小川仁志のレビュー一覧
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様々な哲学が書かれているが、全てを理解するのは難しい。
今は分からないこと、足りないことがいくつもあるが、
もっと沢山の体験、経験をすれば、より足りない哲学が明確になるのではないかと思う。
努力の末に知識はある。Posted by ブクログ -
タイトルはチャラい(笑)が、学ぶべきところがある本だった。
だいぶ前に流行ったマインドマップ。
頭の中にあるものを可視化するにはよいツールだけど、その後どうまとめるかというところで、難しいものがあると思っている。
本書は、哲学の基本的概念(時間と空間、主観と客観など、本当に基本的なもの)を、アイデ...続きを読むPosted by ブクログ -
・アイデア
否定弁証法(アドルノ)で反対を考える
一番簡単で一番効果的なやり方は、すでにあるものの反対を考えることです
常識の反対を挙げる、役に立たないものを思い浮かべる、意味のないものを思い浮かべる、タブーに挑戦する、嘘を考える、すでにあるものとの違いを考える
ヒュームの視覚化
人間の存在は「知...続きを読むPosted by ブクログ -
哲学概念の主要素が簡単に一覧できそうだったので読んでみた。
仕事で企画とか資料整理してるときはこれにある論理パターン使ってるなあ。
1時間くらいで読めるし、煮詰まったときに引っ張り出して頭の整理に使えそう。Posted by ブクログ -
普通に使われている言葉が哲学からきていることがわかった。哲学はわけのわからない言葉が羅列されていて、人を煙に巻く学問に思えたが、わかりやすく哲学用語が解説されていて、多少は苦手意識の克服ができた。Posted by ブクログ
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頭がよくなりたい一心で、思わず購入。
自分が苦手なことと、自分の問題点について
仮説をたてていたのだが、
その仮説があたっていたことがよくわかった。
つまり、自分の目でよく観察して、
自分の頭で考えないと、頭はよくならない。Posted by ブクログ -
マイケル・サンデルさんの本と似てそうだったので購入。
議論の内容自体は面白いのですが、いかんせん聞き慣れない用語が沢山でてくるので、事前の知識が要求されます。
一応基本的な用語説明はなされているのですが、文脈から読み取ろうとしても、例示が少ないので理解があやふやなまま話が進んでしまうこともあります...続きを読むPosted by ブクログ -
哲学用語がとてもわかりやすく書かれていて好印象。とくに、「正義」などの日常用語と若干意味の異なるワードに関する説明は、理解の手助けになりとても助かった。ただし、文庫本サイズなので取り扱われていないワードも多い。Posted by ブクログ
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前々から興味があった哲学への第一歩として選んだ本。
哲学にはとにかく専門用語が多いので、
まずは言葉から入ろうと思った。
聞いたことのある言葉がちらほらあったのが楽しい。
哲学とは考えることを追求した学問であるから、
ここにたどり着いたのは自分としては当然のことと思う。
事典としての形をとって...続きを読むPosted by ブクログ -
哲学の教室シリーズ第一弾。
有名どころの人々(サルトルとかフーコーとかニーチェとか)の思想が結構わかりやすく書かれているので、入門書としてお薦め。特にサルトルなんて、授業で聴く限り「わからん!」ってなりそうな論理だけれども、この本で少し分かった感じがする。他の哲学者においても同じ。とにかく「哲学っ...続きを読むPosted by ブクログ -
ブラウジングをしていてたまたまタイトルが目に入って読んだ本。
哲学というのはすごーく難しいっていう印象があった(二項対立の近代的思想は分かるけれどポストモダンはよく分からなかった)けれど、この本を読み進めるうちに、「あ、こういうことなのかぁ!!」っていう一瞬の理解の快感を覚えた。自分で考えることも...続きを読むPosted by ブクログ -
あくまで考え方、政治哲学者の紹介に徹している本でした。
政治哲学ってなんだろう?とかワタクシのように考えて手に取った人は今後読みたい著作を知ることが出来るので役に立つと思います。Posted by ブクログ -
わかりやすい。何となく知っている言葉でも説明できないことが特に多い哲学用語がまとめられているので、読み物としておもしろく読める。日常生活で触れる機会は少ないので、辞典としてまでは使わないだろう。特に、第一章の頻出用語は意味を読んでスッキリしたもの多数。ただ、他の章の用語は難しかった。カタカナ用語の章...続きを読むPosted by ブクログ
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びればんで衝動買い。
現代文と世界史とリベラルアーツテスト対策がなんとなくできてしまうかもしれない。
教養の基礎知識をさらうのにはピッタリかも…??Posted by ブクログ -
政治哲学が問題となる事例を23挙げて、それぞれに対して最新の人物とその主張をまとめた良書。23の事例を5章に分けており、
1.自由をめぐる論争
2.民主主義をめぐる論争
3.差異と平等をめぐる論争
4.共同体をめぐる論争
5.対立をめぐる論争
それぞれの章の中で23ポイントにわかれるわけだが、...続きを読むPosted by ブクログ -
哲学の偉人たちをゼミの先生に仕立てて、ちょっとした会話劇を挟みながら哲学者の思想や業績に付いて紹介する哲学入門ガイドです。哲学者の雰囲気もよく伝わってくるようで、楽しく読み進められます。誰が誰だかいまいちよく分からないんだよなぁってひとにはおすすめです。Posted by ブクログ
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2010年の暑い夏。この本を読みながらこれからこんな小さな学校をやれればいいなと漠然と考えていた。著者の小川仁志さんは、まだ若い哲学者であるが異色の経歴の持ち主である。商社に勤め、市役所に転職、そして哲学博士となる。夜の学校に出現させ各時代の哲学者に人生で考える色々な局面を語らせているのが面白い。小...続きを読むPosted by ブクログ
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サンデルの『これからの「正義」の話をしよう』にはじまる、最近の「正義」ブームはカテゴリーで言うなら「政治哲学」という分野に入る。
この本は、そんな政治哲学をサンデルの本よりももうすこし網羅的且つコンパクトにまとめた一冊。Posted by ブクログ -
政治哲学はなんどやっても苦手感がぬぐえない。
地頭ェ…。
ものすごーくわかりやすーい入門書。
細かく見出しで分類してあるから、事典的な使い方もできそう。Posted by ブクログ