図書館といえば、いつでも誰でも利用できる公共施設の一つ。しかし、大人になるにつれて足を運ばなくなった、という人も多いのではないでしょうか。この作品に登場する石平(いしだいら)少年もまた、その一人です。でも、行かないなんてもったいない! 図書館に並んでいるのはすべて、税金で買った本、なのですから…!
作中で繰り広げられるのは、意外と知らない図書館の日常。司書さんって一体どんな仕事をしているの?破損した本はどうなるの?など、図書館に関するちょっと気になることが、コミカルに、かつほのぼのと描かれています。
さらに、知的好奇心をくすぐられる雑学もたくさん登場。ワニはなぜいつも口を開けているの? 「十七夜」の読み方は? 検索すればすぐに分かりますが、だからこそ、キャラクターたちが自分で本を探して調べていく「学び」の姿勢に、はっとさせられます。
お仕事マンガとしても、学習マンガとしても楽しめるこの作品。普段の読書は電子派…というあなたも、ぜひ一度手に取ってみてください。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
考え方に尊敬する様なシーンがめちゃくちゃある漫画なんですが、良い悪いは置いておいて共感するシーンも多々あり本当にキャラクターが生き生きとしている漫画だなぁ…とつくづく思います。
嬉しそうに本を読む石平少年や利用者の女の子の笑顔が今巻も光っていましたが、
「これこれ!この笑顔を見たくてこの漫画を読んでるんだよ〜!!」
と、とっても幸せな気持ちになりました。大好きな描写です!!
石平少年や白井さんの評価を聞いて、がらがらどんを久しぶりに読みたくなってきました。
どうせ弱いだろと舐めプしてたのに最終的には頭脳や圧倒的パワーでボッコボコにされる展開はやはり滾りますよね…!!
読んだことあるのにがらがらどんがそういう物語だとは認識出来ていなかったどころか話の流れだけ知っている状態だと気付きました。
一度読んでそれっきりにするなんて勿体無い。何度も読んでその都度新しい感想を発見するのも読書の楽しみ方の一つなんだなぁと思いました。
Posted by ブクログ
子どもに臨場感もって読み聞かせができるのは本当にすごい!
近くは無いけど、研修の講師やってると本当に「これでいいのかな?伝わってるかな?」と思うことが多すぎて、読み聞かせの回はめっちゃ共感した。
Posted by ブクログ
子どもの時に本に触れ、知りたい事を調べたり、読んでドキドキしたりワクワクした経験をもっていると、暫く本から離れた生活をしていたとしても、何らかのきっかけで本に戻れたりするのだろう。ヤンキー石平くんもそう。
読み聞かせに『三びきのやぎのがらがらどん』のチョイスは最高! 私も書棚から取り出して再読しようと思う。
十七夜
月齢かなきの読み方は知りませんでした。満月だけがいいのではなく、少し欠けたものへの情感も味わうのが日本の感性みたいです。十六夜バラというのもあって知りました。
実在の本を交えてのエピソードが多いですが、『放浪の青』はオリジナル設定らしくてそれを使ったエピソードが2本(台詞も)良かったです。主人公くんの読み聞かせ「がらがらどん」も聞いてみたいわぁ。
キーチの成長
きまりのない世界は暗黙のルールがやたらあって全然自由じゃないって 気づいたキーチは凄いなと思う。 ちゃんとそこを理解して 本意か不本意なきっかけかはともかく 図書館でバイトして 少しずつ成長している。 知らなかったことを知りたいと思う事が ぜんぜんダサくないってちゃんと思えるヤンキーが 少しでも増えたらいいのになって思った。
Posted by ブクログ
全巻より面白かった。
読み聞かせは子どもとのコミュ力高くないと難しいなと思った。
寄贈本の章で、寄贈に対して要りませんは分かるがゴミ捨て場じゃないのでという言い方は最低。
例えだとしても司書が本をゴミと言うな!と思った。
Posted by ブクログ
石平くんがなんだかんだでバイトを楽しんでいて
なにかネガティブなことを言われてもうまく躱しているのが良い。
まさか白井さんが鍛え始めたのがそんな理由だとは。
読み聞かせを頑張っていたのがとても良かった。
いいお話だなって思います。本編とは全く関係ないのですが、「アダルト」より「ヤングアダルト」の方がよりエッチだと遅まきながら知りました。アダルトにはまだ早い子向けという意味で逆だと思っていました。
有名な
図書館の話で、有名な本を添えていたりするところが面白いと思ったのですが、女性キャラクターのグラビアみたいなイラストは少し嫌な気持ちになりました。下ネタが嫌なわけではなく、キャラクターに合っていない露出はどうなんだろうなと。
Posted by ブクログ
おはなし会の読み聞かせチャレンジとか
スキル高すぎるわ、石平くん。
「おもしろかった〜って
そんだけの話でも別にいーじゃん」
ええ…物語に没頭してもらえるくらい
うまく読めたらね…。