和泉桂のレビュー一覧
-
面白かった…!ですがこれで終わりなのかと思って焦りました。(このままでは他の家族や使用人?が…)いやいや、ありますよね続き…良かった…。そのうち他も読みます~。Posted by ブクログ
-
受けと攻め、どちらも憎しみ合い傷つけあい、でもその根底には捨てることの出来ない愛もあって・・・。
あとがきで作者が「心理描写に手こずり頭を抱えた」とありますが、理性でも感情でも御しきれない、もつれてしまった二人の心の中が深くえがかれていたと思います。
読み応えがありました~Posted by ブクログ -
幼い頃の病で目は腫れ顔には赤黒く目立つ痣をもつ莉英は、兄・青林と共に、桃華郷に売られてくるが、容姿の醜さから下男として働いていた。
桃華郷で、窯子の用心棒・大我と出会う。容姿は醜くとも、その心の清らかさをすぐに見抜く大我。
兄・青林の死によって多額の借金を負い、店を追い出された莉英は男妓として生...続きを読むPosted by ブクログ -
遊郭の男妓と客の恋のお話。
頑なに心の内側を隠し、強がってばかりの受けと、その受けを愛してしまい、自分の身を持って守ろうとする攻め。
二人の心が通い合うまでの過程が切なくて、読んでて二人とも愛しくなりました。Posted by ブクログ -
清澗寺家シリーズ第一弾
軍人の長男と元使用人の話。
大正浪漫な雰囲気が存分に味わえます。
このシリーズは次男、三男、そして年齢不詳の
父親の話と爛れた話やら苦悩の話やら
実にさまざまな人間模様が楽しめます。
和泉先生の小説の中でこのシリーズが
一番好きですね(笑)
良かったら合わせてどうぞ♪
Posted by ブクログ -
三兄弟ものに続いてなんと本4作目は父親編でございます。若かりし日がメインのお話なのでオヤジ度は低いです。もともと年齢不詳な受けだし。攻めも受けもこんなキャラだったっけ?とは思いましたが読み応えありです。Posted by ブクログ
-
奈良監獄に収監されている弓削と羽嶋。
お互い2人とも冤罪である事を知り、数学教師で数字の強さを持つ弓削と、瞬間記憶を持つ羽嶋が手を取り合い脱獄を計画する。
実際の旧奈良監獄が閉庁した後の見学会に参加した事があり、気になって手に取った本。
当時撮っていた写真を見ながら読み進めるととても楽しい。
真...続きを読むPosted by ブクログ -
読まず嫌いだった、生まれ変わりもモノ。
がっつり生まれ変わりというより、「頼朝だった」ということだけ思い出した料理人の晃が鎌倉の人々に触れて、頼朝ゆかりの地で暮らしていく優しい物語。
史実は詳しく知らなくても問題なくて、良い意味で「過去は過去」と切り離して前向きな晃が良かった。
あまり晃が頼朝の記憶...続きを読むPosted by ブクログ -
碁打ちの父が宮中で謀反の罪により処刑され、連座となる直前に逃げ出した息子、氷雪が父の冤罪を探る。
迂闊な氷雪にハラハラするし、後宮戯作者の飛天はご都合だけど、二人で国の文化習慣を変えて行こうとする気概と志の高さはあっぱれ。
憂炎の狡猾で強かで、ある意味残忍な所もとても良かったです。
が、BでLな要...続きを読むPosted by ブクログ