図書館といえば、いつでも誰でも利用できる公共施設の一つ。しかし、大人になるにつれて足を運ばなくなった、という人も多いのではないでしょうか。この作品に登場する石平(いしだいら)少年もまた、その一人です。でも、行かないなんてもったいない! 図書館に並んでいるのはすべて、税金で買った本、なのですから…!
作中で繰り広げられるのは、意外と知らない図書館の日常。司書さんって一体どんな仕事をしているの?破損した本はどうなるの?など、図書館に関するちょっと気になることが、コミカルに、かつほのぼのと描かれています。
さらに、知的好奇心をくすぐられる雑学もたくさん登場。ワニはなぜいつも口を開けているの? 「十七夜」の読み方は? 検索すればすぐに分かりますが、だからこそ、キャラクターたちが自分で本を探して調べていく「学び」の姿勢に、はっとさせられます。
お仕事マンガとしても、学習マンガとしても楽しめるこの作品。普段の読書は電子派…というあなたも、ぜひ一度手に取ってみてください。
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匿名
分かりやすいし笑える
蔵書点検をコミカルかつ分かりやすく描いていたので、クスクスと笑えながら図書館の知識も知れる良い漫画だなと思いました
Posted by ブクログ
「競争じゃありませんから 私が教えてあなたの作業がはかどれば それで」
佐藤サン、クールでめっちゃかっこいい…!
今回も困った利用者さんのエピソードがいくつかありましたが、やっぱこの漫画アニメ化した方がいいんじゃないか!?と思いました。
でも一番読んで、観て自分の行動を振り返って欲しい人に限ってこういった作品観なかったりするんだよな…
むらさきのスカートの女、ラストめちゃくちゃゾワッとしました…
やっぱりこの世で一番怖いのは今生きている人間です……
匿名
まだまだ面白いなぁ。
7冊目ですが、まだまだ面白いなぁ。こんなに図書館にエピソードがあるとは。今はデジタル化が進んで昔よりは効率が良くなったと思いますが、まだアナログでなければならないこともたくさんあるんだなぁ。
Posted by ブクログ
年に一度の蔵書点検、これがあるから探している資料がスムースに見つかるのだが、この期間の利用が当然出来ずもどかしい思いをする。ただ私の我儘に過ぎないのだが…。
家の実書棚も定期的に整理する。いつでもすぐ見つかるように。大変だけれどなんか楽しいひと時である。
書棚から本の取り出し方に触れていて、「なるほど!」「おおぉー!」と合点いった一幕だった。早速実践していこうと思います。
蔵書点検の話が面白かったです。ずぅ〜っと同じことする作業は大変だけど、
少しでも効率化を図って工夫する姿勢はどの世界でも大切だよな。
佐藤さんがクールでした。