プラトンのレビュー一覧
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池田さんが魂を考えるにあたって、いつも語っていたため。
ソクラテスが毒杯を仰ぐちょうどその日。彼は死にゆくことについて最後のことばを紡ぐ。
生と死。当たり前に人間に与えられた、紛うことない事実。そして、それを考えていけば、どうしたって「ある」「ない」という「存在」に辿り着いてしまう。果てのない堂々巡...続きを読むPosted by ブクログ -
「人間の徳(アレテー)は、教えられるものなの か?」「ソフィストとは、そもそも何者か?」。若 くて血気盛んなソクラテスは、アテネを訪問中の プロタゴラスのもとにおもむき、徳をめぐる対話 を始める。しかし、議論は二転三転。次第に哲学 的色彩を強めながら、やがて意外な結末を迎える ことになる。プラトン対...続きを読むPosted by ブクログ
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ソクラテス先生 最後の授業の巻。
ソクラテス四大福音書の一つらしい。
死後の魂についての議論だが、
話はこの世界の成り立ち全般に及ぶ。
「人間という存在は魂と肉体により成り立っている」
という古代ギリシア人の考えが前提条件になっているが、
科学の発達により当時より解明が進んだ現在となっては、
「...続きを読むPosted by ブクログ