山形石雄のレビュー一覧

  • 六花の勇者 3
     ゴルドフがかっこ良かった。この一言にかける。またまた、ナッシェタニアが出てきて混乱するゴルドフやアドレットたち。ゴルドフは勝手にいなくなっちゃうんだけれど、ここでまた凶魔たちが話をややこしくさせてしまう。

     話しの作り方が上手いし、興味が続くから読みやすい!今回は、アドレットには、分が悪かったけ...続きを読む
  • 六花の勇者 2
     前回とは、違った展開を初めから出してくれていた。飽きさせない設定で、とてもよかった。今回は、犯人がわかっているのだけれど、動機を探っていく形でこれもわくわくしながら読み進めていくことができたな。

     自分の身を7人目から守るために、疑心暗鬼になって力が出せないところは読んでいて歯がゆい!だがそこが...続きを読む
  • 六花の勇者 3
    1、2に続き、またまたとても面白かったので満足。

    1の衝撃的な引きに続き、2では「そうきたか!」となってから、さあ今回。
    ミステリの構図は2の方が綺麗だし、今作は強引なとこがけっこう目についた。
    でもそこは取り沙汰しなくても良い気がしてる。この主役だからこそ、こんな構図になったってことにして。
    ...続きを読む
  • 六花の勇者 3
    アドレットたちのパーティ、りパーティから離脱したゴルドフ、ナッシュタニア、ドズー、テネグウ・・・
    様々な立場のキャラたちの視点から1つの騒動が語られます。
    その展開は相変わらずお見事。
    このシリーズはストーリーやキャラはもちろんだけど、見せ方が本当にうまいと思う。

    今回の話の中心はゴルドフ。
    彼の...続きを読む
  • 六花の勇者 3
    前回と違って、今回は最後にきちんと目的を達してくれたのでよかったです。
    よくをいえば、もう少しラストにカタルシスというか、もっと盛り上げるようなものがあれば……。
    いやまあ一気に最後まで読んでしまう程度には面白かったですけどね。面白いからこそ、もっと面白くして欲しいというわがままな欲望です。
  • 六花の勇者
    3巻まで。

    悪い魔王を倒しにいくために選ばれた勇者6人。
    なぜか集合場所に集まったのは7人。

    という感じでRPGゲーム世代には掴みはオーケーなわけです。

    偽者?は誰なのか。推理あり、バトルありで面白い。
    無理やり感ただよう場面がありますが、うまいことルール決めでうまく消化してます。

    一巻だけ...続きを読む
  • 戦う司書と恋する爆弾 BOOK1
    史上最強の人類…女性…それは、ハミュッツ・メセタという一人の女だった。 彼女は主人公にして、史上最悪で正義の味方「戦う詩書」である。

    自分を殺してくれる「自分より強い奴」と「戦闘」を好む。

    心溺教団との戦う詩書達の明けない戦いの火蓋が切って落とされた今、彼らはどう戦い、心溺教団にとらわれた「肉」...続きを読む
  • 戦う司書と神の石剣 BOOK4
    戦う司書シリーズ4冊目.
    ミレぽんことミレポックがラスコール・オセロを探す.
    ラスコール・オセロ.
    曰く,恋する乙女の本を運ぶ.
    曰く,家族の元へ本を運ぶ.
    ラスコール・オセロを追ってはならない.
    ラスコール・オセロを追うものは必ず死ぬ.
    武装司書,神溺教団ともに禁忌とする存在,
    ラスコール・オセロ...続きを読む
  • 六花の勇者 2
    2巻まで読みすすめたら、登場人物たちを具体的にイメージできるようになりました。ハンス、いいなあ。

    1巻ラストで気になってた部分、2巻のラストでちょっとだけ触れられていたので、どうしても続きが気になってしまいます。
  • 戦う司書と黒蟻の迷宮 BOOK3
    武装司書のモッカニア、蟻使いの戦う司書としてはエリートとして将来を嘱望されてたが、優しさが故に戦えなくなった悲しいモッカニアの一生、ちよっと切ない話し。
  • 六花の勇者 2
    やっと7人目の謎解きを終えて、魔王討伐だというところで、7人目の勇者が登場という展開にびっくり。今回の謎解きも面白かった
  • 六花の勇者 2
    面白いのは面白いんだけど、やっぱり消化不良だなあ。あれラストそれなの!? みたいな。期待してたのはそんな展開じゃないんだー。
    いやきっとこれは上下巻なんだと自分に言い聞かせて次を待つことにします。
  • 六花の勇者 2
    冒頭、今回はハウダニットかと思わせて、その裏にある勇者と凶魔の騙し合いが面白かった。
    前巻の時も思ったけど、このシリーズ、どうやって続けるのかが実に愉しみ。
  • 六花の勇者 2
    今回はちょっと違った切り口で面白かった。今回はモーラにスポットをあてつつ、敵方の謎も解いてた感じ。最初の展開には驚いたけど、しっかりまとまるところにまとまったかな、という印象。
    しかし、前巻のパターンでくると思っていたのでまさか違うパターンでくるとは思わなかった。でも飽きずに読めるし、バトルシーンで...続きを読む
  • 六花の勇者 2
    ページを繰る手が止まらず一気読み。1巻を非常にきれいに終わらせていたのでどう繋げるかと思ったら、なんとそのまま続けるとは!筆者の勇気と、読ませる筆力に万歳。モーラがハンスを殺した場面から、回想する形で物語が始まる。途中で理由が明かされるので、最初の場面に戻って終わりかと思ったらそれだけではなかった!...続きを読む
  • 戦う司書と黒蟻の迷宮 BOOK3
    このシリーズの好きなところというかすごいところは、登場人物は死ぬ時は死ぬということ。
    けがなく、死人なく、平和に解決!とならないのがいい。生きてて欲しい人が死んだりすると、切なさが残って、だからこそ、生き残った人達がどう生きていくのか、活躍していくのかが楽しみになる。

    あと、話まじでよくできてる。...続きを読む
  • 戦う司書と雷(いかずち)の愚者 BOOK2
    すごく世界観が好き。
    というか、肉の人達が何かひとつのものを見つけ出すのが好きだ!!

    話もしっかりしてて、こう最終的に「騙された!!!!」ってなるのがいい。続きもガシガシ読みますよ!!
  • 戦う司書と追想の魔女 BOOK5
    あまりにもやるせない。
    正義とは何か。
    ヴォルケンが言った、大悪をうつために小悪と手を組むということ、それはそのまま武装司書と神溺教団にも言えるんじゃないだろうか。
    一筋縄ではいかない物語が今後どうなるのか楽しみだけれども、この結末には本当に唖然とした。
    このシリーズ、死亡率高すぎるわ…。
  • 戦う司書と絶望の魔王 BOOK9
    過去話。

    いったい二人の出会いは、どれだけの救いと、どれだけの絶望をうんだんだろう。
    最終巻が待ちきれない…。
  • 戦う司書と世界の力 BOOK10
     最終巻
    今まで、武装司書・神溺教団・魔王と、様々なキャラクターからの視点が描かれたけれど、一人として脇役いなかった。

     そして、誇りを奪われて殺された彼の意味がここに来て(もちろん、彼だけじゃないけども)、あるなんて、もう胸がいっぱい。
    キャラクターって、こうして生かすのか、て思った。

     アニ...続きを読む