図書館といえば、いつでも誰でも利用できる公共施設の一つ。しかし、大人になるにつれて足を運ばなくなった、という人も多いのではないでしょうか。この作品に登場する石平(いしだいら)少年もまた、その一人です。でも、行かないなんてもったいない! 図書館に並んでいるのはすべて、税金で買った本、なのですから…!
作中で繰り広げられるのは、意外と知らない図書館の日常。司書さんって一体どんな仕事をしているの?破損した本はどうなるの?など、図書館に関するちょっと気になることが、コミカルに、かつほのぼのと描かれています。
さらに、知的好奇心をくすぐられる雑学もたくさん登場。ワニはなぜいつも口を開けているの? 「十七夜」の読み方は? 検索すればすぐに分かりますが、だからこそ、キャラクターたちが自分で本を探して調べていく「学び」の姿勢に、はっとさせられます。
お仕事マンガとしても、学習マンガとしても楽しめるこの作品。普段の読書は電子派…というあなたも、ぜひ一度手に取ってみてください。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
キョーレツな新キャラが登場。
まぁ、この人見てたらまさに「公務員あるある」
非正規職員やアルバイトを見下して、雑用の押し付け…あまりにリアルすぎて笑ってしまいました。でも、専門職の多い職場でこういう態度をとるほうが余計バカにされるってこと、わかったほうがいいのになって思います。
クソ利用者図鑑…どんなんか見てみたい(笑)
私も「クソき…」作ってみたい…いや、やめておきましょう。
Posted by ブクログ
今回も楽しくそれ分かる〜!!
となった部分と正規職員と非正規雇用の待遇の違いで分かる…と苦しくなる部分があった。
白井さんのクソ利用者図鑑は私も読んでみたいし、本は好きだけど人間は嫌い発言には共感。
それに対しての石平くんの返答が良くて感動。
続きも楽しみ。
Posted by ブクログ
本が好きということは人間が好きということ。
本を大事にするということは本を作った人への敬意、尊重。
つまりそれは人間が好きということ。
石平くんに初めて学ばされた。