小川仁志のレビュー一覧
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・今の自分がしていることが「正しいのか」
・将来が不安
と思っている人にオススメ
親に言われたとおりに人生を歩んできた主人公が、哲学者とビジネスコーチに出会い、人生が変わっていく物語。
小説みたいに読みやすく、2ー3時間で読み終わります。
・全てにおいて、自分で考え、自分の答えを作ること大事。
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1.今話題のリベラルアーツについて気になったのと、この著者の本を前に読んだことがあり、わかりやすかったので、購入しました。
2.著者にとっての教養とは、何らかの物事について考えるための基礎となる思考や知識を意味しています。すなわち、思考のベースとなるものです。これを育てるためには、哲学という、物事...続きを読むPosted by ブクログ -
面白かったです。
哲学って硬いイメージでしたが、普段「?」とふわふわ思っていることを考えてみよう、と優しく言われている気がしました。
「いただきます」の正式な作法は初めて知りました。一拝一拍手の後に「たなつもの百の木草も天照す日の大神のめぐみ得てこそ」という和歌を詠むようです。
自分をしっかり持つこ...続きを読むPosted by ブクログ -
今や誰もが身につけるべきスキルとなったプレゼンの基礎を学べる本。
ビジネスだけでなく、授業での発表でもプレゼンスキルが必要になってきました。プレゼンスキル次第で評価が変わってくるかもしれません。
本書は、プレゼンの本質や準備・本番でやるべきこと、基本テクニックといったプレゼンの基礎がわかりやすく...続きを読むPosted by ブクログ -
サブタイトルは、プラグマティズム入門。プラグマティズムについて書かれているのは前半のみ。後半は、アメリカの政治思想に話題が移っていきます。難解ではないんですけど。Posted by ブクログ
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哲学者として数々の著作を手掛けた筆者は言わせてみれば天才である。しかしそんな彼も「哲学」と出会うまでは平凡などこにでもいる一個人に過ぎなかったと言う。哲学には本質を掴む思考のエッセンスが詰まっている。「頭がいい」という基準を筆者は「頭がいい=本質を掴む力がある」と定義する。この本では哲学のイロハは勿...続きを読むPosted by ブクログ
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AIに関する危機感を煽る本は数々ある。逆にAIに対抗しうる人間の能力を訴える本も読んできたが、本書は題名で明らかな通り、後者の典型的な本である。
AIにはない曖昧さや意味的な価値観を追求することこそ未来のシンギュラリティを遅らせる方法であるという。前半部はこういう内容で説得力がある。
後半部は...続きを読むPosted by ブクログ -
AIを意識しながら読み始めたものの、途中からもうAIなど何処へやら。まさに著者が最終の第5章で述べている通り、結局「人間とは何か?」ということを考えることになった。第3章でAIに勝つ勉強法、第4章で哲学思考法について述べられているけれど、この2つの章は人間が人間であるために身につけておくべき方法であ...続きを読むPosted by ブクログ
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ビジネスエリートの為かはわからないが、物事を考えるうえで哲学が必要であることに漠然とした問題意識をもっていたことから、本書を読んでその思いが確固たるものとなった。今後は以下哲学者の理解を深めてゆきたい。
・プラトン(理想の姿)
・アリストテレス(人間は本性的にポリス的動物である)
・カント(人間の...続きを読むPosted by ブクログ -
論理的思考をするためのツールを紹介している本は星の数ほどあるが、そこに哲学思想の技法を当てはめたところがミソ。「ものごとは先ず分類しなさい」「逆の立場に立って考えてみなさい」と言うよりは、「カントの分類法を用いる」とか「ヘーゲルの弁証法で」と言った方がなんとなくカッコいいし、それぞれのツールが頭に...続きを読むPosted by ブクログ
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哲学というのはものの見方である。人生相談に寄せられた悩みに対し、こう考えたらどうですかと新たな視座を提供するのに様々な哲学を援用する手法は面白い。
分かり易く文章も達者。再読に値する。Posted by ブクログ -
イケ好かないカタカナ用語で、シンプルな主張を複雑化するヤツらへの処方箋として有用です。
因みに、テレビで、ポストモダンって、言うヤツ、私は嫌いです。
勿論、哲学への入門書としても、門外漢の私にも、価値ある一冊でした。
世界レベルでみた、哲学だけでなく、社会学の領域まで、踏み入る解説書としてもイイ本で...続きを読むPosted by ブクログ -
レベルゼロから概観するのに良い本。
特にP24、25の図表がシンプルで分かりやすい。
様々な切り口から見る見方と、それぞれが非常に簡潔に書かれている点が好感が持てる。
当然多くのことが捨象されていると思うが、それはこの本を読んだ後に、抵抗感なくより詳しい書物にあたり、学べば良い。Posted by ブクログ -
著者の「ドヤさ」感。はたまた「地獄のミサワ」感はイラッとくることはあれどかのデカルトの著作の内容をコンパクトに掴みやすくまとめてくれたのは有難い。
契機になる。
あと表紙のデザインが好き。
デカルトの言ってること、本当首折れるくらい頷く。Posted by ブクログ -
アメリカを動かす思想
アメリカの下部構造をプラグマティズムにみなし、上部の二大政党制やデモなどについて論じている。初めはパース、ジェイムズなどのプラグマティズムの概論であり、少しわかりにくい部分もあるが、後半からは具体的な話や、トクヴィルの話など急速に面白くなっていった。プラグマティズムは、デカル...続きを読むPosted by ブクログ -
どういう哲学者がいて、どういうことを考えたのかが分かる。コンパクト過ぎる為全体的に納得まで行かない部分が多い。が、ニーチェは面白かった。「2001年宇宙の旅」を見たくなった。その他にも思想と関連する映画の紹介などは参考になりそうで、実際の著作と併せて見てみたいと思った。Posted by ブクログ
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自分にとって初めての哲学本。タイトルに興味を持って購入。著者が言うように、ビジネス系の自己啓発書のようだが実は哲学書。じっくり読み込めば、普遍的な行いを知ることができると感じた。Posted by ブクログ
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教養としての哲学
・哲学とは、物事の本質を批判的、根源的に探求する営み
1歴史:
古代ギリシア;フォアゾクラティカー、ソクラテス、プラトン、アリストテ
中世;アウグスティヌスとトマスアクィナス、キリスト教(宗教)と哲学をいかに融合させるか。両者は真理を追究するという点では、同じ目的を持つ営み
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