和泉桂のレビュー一覧

  • 夜ごと蜜は滴りて
    清澗寺家シリーズ第2作。次男・和貴編。
    出ました!清澗寺家SMカップル!!(笑)
    敬語鬼畜眼鏡攻めな深沢によって、高慢な仮面を被っている和貴の本質である弱々しくて羞恥心が強い面が表れてくるのがイイです!
    醜聞を流し続けて、長男の努力を無視していると思われた和貴ですが、本当は一番のお兄ちゃんっ子なので...続きを読む
  • この罪深き夜に
    大、大、大好きな清澗寺家シリーズ第1作。長男・国貴編です。
    没落しかけの家を支えようと奮闘するお兄ちゃん。
    でも、そんな国貴を尻目に、パパや次男坊は醜聞を垂れ流し続けているという…うーん、苦労人…。
    大正時代の背景も濃くて、歴史ものとしても恋愛ものとしても十分楽しめます!
    お互いがお互いを想い合うが...続きを読む
  • タナトスの双子 1912
    慈しみ合い信頼しあっていた双子の兄弟が
    過酷な運命に翻弄されてしまうのが
    切なく悲しいです。。。
    高階佑氏の絵が素晴らしい!
  • この罪深き夜に
    面白かった…!ですがこれで終わりなのかと思って焦りました。(このままでは他の家族や使用人?が…)いやいや、ありますよね続き…良かった…。そのうち他も読みます~。
  • 月宮を乱す虎 ~神獣異聞~
    受けと攻め、どちらも憎しみ合い傷つけあい、でもその根底には捨てることの出来ない愛もあって・・・。


    あとがきで作者が「心理描写に手こずり頭を抱えた」とありますが、理性でも感情でも御しきれない、もつれてしまった二人の心の中が深くえがかれていたと思います。
    読み応えがありました~
  • 宵闇の契り ~桃華異聞~
    幼い頃の病で目は腫れ顔には赤黒く目立つ痣をもつ莉英は、兄・青林と共に、桃華郷に売られてくるが、容姿の醜さから下男として働いていた。
     桃華郷で、窯子の用心棒・大我と出会う。容姿は醜くとも、その心の清らかさをすぐに見抜く大我。
     兄・青林の死によって多額の借金を負い、店を追い出された莉英は男妓として生...続きを読む
  • 宵月の惑い ~桃華異聞~
    遊郭の男妓と客の恋のお話。

    頑なに心の内側を隠し、強がってばかりの受けと、その受けを愛してしまい、自分の身を持って守ろうとする攻め。
    二人の心が通い合うまでの過程が切なくて、読んでて二人とも愛しくなりました。
  • この罪深き夜に
    清澗寺家シリーズ第一弾
    軍人の長男と元使用人の話。
    大正浪漫な雰囲気が存分に味わえます。

    このシリーズは次男、三男、そして年齢不詳の
    父親の話と爛れた話やら苦悩の話やら
    実にさまざまな人間模様が楽しめます。
    和泉先生の小説の中でこのシリーズが
    一番好きですね(笑)

    良かったら合わせてどうぞ♪
  • 紅楼の夜に罪を咬む
    あらすじ:憲兵の浅野要は、抗日運動の地下組織を探るという密命を帯び、上海に赴任する。情報収集を始めた矢先、浅野は妓楼『紅閨楼』の主・梁天佑という美貌の麗人に出会う。毅然とした天佑の蠱惑的な魅力としたたかさに、浅野は激しく心を動かされる。やがて紅閨楼が運動家の拠点だという噂を聞いた浅野は天佑を探ろうと...続きを読む
  • 夜ごと蜜は滴りて
    あらすじ:清澗寺家第二弾次男和貴編ー没落しつつある旧家・清澗寺家。その次男の和貴は、美貌と奔放な振る舞いとで醜聞を流していた。そんな中、同僚の深沢と親しくなった和貴は、彼の清廉で温和な人柄に惹かれていく。だが、深沢を誘惑した和貴を待ち受けていたのは、もう一つの顔を持つ深沢の仕掛けた淫靡な罠だった…!...続きを読む
  • この罪深き夜に
    あらすじ:没落しつつある旧家の長男の国貴は、幼馴染みで使用人の息子である遼一郎と偶然に再会する。ささいな誤解から離ればなれになっていた二人だったが、それをきっかけに、国貴は窮屈な暮らしの中の安らぎを遼一郎に求め、彼に惹かれていく。しかし、遼一郎には命に関わる重大な秘密があった。それを知った国貴は、自...続きを読む
  • 夜ごと蜜は滴りて

    清燗寺シリーズ第二弾。

    次男坊が一番萌えます☆
    ドSな攻めにもドッキドキです。

    鬼畜眼鏡がお好きな方にはお勧めですよ。
  • この罪深き夜に
    清澗寺シリーズ1作目。
    長男の話。

    シリーズ2作目の次男の話がすごいんです。攻の深沢がスゴイのです。

    シリーズなので、先ずは1巻から。
  • 姫君の輿入れ
    平安テイストなBL。どう見てもイラストの狭霧君は女の子です。でも、ストーリーもイラストも違和感なくBLとして読めました。
  • 罪の褥も濡れる夜
    三兄弟ものに続いてなんと本4作目は父親編でございます。若かりし日がメインのお話なのでオヤジ度は低いです。もともと年齢不詳な受けだし。攻めも受けもこんなキャラだったっけ?とは思いましたが読み応えありです。
  • 夜ごと蜜は滴りて
    何度読み返したことか・・・!!胸が痛くなって切なさや色んな不純な動機でドキドキしていました。名作。CDの方も聞いてみたいです。
  • 甘い雫の満ちる夜
    世間知らずの知里は女せんから逃げたところを広瀬伯爵家次男秋成に助けられる。
    広瀬が結構傲慢な態度を取るので知里も素直になれずに売り言葉にかい言葉で愛人として屋敷においてもらうことになり、夜毎快楽を教え込まれます。
    この二人、似たもの同士なんだろうか・・・でもなんかわかる気がするなーと妙にこの二人のや...続きを読む
  • 奈良監獄から脱獄せよ
    奈良監獄に収監されている弓削と羽嶋。
    お互い2人とも冤罪である事を知り、数学教師で数字の強さを持つ弓削と、瞬間記憶を持つ羽嶋が手を取り合い脱獄を計画する。

    実際の旧奈良監獄が閉庁した後の見学会に参加した事があり、気になって手に取った本。
    当時撮っていた写真を見ながら読み進めるととても楽しい。

    ...続きを読む
  • キッチンカー鎌倉、推して参る 再出発のバインミー
    読まず嫌いだった、生まれ変わりもモノ。
    がっつり生まれ変わりというより、「頼朝だった」ということだけ思い出した料理人の晃が鎌倉の人々に触れて、頼朝ゆかりの地で暮らしていく優しい物語。
    史実は詳しく知らなくても問題なくて、良い意味で「過去は過去」と切り離して前向きな晃が良かった。
    あまり晃が頼朝の記憶...続きを読む
  • 偽りの華は宮廷に咲く【電子特典付き】
    碁打ちの父が宮中で謀反の罪により処刑され、連座となる直前に逃げ出した息子、氷雪が父の冤罪を探る。
    迂闊な氷雪にハラハラするし、後宮戯作者の飛天はご都合だけど、二人で国の文化習慣を変えて行こうとする気概と志の高さはあっぱれ。
    憂炎の狡猾で強かで、ある意味残忍な所もとても良かったです。

    が、BでLな要...続きを読む