和泉桂のレビュー一覧

  • スープ屋かまくら来客簿 あやかしに効く春野菜の夕焼け色スープ
    鎌倉野菜のスープ屋にイケメン兄弟に付喪神、とその方面が好きな人にはある意味よくある安心の設定。鎌倉ネタが多いので行きたくなる。豊島屋の店舗楽しそう。
  • スープ屋かまくら来客簿 あやかしに効く春野菜の夕焼け色スープ
    鎌倉野菜を使ったスープのお店を営むコミュ障で調理担当の次男、給仕の三男が、人間のお客相手の営業の傍ら狛犬の付喪神のコマくんと共に訳有な付喪神たちにスープを飲ませ、眠りに就かせる。空気がとても穏やか。スープのレシピが至極簡単で特別感に欠ける庶民的さだけれど最後のアスパラガスとあさりのスープは新鮮かも。
  • 灰かぶりの婚姻~つがいのおとぎ話~【イラスト入り】
    普通に生まれれば家を継ぐ予定だったのにΩに生まれてしまって、継母に使用人におとされてしまう。
    攻との出会いは劇的な出会いでそくつがわれてしまうんだけれど、男として女として攻とは会うんだけどね。ホントに分かっていたのか?
    まぁ受が幸せそうだから良かった♪
  • 翠葉は愛で煌めく
    久しぶりのシリーズでとても楽しめました。好きなシリーズだったので、ちょっとお高かったですが頑張りました!
    こういう恨みつらみはちょっと苦手なんだけれど、受の気持ちもわかりますし、攻が罪悪感というかそのものに罪を感じてない感にちょっとした温度さを感じましたけれど、ストーリー展開は楽しめました。
  • 闇に契りし者、汝の血を
    そもそも、なんでこの本を買ったのか思い出せない…えっと、BL系だよね。
    お話しは普通に面白い。
    エセエクソシストと吸血鬼と、半分吸血鬼のダムピールのお話し。
    俺様ヒーローと、眩く光る王子様と、男なのに綺麗なヒロインとの三角関係。
    まあ、そんな感じ。
  • 騎士と無垢な罪人
    力の正体は何となく判っていたけど、最後にミカが死ななくて良かった。しかし、この王国は大丈夫なのか?将来が心配だ。イサールの弟くんの将来も心配だ。力が発現したら、悪い人に騙されそうで心配。

    応募者全員プレゼントつき。来月の神香さんで応募しよう。
  • 花婿さん、お借りします
    少しずつ距離を縮めていく二人が良いです。しかも十日間の期間限定の中で隠れながら愛を確かめ合うところが萌える。その後のすれ違いも。
  • 蠱蝶の殉情【イラスト入り】
    同人誌掲載の中華風ファンタジー3本+書き下ろし「蟲蝶の殉情」1本の短編集です。
    和泉センセの作品は久々です。やはり笠井あゆみセンセのイラストの威力はハンパありません。購買力をあおる力がありますね。

    表題作は、聯の王女で「毒姫」と呼ばれている苓鈴が謀反の首謀者である美丈夫の神開に囚われ、自らの身体を...続きを読む
  • 佳人は愛で綻びる
    蓮川先生の美しい絵に、悶絶。
    お話も面白かったー!
    私的には安達が凄い嫌だったけど、本編後の辻谷がしてやったり=高階好きとしてはスッとしたので良かった(笑)
  • 暁に堕ちる星
    清澗寺家シリーズ第二部3作目。
    待ちに待った真打登場、貴郁編です。
    清澗寺の血を引いているにも関わらず、あの微妙に陰気で
    地味で存在感の薄い貴郁が、一体どんなめくるめく世界を
    見せてくれるのかと思ったら!

    あとがきで和泉さんがおっしゃってる通り、一番清澗寺
    らしい淫蕩っぷりでした。
    パパとはまた種...続きを読む
  • 暁に濡れる月 上
    清澗寺家シリーズ第二部です。
    親世代からバトンタッチし、終戦後の子供世代へ。
    鞠子の双子の子供である、弘貴と泰貴のCPが同時進行。
    清澗寺家の養子として和貴に育てられ、純粋培養で育った
    弘貴と、家族と離ればなれになり、生きる為には身体を
    売らなければいけなかった故に擦れてしまった泰貴。
    あまりの境遇...続きを読む
  • 紅楼の夜に罪を咬む
    清澗寺家シリーズ番外編。
    1作目でお兄ちゃんに袖にされた浅野さんが、赴任先の
    上海で敵方の頭的男と関係を結ぶという話。
    うぅぅん……。
    糖分ゼロというよりも、もの凄く不毛な関係です。
    愛と憎しみは紙一重とはいいますが、これって愛なの?
    憎しみなの?
    というよりも、いつ愛しちゃったのかも、いつ憎しみが...続きを読む
  • せつなさは夜の媚薬
    清澗寺家シリーズ3作目
    ついに三男坊までもが男色の道まっしぐら。
    この家の行方がある意味心配です笑。
    一族総ホモ状態に陥ったわけですけども、お相手はイタリアの
    元大貴族様でした。
    上二人に比べてぱっとしない三男坊の美徳は、その素直さ
    だと思いますが、お相手の攻は清澗寺家に一族を滅ぼされた
    (正確には...続きを読む
  • 夜ごと蜜は滴りて
    清澗寺家シリーズ2作目。
    パパによく似ているらしい次男坊のお話でした。
    ヤンデレ×ツンデレ=SMという構図といいますか……。
    いやー……なんというか、読後どっと疲労感が押し寄せて
    きました。
    大半のシーンが桃色なんですが、そこに愛があるかどうか
    いまいちよく分からないまま終盤まで引っ張られます。
    ...続きを読む
  • この罪深き夜に
    今更ながら手を出しました清澗寺シリーズ。
    そして単体なら初読みの和泉さん。
    時代物、ファンタジーもの大好きなのに、なぜか手を出して
    いなかった有名作ですが、漸く重たい腰をあげて一気読み
    してみようかと……。

    大正時代の没落家族の長男受でした。
    お相手は使用人の息子なんですが、全体的に漂う退廃的な
    ...続きを読む
  • 駆け引きのレシピ
    全体的には可愛い話だったんだけど、どう読み進めても攻めが攻めっぽくなくて。
    受けだったよね?元々きっと受けだよね?!って言いたくなる感じだったから、なんだか違和感。

    話は攻めが高校生、受けが幼稚園?の時に親に連れられて行った学園祭で迷子になって助けてくれたメイドさんにもらったココアが美味しくてカフ...続きを読む
  • ぜんぶ、猫のせい~木蘭町の謎解き事件簿~
    引きこもり探偵×売れない漫画家の家政婦という
    カプです。
    攻めが引きこもりっていう設定なのですが、
    読んでいくと出不精?って感じでした。
    ミステリー的な要素もありますが、
    そんなにどっぷりって感じでもないので、
    探偵ものっていうとらえ方の場合は
    少し物足りないと思いました。
  • せつなさは夜の媚薬
    名門・清潤寺家の三男の道貴は、教会で金髪碧眼の美貌の青年と出会う。
    旅先で彼―クラウディオと偶然再会した道貴は、気高く紳士的な彼に強く惹かれていくのだった。
    やがて、残酷な宿命によって引き裂かれた二人は、二年後に劇的な邂逅を果たす。
    熱情に抗えず彼に抱かれる道貴だったが、意外な真実が明らかになり...続きを読む
  • 溺愛彼氏
    ☆4に近い3

    うん、溺愛ww
    最初はちょっと読みずらい感じだったけど、読んでいくうちに言いたいことや情景が浮かびやすくなった。

    フランス人の貴族の血を受け継ぐパーフェクトなシリルと何もかも普通で取り柄は本好きなところな和利。
    ちょっと和利がツンデレと言うよりツンツンが多すぎてう~っとなったけど、...続きを読む
  • 百合と悪党
    う~ん、ちょっと流し読みしてしまった・・・。
    上流階級と流浪の2人が入れ替わって、しかもその流浪の方:ルネが悪ど過ぎてちょっと嫌悪。
    それにもともとつかえてた執事がいけ好かなすぎて。。。。

    ただ、メインのジルとダニエルのやり取りが辛いながらも前向きで、ジルが生きるために前を向くさまや、それにほださ...続きを読む