殊能将之のレビュー一覧

  • ハサミ男
    やられた〜!気持ち良く騙されました。すぐに再読しても楽しめそうな気がします。
    2人の関係がちょっと気になるところです。続編は出ないのかな?
    作者亡くなっているんですね。知りませんでした。残念です。
  • ハサミ男
    初っ端から、犯人以外驚き要素わかってしまった、犯人ナンデ気づけなかったかな、ミステリ好きなら、すぐわかると思う。
  • ハサミ男
    これは見事な叙述トリック。
    ぜんぜん知らない作品だったんだけどなんかSNSのすごいミステリランキングみたいので紹介されていたので読んでみた。
    あーっ!!!ってなってもうはじめからパラパラ確認しちゃったよ。
    ああーーーーそこはかとない違和感これか~、なるほどね~~~~~警戒されないわけだ!
    しかしこれ...続きを読む
  • ハサミ男
    ちゃんと素直にミスリーディングされてしまいました。初めのうちは、なんか違和感あるなーと思いながら読めていたのに、気づいたらガッツリ作者の術中にハマっていました。
    伏線回収というよりはどんでん返しという方が合ってるかな。
    いろいろとよく考えて作り込まれたお話だった。
    これがデビュー作とは思えないくらい...続きを読む
  • ハサミ男
    まさか、ハサミ男の正体が、、、、!!!
    もう一回最初から読んでしまった。
    おもしろい。ややグロい描写あり
  • ハサミ男
    驚きのどんでん返し!
    気をつけて読んでたけどまんま騙されたー

    途中から読むの止まらなくなってスイスイ読めた
  • ハサミ男
    これは騙された… まずタイトルから性別に警戒しながら読んでいたので、そこは目の付け所が合っていたと思いきや、まさかの遺体発見者のもう1人だったとは、、全くマークしていなかった。さらに裏を行かれたような感じ。

    純粋に、ミステリーとしてバランスがよかった。種明かしが一気にドカっと来るのではなく、次第に...続きを読む
  • ハサミ男
    2018.07.01初読
    叙述ミステリ。

    叙述ミステリのランキングとかで入っていたので読んでみたが、ハサミ男というタイトルに騙された!

    女性が犯人という展開。


    2024.05.13再読
    昔読んだ叙述トリックものを改めて再読。

    改めて読んで、よくできた叙述トリックでやっぱり面白かった。

    ...続きを読む
  • 殊能将之 未発表短篇集
    彼の文体が単純に好みですので、全てあっという間に読み終えました。
    未発表作品が見付かって本当に良かった!!

    「ハサミ男の日記」は氏がメフィスト賞をとった際の体験記で非常にコミカルに書かれてあり、笑いながら読んでいました。
    ハサミ男の時にも思いましたが、この才能が消えてしまった事が残念でなりません。...続きを読む
  • 殊能将之 未発表短篇集
    発表から20年以上も経って今更「ハサミ男」を読んで、とても良かったので、さっそくこの本も手に取ってみた。まだ読み終わってないけど、感想を書き出してみる。

    まずは「ハサミ男の秘密の日記」。短編小説かと思ったままワクワクと読み始めたら、エッセイだった。それはそれで嬉しい。殊能さんの当時の生活やチャーミ...続きを読む
  • 黒い仏
    変則ミステリかつバディもの?
    まっとうなミステリを期待して読むとひっくり返りそうだけど、個人的には満足でした。
    シリーズが結構あるようなので、追いかけてみよう。
  • 子どもの王様
    凄い小説だった。
    殊能将之の子供向けレーベルのために書かれたミステリー小説。
    本格ミステリのつもりで読んでいたが、素直に読んだだけでは、どこが本格なのか分からなかった。多少のモヤモヤ感も残ったし。
    しかし、それは自分が大人の視点で読んでいたからであって、子供の視点で読むと、しっかりとした本格ミステリ...続きを読む
  • キマイラの新しい城
    これが遺作なのか……。
    巻末解説に拠ればバカミスだそうだが、二つの密室殺人のトリックはどちらも脱力もの。ことに現代で起きる秘書殺しのトリックには怒った方がいいのかも知れない。とはいえ、このトリックを成立させうることから逆算した結果、中世の騎士が現代に現れる設定にたどり着いた気もする。でもやっぱりマイ...続きを読む
  • 殊能将之 未発表短篇集
    ハサミ男が好きすぎて好きすぎて、短編集とても嬉しい!
    「犬がこわい」面白かった。犬は普通に好きな方だけど、こんな描写をされたら次に犬を見た時には身構えてしまいそう。
    ミステリーの短編ではなくて、不思議な話だな〜って感じのが収録されている。
  • 鏡の中は日曜日
    マラルメの話はフランス文化に疎い私には少し難しかった。
    殊能将之作品を読むのはハサミ男に続いて2作目。
    叙述トリックで男女の認識をカモフラージュするのは、お手の物って感じましたね。
    あとは石動探偵の本物と偽物の行動を並行して描写したり、鎌倉の浄明寺と金沢の静明寺を誤認させたりと、最後の怒涛の種明かし...続きを読む
  • 黒い仏
    前作『美濃牛』の展開は予想出来たとしても、この結末は誰にも予測出来ない。名探偵が超人的トリックに挑んだ作品。嫌いじゃないです。最後の一文も好きです。例えばこれが単発の作品として終わるのならそれまでのことだが、シリーズの一つとしてこの物語が存在することにも魅力を感じる。
  • 子どもの王様
    殊能将之の作品の中では非常にストレートで少年少女向けにふさわしいような物語に思えた。
    ショウタが子供ながらに善悪がわかっていないところや、純粋に友達を助けたいと思う気持ちが伝わってきて面白い。
    とても良かったし、王様の正体やトリックじみた箇所の云々では無いと思う。
  • 殊能将之 未発表短篇集
    最初の短編がとても面白かった。
    なんとなく結末を予想して読みながらだったが突然話が一変する感じが良かった。
    後ろから急に頭を殴られた気分になった。
    構えず読めたことが良かったのかもしれない。
  • 黒い仏
    「なんか色々な前評判は聞くけれど、講談社から出ている探偵ものなのだから多少設定が特殊でもジャンルはミステリなのだろう」
    そう思っていました、実際に読むまでは……。

    衝撃は受けたけど、ふざけんなって思ったけど、面白かったです。
    石動さんから見える手がかりだけを総合するとちゃんと石動さんと同じ推理にし...続きを読む
  • 殊能将之 未発表短篇集
    殊能さんの未発表短編集。

    1つ目の「犬がこわい」が一番良かった。

    「鬼ごっこ」理解できないし、好きではない。