和泉桂のレビュー一覧
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前回の「灰かぶり~」では
それほどモデルのお話に寄ってないなぁ、
と思いましたが
今作品はかなりモデルよりに仕上がっています
それゆえに好みは別れるかと思いますが
個人的には先が読める展開に安心して楽しく読めました -
以前の作品のスピンオフ第二弾らしいですが、
最初に今作品を読みました。
途中から、これはスピンオフだな~ってわかりましたが、楓と光則のお話としても
じゅうぶん面白かったです。
今から逆に本編とスピンオフ第一弾を読もうと思います。 -
占領下でのウクライナ。
再会物。
ドイツ軍将校のイリヤが潜入しようとした地下組織で再会したのは子供の頃に知り合い、大人になったらと会う約束をしていた兄弟の弟・アレクサンドルで、彼はその組織の幹部だった。
敵として再会しただけではなく、イリヤの失態からアレクサンドルの兄・ドミートリーを死に追いやって...続きを読むPosted by ブクログ -
イラストが硬派に見えたので
ちょっと難しめのお話かな、と思いましたが
登場人物も少なく読みやすかったです。
健気受けも本当に健気で
攻めも優しくて強い。
完全なる近親相姦ですが、気にならずに
読めました -
上司と部下で恋人同士(?)の2人。なんだか不思議な関係だな。というのが最初の印象。宏武は瑛のことが気になって仕方がないみたいだけど、瑛がどう思っているのかよく分からないから。普段はあまり感情を表さない瑛が、隠しきれずに態度に出してしまうところが可愛かった。無自覚だったりするから、余計に。Posted by ブクログ
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なんともいえない程 絵が綺麗。妖しい程綺麗内容は何処までも哀しい…。これだけ酷い仕打ちでも最終的に双方どちらも想いが遂げられたからか後味の悪さがなく終わるってのも凄いなぁ〜懐の深い男前の威力なのかな。
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良い不憫受。
攻が出会ってすぐ受を番にしちゃったのにはびっくり
番のオメガだということを隠して‥‥っていう設定は王道だけど好きな設定なので楽しかった。
モブからアレコレされるシーン(本番なし)は私はそういうの不憫度も増して好きなので良かったPosted by ブクログ -
スリの修行をしている三春と華族の良成。正反対の立場の2人だけど、出会ったときからお互い惹かれ合っていたのかも。と思った。スリをしているとは言っても、不器用で素直な三春。そんな三春が良成のために頑張る姿が好きだった。他に方法はあったかもしれないけれど、とにかく一生懸命な三春。自分のことを後回しにしてい...続きを読むPosted by ブクログ
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自分の前世が頼朝だったことに気がついた晃。頼朝の所縁の地である鎌倉に惹かれるところから始まる話。前世を覚えている人たちが出てきて、少し不思議な雰囲気はあるけれど、基本的には料理を作る晃とそれを食べる人たちのことが中心。晃の素直さは強みだと思う。
政子との再会やその後のやり取りは見ていて面白い。端から...続きを読むPosted by ブクログ -
どんな話かなぁ~と想像がつかなかったんだが。
頼朝さんだし(笑)。
うん、なんかよかったよ。
三郎のバイタリティが羨ましかった。
楽しく読みました。
今のところ1冊づつのシリーズだけど、それぞれに続きが読みたいと思った。Posted by ブクログ -
タイトルと表紙で、ああ、今話題になること多いし便乗作品かなあと思いつつ和泉氏の作品なので購入しました。読み始めたら、あららこれは和泉氏も将棋結構お好きなんだなとわかる描写があちこちにあり、ネット中継好きの見る将の自分にはとても美味しい作品でした。昴と将馬それぞれの強い所や弱い所がいい感じでふたりのキ...続きを読む
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貴久と嵯峨野の話がとても好きです。
今まで嵯峨野の人となりがよくわからなかったのですが、冬貴と伏見に繋がっているのがわかって、よかったです。
冬貴と伏見の物語に純愛を感じていましたが、貴久と嵯峨野はもっと純愛だったんだなぁと(笑)。
純愛なんて書くとちょっと安っぽいね。
でも本当に自分本位でない...続きを読むPosted by ブクログ -
王道中の王道ですが、大正ロマン、伯爵、怪盗、主人公の受けがピュアな絶世の美人、等のワードが気になられる方にはどんぴしゃりです。
事件が起こっている割にはあっさりした終わりでしたが、続編?は受けの親友が攻めとして活躍し、受けの兄の近況も出てくるそうなので楽しみです。できればシリーズとして続いていただ...続きを読む -
びえる作家さんの一般もの。
一般もの、どうなの?と思っていましたが、さすが力のある作家さんで、テンポも良く面白かったです。
ミステリー仕立てなのでトリックとかも良かったです。
びえる作家さんがTLを書くと受けが女性!という観点になるせいかイマイチですが、これはTLでなくミステリーで主要に女性が出...続きを読むPosted by ブクログ