【感想・ネタバレ】はじめの一歩(130)のレビュー

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Posted by ブクログ

熱狂の千堂とゴンザレスの余韻冷めやらぬ中、始まったリカルド・マルチネスの世界戦。相手は、ビリー・マッカラム。
R直前の雰囲気、シャドーと、好選手であることを印象付け、期待を抱かせてはじまった一戦。

その結果は、リカルド・マルチネスの強さをより際立たせるものになりました。WBCのベルトを返上して挑んだビリーを、まさしく一蹴したリカルド・マルチネス。
彼を表現するには、強いという言葉では足りないと思うのだけど、「強い」という言葉以外の何といえばいいのやら。
一歩の世界のPFPに君臨し続けるチャンピオン。彼の牙城を崩せるものは誰なのか?
現状、次なる挑戦者の切符を手にしているのは千堂か。虎の牙が届くのかどうか。
届きそうで届かなかった伊達さんの拳。ゴンザレスが伝えたかった、あいつらが寂しくさせないだろう、というあいつらは千堂と一歩のことなのかなぁ。

メキシコ帰りの一歩を取り巻く、日常コメディを挟んで、次の戦いは鷹村の世界戦。
隠しているけど、歴戦の負傷が蓄積しているであろう鷹村。彼の孤独な死闘、その先の栄光はどこまで続くのか。
孤独でなく孤高といえ、と言いますが、一歩に時折語りかける彼の覚悟は、孤独なものだと感じます。それに打ち勝っているのは、一歩たち後輩の存在もあることながら、鴨川会長の存在が大きいだろうなぁ。

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2021年03月22日

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