、草の者と関ヶ原本戦の話がメイン。

すごく面白かった。
戦の手に汗握る臨場感があって先が気になってどんどん読めた。
草の者たちの活躍もすごかったが、戦死者も多く悲しい。

島津の退却戦も逃げてるだけなのにあんなかっこいいとは…。

大谷吉継があの位置に展開したのはやはり小早川を抑えるためだったのかなぁとか、負けるだろう裏切られるだろうと思いながら参戦してのあの最後を思うとどうしても胸が痛くなる。

石田三成は真面目で筋の通った人で根が悪い人なわけではないと思うが、どうしても人情にかけるというか人との駆け引きや決断力がないと思う。
もしそこが家康ほどでないにしろもっとあれば関ヶ原は勝てていたと思う。
なんだか損をする性格なんだなと思うとやりきれない。
戦に向く性格ではなかったんだろうなあ…。

こっちにつけば有利だろうとわかっていて行動するのは賢いと思うし、それが結局我が身や領地を守ることにつながるからそれが間違ってるとは言わないし私ならそうするだろうとも思うんだけど、だからこそ自分の信じたものや義のために不利だとわかってても突き進もうとする人に感動しちゃうんだと思う。

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2017年07月30日

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慶長5年の関ヶ原の戦いの巻です!
この巻は歴史的読み物として特に面白かった。
ちゃんと布陣が図になって載ってたし、合戦のようすがわかりやすかったよ。

真田昌幸・幸村親子は、西軍についたってことで高野山へ追いやられることになりました。
秀忠軍を関ヶ原の戦いに間に合わせなかったってことで、秀忠くん大激怒だけれども、殺されなくて良かったね~。
その辺りの理由も池波さんの解釈が書かれています。

真田の「草の者」たちはほとんど根絶やしにされちゃったし、さぁこれからどうなるのかな~♪

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2015年03月25日

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ネタバレ

勝てる戦だったはずの石田三成率いる西軍。
結局は徳川家康率いる東軍にが勝ったわけで
長い長い関ヶ原だったなぁーと。
真田家はというと家康の嫡子秀忠にうまいこと関ヶ原に遅れ、合戦に間に合わないようにしたわけで。
あと草の者の戦いも唸るほど大活躍だった。
あと一歩なところだったけど。
ということでこの小説もいよいよ後半になったわけだけど
これから家康の天下統一までがまだまだ先だなぁーと。

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2013年04月08日

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ネタバレ

子供の頃、児童文学で真田幸村を読み、子供ながら真田十勇士の活躍に胸躍った記憶がよみがえりました。
私の中での歴史小説ベスト5に入ります。
大好きな作品です。

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2012年03月28日

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西軍,というか石田三成の大局観のなさが,ずるずると西軍を敗北に引きずり込む.秀吉亡き後は,残念ながら誰一人として家康には対抗できなかったということか.真田父子の活躍度が今ひとつで,第二次上田合戦はもう少し詳しく書いて欲しかった.

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2014年06月24日

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関ヶ原の戦い。東軍・徳川家康の勝利、西軍・石田三成、小西行長、安国寺恵瓊の処刑。東軍に真田信幸、西軍に真田昌幸・幸村。本田忠勝の計らいで真田昌幸・幸村は切腹を免れ、高野山へ流刑。

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2017年05月07日

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