和泉桂のレビュー一覧

  • 夜ごと蜜は滴りて
    和貴が痛々しかったけれど、最後の深沢の言葉に激キュンでした。ラブエンドだけど、ふたりの間で解決してない問題も山積だったから、続編も続けて読みますー(^^*)
  • 暁に濡れる月 上
    麗しき双子それぞれの恋愛が、平行に進んで行くので期待感が倍増です♪純粋でまっすぐな兄は健気だし、悪ぶってるけどほんとは優しくてすなおな弟にも惹かれてしまう。上巻で損な役回りな弟が、ちゃんと幸せになることを願って…下巻もよみます^^
  • 罪の褥も濡れる夜
    一生大事にしたいと思えたBL本。ハッピーエンドのはずなのに、今だに切ない二人です。伏見も冬貴も大好き!!
  • 狂おしき夜に生まれ
    無垢な花だと思っていた御主が手折ってみればじつは禍々しい芳香を放つ闇の花だった様に思いました。
    見目麗しく人外の物のようであった貴将が肌を重ねて一夜明けた朝、違う人にも見えた。
    人外であったのはどちらだったのかと。。。
    「清かん寺」を与えた朝の御主の顔つきにはもう幼さはみられずあるのは淫蕩な魔物の顔...続きを読む
  • 貴公子の求婚
    婚礼奇譚集の第二弾。
    第一弾の「姫君の輿入れ」では源実親の親友として登場した小野朝家が主人公。
    最初(表紙を見た限りで)の印象としては受けがどうにも薄っぺらい……と思って読み出した分、書痴で浮世離れした(ただの世間知らずとも云う)朝家ならではの可愛さがあるのネ、と読んでく程に思った。
    馬鹿な子ほど可...続きを読む
  • 貴公子の求婚
    良かった~!!
    「姫君の輿入れ」のスピンオフだったんですね。
    まったく別の作品なのかと思っていたんですが、「姫君~」から読んでおいて良かったです。
    朝家が主人公だったなんて夢にも思わなかったので、購入時にあらすじ読んでたんですが全然気づかなかったです…www

    あらすじ読んだ時点では、こちらの作品の...続きを読む
  • 姫君の輿入れ
    ☆4.7
    平安 男の娘BL
    面白かった!!
    主人公は男でありながら、左大臣の父が右大臣と張り合うために女として育てられます
    その後色々あって、攻めに嫁ぐんですが…
    2人が上手くいきそうなところで、ちょっとした誤解が重なってすれ違ってしまうのが良かった!!
    受けはかなりラストの方まで姫なので、女装男子...続きを読む
  • 宵闇の契り ~桃華異聞~
    意地っ張りな利英と、利英を優しく見守る大我の関係がいじらしい

    小さい頃の利英は素直で優しい子なんだけど、だんだんと強がるようになっちゃうんです

    もう、なんて言ったらいいか分かんないけど、この二人のすれ違いが切なすぎる

    利英が舞う別れの舞いのシーンなんてやば過ぎだったもん
  • 有罪
    こんなにクラクラくる官能的な話は久しぶりです。腰砕け。

    売れっ子ミステリー作家穂高先生×担当編集桜井透也。この穂高が作品も素晴しければ、容姿も素晴しい。でも、ちょっと気難しくて担当編集が長続きしない。そこで、真面目で仕事もできる透也が抜擢されることになるんですが、やはり手ごわい。透也は親しくなろう...続きを読む
  • 原罪
    罪シリーズ第一弾
    新装版で文庫サイズになったが、そのページ数とは思えない程読み応えがある。
    結果は見えている話だが、ありきたりと思わせない話の運びと、しっかりとした人物描写がいい。
    描写は濃い目で、お好みなら是非。
  • タナトスの双子 1917
    悶えた。ラストギリギリまで辛かったけど良かった。不安な気持ちが残らないでもない。シアワセでいて欲しい!一緒に乗って行かないのかと心臓バクバクした、ヴィクトールの口説き方が屈折しまくりで長いよwww 立場の苦しい心を閉ざすしかなかった人を落とすのは至難の技ってことかな。すごく後を引くなこれ。
  • 貴公子の求婚
    平安ロマネスク!雅な世界を満喫できます。

    何がいいって、書物のみを愛している朝家。今で言うならへタレヲタです。姫に夜這いをかけたはずが、間違えて男の所へ忍び逆に手篭めにされてしまう情けないキャラ。でも、すごく親近感が湧く愛すべき人物です。世慣れてなくて、恋愛なれもしてなくて、初心で純朴。もう、母性...続きを読む
  • タナトスの双子 1917
    素直に面白かった。結末は衝撃。ほわほわ都合のいいビーエルばかりを読んでるとたまにこういう本を読むと突き放される感覚に愕然とする。けどこういうビーエルを読む為にわたしは腐女子をやっているんだと思う。
  • タナトスの双子 1912
    和泉桂の時代物の面白さは最早神の域。ぐいぐい引き込まれて読めました。この時代考証の緻密さがクセになるんだよなあ、とか思いながら。あとこの本はわたしの和泉桂の好きな部分が詰まった本。
  • 春楡館に秘める鍵
    !!注意!!
    非腐女子のオタクが研究のために読んだので、視点や感想に偏りがあるかもしれません!

    <5冊目>
    どうやら私は正統派や、すれ違いの末に最後にはハッピーエンドという内容に感動しやすいようです。
    大正の描写が細かく、これはすごいな、と思いました。
    ちょっとじわっと来ましたw
  • 宵星の憂い ~桃華異聞~
    このシリーズはやっぱりすき!


    これもなかなか!
    でもあたしやっぱりあんまり3Pは…ってとこだけ。


    なんだろ。
    このシリーズの中では、3番目かな。
  • 宵闇の契り ~桃華異聞~
    大河×莉英(字に自信がない)
    健気受けかと思いきや最終的にツンデレというか。
    相手のことを思って冷たい態度を取って我慢してボロボロになる受け、というのが最強に好きだ、ということを再認識。

    これだいすき。
  • この罪深き夜に
    清澗寺シリーズ中最も好きです。他の作品のキャラクターのインパクトが強いせいかあまり注目されてませんが、この作品は本当に凄い!時代色も一番濃厚だし、2人の関係が、肉体的な主従関係を圧倒的に通り越していて、こういうBLを待ち望んでるんだよ!と叫びたくなった。続きが読みたい。
  • 夜ごと蜜は滴りて
    好きなシリーズ。
    とにかく読むべき。この作品で和泉さんがお気に入りの作家さんになった〜。
    甘くてエロいソフトSMチックなところがよかった。

  • 貴公子の求婚
    連作の2番目ですが、これだけでも読めるそうですが(作者様の言)

    いや、受けが地味。すんげ地味。
    容姿も性格も趣味も
    それだけに相手を美々しくもってきてバランスをとっていらっしゃるのね。

    でもすごくわかいいですのよ、地味受け子が

    旦那に床が抜けるくらいにご本をみついでいただきなさいね
    お幸せに