雨宮処凛のレビュー一覧

  • 「女子」という呪い
    うわー、あるある、こんなこと!がたくさんあった。何とも言えないモヤモヤの正体をつきつけられたような気持ちになった
  • 死なないノウハウ~独り身の「金欠」から「散骨」まで~
    この本があれば、もし身体を壊したり仕事を辞めたりして困ったことがあっても、なんとか生きていけそうと思って心強かった。がん保険くらいは一個入っておこうかと検討したけど、自分的にはあまりメリットがない(貯金した方が良い)と思ったので契約までには至らなかった。ちょうどずっと気になってたボランティアにも参加...続きを読む
  • 相模原事件・裁判傍聴記 「役に立ちたい」と「障害者ヘイト」のあいだ
    植松青年の犯行の原因は「 優生思想でも何でもない 単純な嫉妬ですよ」ってことです。 社会的に何もできないものが 優遇されて のうのうと生きているのに対する やっかみ だって それに引き換え 俺は生活保護 1つ取るのだって大変なのに という。

    障害者が守られているように見えるのは おそらく 障害も ...続きを読む
  • 非正規・単身・アラフォー女性~「失われた世代」の絶望と希望~
    ロスジェネ世代というのが身に染みて分かる。
    とても良い本だと思う。
    社会は、政治は、みようとしていない。隠そうとしている。高齢者や子供でもないため、問題が表面化しにくい。
    こういう声なき声の不満みたいなものが世の中に沈澱していき、その上で今の政治不信が増えていくと民主主義は崩壊していくかもしれない
  • 「女子」という呪い
    同じ女性として共感することが 度々 ありました。
    女性は家事 育児 介護は 当たり前の偏見が
    根強く残っている感じします。
    逆に男性は イクメン ケアメンと崇めれたりして
    ?って思います。
    娘が 大人なったら 男女共生きやすい国になってくれる事を願うばかりです。
    かなりショッキングな内容もありました...続きを読む
  • イミダス 現代の視点2021
    当時意識することのなかった問題や、時期を経て現在どう表面化しているかという議題について改めて触れるにはちょうどいい媒体。
  • 世代の痛み 団塊ジュニアから団塊への質問状
    「まえがき」(雨宮処凛さん) と
    「あとがき」(上野千鶴子さん) が
    素晴しい

    きちんと 現実を見て
    きちんと 言葉にして
    きちんと 考えること

    それが
    生きていく ための 基本だ
    を 考えさせてくれる一冊
  • ポストコロナ期を生きるきみたちへ
    面白かった〜
    30代から70代の、それぞれ生業が違う著者による寄稿集。
    世代によってか、なんとなく色が分かれてたのがまた興味深い。
    引用してるデータはもちろん、参考文献が結構かぶってるのも興味深かった。
    対象読者である大学生の知り合いに贈りたいし、こういうテーマについてよく話す友人にも読んでほしい。
  • 祝祭の陰で 2020―2021 コロナ禍と五輪の列島を歩く
    大マスコミ(インターネット拡散の今、死語に近い言葉?)では
    先ず 報じることのない「日本の今」、帯の言葉を
    もらえば「取りこぼされた人々の声」の聞き書き。

    改めて 何も考えずに ぼーっとしていれば
    垂れ流される 日本の今の報道は
    強烈な作為が働いているのだなぁ
    と いまさらながら 思ってしまう

    ...続きを読む
  • 祝祭の陰で 2020―2021 コロナ禍と五輪の列島を歩く
    オリンピックとコロナ。その陰で続く市井二元人のあきらめない生きる営み。不均衡なこの日本の歪みが見え出す。
    オリンピックとコロナ政策の総括を待つ
  • 暴力恋愛
    ジェンダーの授業の一環で読んだ。一つ一つの描写がすごく、リアルだった。人はどれくらいの重さで他人に寄りかかる事ができるのか。その基準と感覚はとっても難しくて、そんな中人と関わり合っているのって実は凄いことなんだなと思った。後味はすごく悪くて、しばらく呆然としだけど、読んで良かったと思う。
  • 「女子」という呪い
    女性として扱われることの生きづらさに共感するところもあれば、
    途中からただのメンヘラの話になっていて
    話ズレてんな〜と思ったりしました。
    無意識の差別を炙り出すのに有効なのは、男女逆にしてみることだという。
    1番笑ったのは、
    イスラム国の兵士は、目的の為に死ねば、天国で72人の処女が待っているらしく...続きを読む
  • ポストコロナ期を生きるきみたちへ
    中高生向けとして編まれた本
    私は三十代のおっさんだが、内田さんをはじめとした学者、活動家の方々がどういうメッセージを送るのか興味深く読めた。
  • 僕にもできた! 国会議員
    2019年、れいわ新撰組を旗揚げした当日に刊行された本。それまでに山本太郎議員がどのような「仕事」をしてきたか、が分かりやすく書かれている。折しも衆議院が解散され、第49回衆院選が始まる。現政権に不満を持っている人達は、この本を読んで参考にすると良いと思う。
  • 「女子」という呪い
    言葉にしたかったことが言葉になっていて、思いを表現する、人に説明する武器ができた気がする。(なんで私が武器を手に入れなきゃならないんだ。と、『さよなら、男社会』を読んだ直後なら思うかな。笑)

    出版から数年経ち、ほんの少しは日本社会も前進しているけれど、私の目の前でも、まだまだ人の痛みに無関心な人た...続きを読む
  • 一億総貧困時代
    色々な人が登場してきて面白かったですね…アリさんマークの人はこの後、ドキュメンタリー映画化されていて、僕はその作品も観ましたねぇ…ああ、あの映画のことが書かれている!と胸が熱くなりましたねぇ…(!) 社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    最後の、30代非正規の座談会はなんだかネガティブなオーラに...続きを読む
  • ポストコロナ期を生きるきみたちへ
    まえがきに掲載されている「寄稿のお願い」で書かれている通りに、書かれていることは、一人ひとり違った切り口の「ポストコロナ期を生きるきみたちへ」のメッセージ。

    本当に私が中高生だったら、偶然にでも見つけて手に取って欲しい。手に取れるところに存在して欲しい。

    政治学者、疫学者から宗教学者、そしてアー...続きを読む
  • ポストコロナ期を生きるきみたちへ
    ポストコロナ期という題名が気になって読んでみた。
    いろんな著者の考えを知れて興味深い。

    権威にただ従うだけではダメなこと
    自分の頭でよく考えること
    周りの空気に流されなくてもいいこと

    が、いろんな立場の著者から述べられている。

    わかっていても難しいんだけどね、というのが
    大人になってしまった自...続きを読む
  • イミダス 現代の視点2021
    世の中のことにとても疎いので読んでよかった。


    印象に残ったワード「全体主義」「差別」「ファシズム」「水道法改正」「種苗法改定」「カジノ」「歴史修正主義」


    コロナ禍だからこそ伝えたい「自由」と「権利」と「多様性」
    p19「自由や多様性を守る」ということは、(コロナ禍で)マスクをしない人も、バー...続きを読む
  • ポストコロナ期を生きるきみたちへ
    コロナ後の世界を想定しているため、コロナに対する寄稿が大半を占めるが、むしろbeforeコロナにあった問題が断絶せず続いていると感じた。
    内田樹さんのベーシック・インカムについての話はブルシットジョブ(くそな仕事)から人を解放する方法の1つだと感じた。