19世紀、英国ロンドン近郊のリーフスタウンヒルには小さな仕立屋「薔薇色(ローズ・カラーズ)」。売り子である友人パメラとともにこの店を営む少女クリスが仕立てるドレスは恋をかなえてくれるという噂がある。噂を耳にした公爵家の長男シャーロックが妹のためにドレスを頼みに来て…というお話から始まる、短編集を挟みながら長く続く少女向けライトノベルです。これを「ラノベだから」と見逃すのはもったいない! 上流階級のシャーロックと労働者階級のクリスの恋を通底に、1冊ごとにドレスを仕立てたい令嬢たちを主役としたお話が完結しますが、「恋のドレス」とそれに対立する「闇のドレス」も登場し、ミステリの要素も。ヴィクトリア朝における身分違いの恋を描きながら、恋愛関係やご都合主義だけに終わらず、母娘や夫婦などの人間関係を含めて、登場人物たちの葛藤や成長が丁寧に表現されている非常に優れた少女小説です。シリーズの主人公2人の行く末が気になって、どんどん続きを読みたくなってしまうので、大人買いがオススメ。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2012年05月22日
シーズン最後の舞踏会の夜。アディル嬢とシャーロックのダンスのシーンがすごく良かった。p154〜p157のためにこの巻は手元に置いておきたいなあ。
アディル嬢と踊ってるときの貴公子然としたシャーロックと、その40ページあとでパメラと気楽に踊ってるシャーロックの挿絵の雰囲気の違いもすてき。
Posted by ブクログ 2010年02月04日
クリスは幸せでしょうか。この巻のラストでは幸せそうだったのでとりあえず嬉しいです。シャーロックもあんなに可愛いこを夢中にさせておいて舞踏会では美人と踊るなんて罪な男だ……!
バーンズ夫人のいい人っぷりにちょっと泣きそうになった。
Posted by ブクログ 2009年10月04日
シャーリー!
たしかに可愛いです。クリスは言わずもがなだけど
独占欲も強そうで、すばらしいv
これからが不安ですが、二人は相思相愛なんで大丈夫でしょう
Posted by ブクログ 2013年03月19日
シャーロックの増長ぶりが腹立たしいが、恋する乙女は独占欲も強くなるししょうがないか。でもパメラと踊った時の会話はすごく好き。バーンズ夫人いい人でよかった。
Posted by ブクログ 2013年01月13日
糖度高め。
気になっていた手袋もやっと出番が来ました。
こうして、結構話の中で引っ張っているものがあり、気になるところかも。バーンズ夫人が良かった。
Posted by ブクログ 2012年08月02日
パメラとシャーリーとのダンスの挿絵が可愛い。
ジャレッド実はいい奴を期待
クリスにとってふさわしいのか、という問いはきついけど真理。
いくら近いと言えども、夜中に自分でも「弱い」と言っている恋人を一人で歩かせるのは如何なものか。
バーンズ夫人の好感度がうなぎ上り
リンダの好感度だだ下がり
Posted by ブクログ 2009年10月07日
クリスを想うあまり、過剰なまでに過保護で、何気に独占欲丸出しになっているシャーリーが可愛い(笑)。
が、恋敵(?)アディルの側をミセス・コルベールとリンダがうろついているし、ハクニール公爵の依頼でクリスとシャーリーの仲を探っているジャレッドは、依頼以外にも何か思惑がありそうだし…。まだまだ目が離せな...続きを読むい展開なのに、クリスとシャーリーがラブラブな所で今回は終わってしまった!
早く続きが読みたい!!
Posted by ブクログ 2009年10月04日
難しい恋をしている主役二人ですが、ここ数巻の流れか雰囲気は甘いものです。
珍しく侯爵さまがキメてるかと思えば、彼のモノローグは相変わらず。(笑)
何やら周囲も動き出した雰囲気です。
これからどうなるのか、とても気になります。