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懐かしい
最初の頃のパタリロってまだ頭身があってすらっとしてるから改めて見直すと少し違和感あるなあww。バンコランとパタリロのやり取りは最初から鉄板なので安心していいですよ♪
パタリロ1
記念すべき第1巻。国王パタリロ誕生。ほとんどトーンを使わない、独特の細かい描き込みは見事です。ただ全体的にまだキャラクターの絵柄が違い、パタリロが細く3-4頭身くらい?顔も横長な感じ。
バンコランがまだパタリロに振り回されていたり、タマネギ部隊も今とは姿形も違い、ほぼ登場なし。パタリロ母のエトランジュ。そしてマライヒが敵として登場。
パタリロが暗殺されそうになりつつ、シュールギャグも満載。しかしまだまだシリアス>シュールギャグな印象。白泉社文庫は何故表紙に作者カラーイラストを使わないのか謎。1~17巻まで初出なし。
収録作品は「美少年殺し」、「墓に咲くバラ」、「パタリロ危うし」、「パタリロ大混戦」、「パタリロ活殺拳」、「パタリロより愛をこめて」。
そして少年国王が誕生した
パタリロを始め、彼を取り巻く(?)バンコラン、マライヒ、エトランジュなどのレギュラーキャラが位置付けされた作品集。
パタリロが主人公だから当然かもしれないが父王ヒギンズ三世の描写があっさりとはしている。詳しい肖像も僅か二度しかないそうだ。それと比例して、パタリロとヒギンズの関係も淡泊である。
パタリロが父王を「女好き」と評したり、ヒギンズ自身が晩婚だったことから、ヒギンズ三世も息子に劣らないトラブルメーカーだったのではなかろうか。されば、一作目のような展開になるのも頷ける。
だが、パタリロは父王の振る舞いに内心辟易していた一方で、どこかで慕っているのでもなかろうか。国主という特殊な立場が絡むと親子関係も一筋縄ではいかないようだ。
Posted by ブクログ
むか〜し再放送のアニメを見ていて、どんな漫画なのか気にはなっていた。
文庫本を発見して以来買い溜めている。
恥美もあればオカルトもあるしミステリーも心に染みる話もある…
何回読んでも飽きない作品だと思います。
Posted by ブクログ
初めてパタリロという存在を知ったのは、確か1980年。家庭教師先の子供に「せんせー、面白いマンガがあるよ」と教えられたのがきっかけであった。確かに面白い。衝撃的ですらあった。
文庫本が出てから少しずつ買い集めている。古本屋で見かけると購入する、というわけで積極的ではないが。
作者とは一度だけプライベートなイベントで同席したことがある。主賓とそれぞれ私的な関係があったが故にたまたま同じ場所に招かれたに過ぎないのだが。予め聞いていたので、色紙を持っていってサインしてもらおうとも思ったのだが、主賓の立場を考えて遠慮した。が、当日はサインを求める人が何人も作者を囲んでいたのを見て、悔しい思いをしたのであった。残念。
Posted by ブクログ
魔夜峰央の代表作といえる作品。基本ドタバタのギャグですが、全身に鳥肌が立つほどゾッとしたり、悲しくて泣いたり、いろいろ考えさせられます。
小学生の頃アニメの再放送を見てまして、バンコランがすごくかっこよくて好きでした。しかし私は残念ながら美少年ではありません(笑)
超長寿破壊的ギャグ漫画
言わずと知れた超長寿ギャグ漫画。
その破壊的なセンスは独特で、少女誌連載の作品にも関わらず繰り返し読んだ男性諸氏も少なくないという。
特に初期の面白さは類を見ない。
電子版を入手するにはこの選集しかないようなのだが、個人的に不満なのは、巻毎にテーマを決めたために
元の話の順番を激しく入れ替えてあること。絵柄がかなり変わってくる時期のものまで入れ替えてあって
なんだかちぐはぐである。オリジナルの順番で不都合など無かったように思うのだが。せめて巻末に
初出一覧をつけて欲しかったものである(初出一覧は現時点では見つからない)
収録作品(作品番号)
美少年殺し(1)
墓に咲くバラ(2)
パタリロ危うし!(3)
パタリロ大混戦(5)
パタリロ活殺拳(6)
パタリロより愛をこめて(7)
Posted by ブクログ
読書録「パタリロ!選集1」4
著者 魔夜峰央
出版 白泉社
P67より引用
“ところがこの組織が
勝手にダイヤの値をつり上げて私腹をこやしているらしくてな
…”
目次から抜粋引用
“美少年殺し
墓に咲くバラ
パタリロ危うし!
パタリロ大混戦
パタリロ活殺拳”
南海の小島に栄える王国の王子を主人公とした、美少女漫画風
ハチャメチャギャグ漫画。
英国への親善使節としてやってくる事になっていた、マリネラ
王国王子・パタリロ八世。外務大臣が待つ空港に彼の乗った飛行
機がやってきたのだが…。
上記の引用は、国際ダイヤモンド輸出機構という作品中の組織
についての一文。物を自分で作ったり、育てたり、採掘したりす
る人達よりも、右から左に流す人たちのほうがお金を手に入れや
すい。そういう組織が大きくなると、ずるい人が隠れやすくなっ
てしまうのかなと思いました。
最初の話の時点では、パタリロがまだ王子だったのですね。
早くに父を亡くして苦労人だということがよく分かりました。
二話目辺りまでは、まだ普通の人間らしい様子が伺えます。
雑誌に初めて掲載されたのは、昭和53年とのこと。そう考えると、
実に先進的な内容だったのではないかと思います。
今腐女子などと呼ばれる人たちがいて、そういう人達の趣味が受
け入れられているのには、著者のような先人たちがいたからなの
かもしれません。
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