垣根涼介のレビュー一覧
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蒸発した父親を探す息子とそれを手伝うこととなった旅行代理店の営業。
真相に近づいて行く毎に、ただの失踪ではないことが分かり、、
垣根涼介作品として、非常に面白かった。
過去に著者の作品を読んでいれば自然と読み進めてしまう。Posted by ブクログ -
ヒートアイランドのその後のカオル篇。何といっても「午前三時のルースター」の慎一郎とのコラボがうれしい。シリーズの中で一番面白かった。Posted by ブクログ
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シリーズ第3作。今回は一層リストラされる側がメインだ。感動した。特に「みんなの力」「張り込み姫」の2作は泣ける傑作。文庫本の東山彰良氏の解説込で必読だ。Posted by ブクログ
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シリーズ2作目。改めて続けて読んでみるのも面白いです。真介さんは、SSEアンケートを作ったり、人材派遣部門のチーフになったりと仕事も充実。陽子さんのお仕事も落ち着いてきて、髙橋さんもいいスパイスとして時々登場…二人の関係も充実順調となると、表現も1作目よりもマイルドになるのかなぁ(笑)。Posted by ブクログ
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君たちに明日はないの続編!
リストラを請け負う会社の面接官の主人公
彼が面接をする登場人物達の物語!今回はデパートの営業ガール。女性恐怖症の元エリート社員。借金取りの王子。田舎の旅館の若い中居さん。
会社の営業ノルマの数字に追われることに疲れるサラリーマン、本当の幸せって何なんだろうと考えさせら...続きを読むPosted by ブクログ -
リストラ請負人、村上真介主人公のお仕事小説第4弾。
相変わらず様々な職種に切り込み、物語にわびさびあり、心地よい。
第1巻君たちに明日はない、の頃と比べると、会社員と面接官の1対1の心理描写が少なくなったのは、若干物足りないが、もっと大きい括りでリストラとサラリーマン人生を語りはじめている。勝ち逃...続きを読むPosted by ブクログ -
全体としてこれまでのリストラ屋の村上のトーンから、大分に変わった感じ。
今回は前半と後半で話が変わっている。
前半はこれまでのリストラ屋の村上の物語。後半は村上の会社が時代を反映してなくなる件から、再就職について色々と考えるところが描かれている。
前半はなんだかサラリーマンの応援歌のように感じて読ん...続きを読むPosted by ブクログ -
何度も読み返すいい言葉があって、やっぱり前向けてすっと心も軽くなれるとてもいい余韻。
このシリーズラストだったのか。まだまだ読みたい。Posted by ブクログ -
大好きなシリーズが終わるのは、残念です。生き方、働き方の示唆に富んだ作品で、それでいて読み疲れない語り口が良かったです。ところどころおしゃれな雰囲気も良かったです。Posted by ブクログ
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うん、これ良かった!
すごいよく分かる、なんていうか素直に納得できる社会観で。ディーテールも面白くて、へぇ~リストラってこういうふうに行ったりするのかぁなんて思ったら、本文の後の他の人の解説を読むと、架空の職業らしい(笑)。なんてこった。
てっきりそういう職業あるのかと思って読んでたんだけど(笑)...続きを読むPosted by ブクログ -
故郷を捨て、過去を消し、ひたすら悪事を働いてきた日系ブラジル人の高木耕一は、コロンビア人の出稼ぎ売春婦DDと出逢う。
気分屋でアタマが悪く、金に汚い女。
だが耕一はどうしようもなくDDに惹かれ、引き摺られていく。
DDのために大金を獲ようと、耕一はかつて自分を捨てた仲間―裏金強奪のプロである柿沢に接...続きを読むPosted by ブクログ -
リストラ請け負い業者に勤める主人公が、色々なリストラ対象者とやりとりするシリーズの第4作目。段々と中身が薄まっていくシリーズ物が多い中、僕的には今作4作目にして一番胸に来ました。下手な自己啓発本読むならばこれを読んだ方が色々自分を見つめなおす機会になるような気がします。リストラの悲哀ではなく、人の生...続きを読むPosted by ブクログ
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ヒートアイランド3巻。
日系ブラジル人の高木耕一は、コロンビア人の出稼ぎ売春婦DDと出逢う。DDのために大金を獲ようと、耕一はかつて自分を捨てた仲間―裏金強奪のプロである柿沢に接触する。
アキの恋愛も絡んでがぜん面白くなった。Posted by ブクログ