午前三時のルースター

午前三時のルースター

641円 (税込)

3pt

旅行代理店で働く長瀬は、得意先の社長に「孫の慎一郎のベトナム旅行に添乗してくれ」と頼まれる。少年の本当の目的は、失踪した父親の消息を尋ねることだった。4年前、商用先のサイゴンで父は姿を消し、血染めの上着が見つかったという。母が再婚する前に父に会いたい! 無事を信じる少年のため、現地の娼婦やカーマニアのタクシー運転手と共に父親を探す一行を、何者かが妨害し続け……そして辿りついた真実とは。サントリーミステリー大賞・読者賞ダブル受賞作!

...続きを読む

午前三時のルースター のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2021年05月02日

    垣根涼介さんは光秀の定理から興味を持ちそれから少しずつ読んでいってます。
    歴史小説や時代小説がほとんどですが、この本を手に取り冒頭を少し読むと凄く興味の湧く内容に驚き、買って帰り2日で読みました。
    時代小説以外を読むのはかなり久しぶりで、且つ本当に楽しめたのは初めてでした。
    自分にとっては思い入れの...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2020年03月15日

    去年、ワイルドソウルを読んで知った著者。新千歳空港の本屋で発見して購入。
    ワイルドソウルを彷彿とさせる、手に汗握る常に次が気になる展開。旅行先が自分も東南アジアだったということもあってか、楽しくサクサク読めた。と同時に、どんなレールが敷かれていても、人生の価値観って人それぞれだよねと思わせる作品。

    0

    Posted by ブクログ 2019年09月20日

    こんな完成された処女作あるか?というくらいの、徹底した作り込みによってなりたった深みのある物語。
    小説家・垣根涼介の才能がすでに完成された形で見えていて、「ワイルド・ソウル」と比べると唯一、ひっぱりというか、伏線の絡み合いが多少少ないのかなと思うが、だが「新人っぽさ」を感じさせるのは、それのみだ。驚...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2020年08月06日

    ややご都合主義な感もあるが、デビュー作でこのクオリティは凄い。

    ベトナムの様子がリアルに描かれてると思う。行ったことないが。

    ブルーバード510の描写は冗長。

    オチは予想できたが、ちょっとアッサリしすぎかも。
    「もうちょっと、こう、そのぉ、何かあるだろ」と。

    勝手に

    西島秀俊
    神木隆之介
    ...続きを読む

    1

    Posted by ブクログ 2023年08月20日

    本書で特に印象に残ったシーンが三つ。
    一番印象に残ったシーンは、父親を見つけながらも、日本に戻らないとする父親から何かの資金にもなると貰った高級腕時計を成田空港から自宅に帰る車中から息子が投げ捨てるシーン。
    二つ目は、エピローグの最後にある一番鶏ルースターの鳴き声に「この国、日本で鳴き声を聞かなくな...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年05月16日

    旅行代理店勤務の長瀬。中西社長に頼まれ、孫の慎一郎のベトナム行きに付き添うことに。実は慎一郎は、かつてベトナムで失踪した父親を探す目的だった。単なる人探しに思えたが、いろいろな事件に出くわして。。。というお話。異国の地で人探しをするだけの、のんびりした話かと思いきや、なかなかドキドキハラハラのサスペ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年04月29日

    ガチガチじゃなく、程々のハードボイルド感で、どんどんストーリーに引き込まれた。主人公がウルトラスーパーマンじゃなく、拳銃やマシンガンが飛び交わないのがいい。他の作品もぜひ読んでみたい。(^_^)v

    0

    Posted by ブクログ 2022年12月24日

    垣根さんらしいキザな物語。かなりハリウッド的な大味な割には所々大事なもののインパクトが弱い気がする。
    やっぱ車が大好きなんだな。

    0

    Posted by ブクログ 2021年08月01日

    旅行代理店勤務の主人公が、ジュエリー会社の社長に孫息子をベトナムに連れていってほしいという依頼を受ける。孫息子の真の目的は行方不明になった父を探すこと。一方、社長は未亡人となった娘を、提携先の会社と子息と政略結婚させようと画策する。父を探す手がかりは、テレビのベトナム特集でチラと映っていた姿のみ。元...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2021年04月28日

    登場人物がみんな魅力的 サイゴンは行ったことないけれどその喧騒や混沌とした雰囲気や色彩やにおいまでしてきそうな 一言で言うと痺れました かっこいいなーいつか行きたいところがまた増えた

    0

午前三時のルースター の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

文春文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

垣根涼介 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す