竹内久美子のレビュー一覧
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■性行動について男性同性愛者は男性異性愛者と同じ傾向にある,どころか超男性とでもいうべき特徴を持っている。一方で女性同性愛者は女性異性愛者と同じ傾向にある。
・男性同性愛者が数打ちゃ当たる方式であるのに対し,女性同性愛者は慎重に相手選びをしている
・同性愛にしろ異性愛にしろ,それぞれの性に特徴的な行...続きを読むPosted by ブクログ -
さすが佐藤さんですね、面白い!結構、下ネタが多かったが、動物の行動、人間の行動を、いろんな面から切り込んでいく。宗教への敷居が少し低くなりました。Posted by ブクログ
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すごく面白い本だった。
竹内さんが疑問を抱いているように、私も佐藤さんみたいな知性を持った人がキリスト教徒なのか不思議だった。
その点については、やっぱり分からなかったけど、(人の信仰は、理解できないものなのかも)「最初の一撃」という考え方が教養のない私にも分かりやすくて、なるほど!と思った。
後半...続きを読むPosted by ブクログ -
トラウマからの帰還 140611
一度依存・搾取・支配と言う甘い汁をおぼえると
それがどれほど致命的な危険だと気付いても
抜け出すことは非常に難しい
いざその危険で孤独で住みにくいにも関わらず
甘い汁を無くす危険が迫ると
パニックを起こすというトラウマにはまる
これは麻薬におかされた状態と同...続きを読むPosted by ブクログ -
読書録「パラサイト日本人論」5
著者 竹内久美子
出版 文藝春秋
P170より引用
“そのために宿主には、ぜひとも元気で長生きをして欲しい。子
孫も増やして欲しい。逆説的に聞こえるかもしれないが、それが
彼ら本来の願いである。”
目次から抜粋引用
“二つのルーツを持つ日本人
男と女のパラサ...続きを読むPosted by ブクログ -
リチャード・ドーキンスの「利己的な遺伝子(原題:『The Selfish Gene(セルフィッシュ・ジーン)』)」を中心に、生物の行動の不思議を解釈する。
柳田邦男の『犠牲(サクリファイス)―わが息子・脳死の11日 』に出てきた話題”遺伝子死”のところで、利己的な遺伝子(セルフィッシュ・ジーン)に...続きを読むPosted by ブクログ -
目からウロコの面白さ。
最近社会では子供の虐待や殺人が問題になっているけれど、動物の世界ではよくある話なのだそう。
パンダは大概2頭の子供を出産し、大きい方だけ育ててもう一匹は育児放棄するらしい。
今動物園で何頭も育っているのは、飼育員さんが、子供をすり替えて上手く親パンダをだましているら...続きを読むPosted by ブクログ -
非常に面白かった。現在生き残っているのは、遺伝子を残せた結果であるということから、より多くの自分の遺伝子を残す、そのためのいろいろな方法を動物がとっている。パンダから始まりさまざまな動物の例でどのようなことをしているかが説明されている。そのことから、さらに先住民の例などから人が本能的に取る行動の説明...続きを読むPosted by ブクログ
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「母親スイッチ」なんてない。そんなものは、たぶん誰かの(当事者じゃないだれか)の願望なのだ。
にも関わらず、それが実在していると信じられてしまっているために、「理想の母親」を演じられずに苦しむ女性のなんと多いことか。
少子化を憂いつつも、若年出産や未婚の母を蔑視し、差別する。一家の苗字がバラバラなだ...続きを読むPosted by ブクログ -
「そんなバカな!」5
著者 竹内久美子
出版 文藝春秋
大変面白い一冊。
賛同するかどうかはともかく、面白いです。
ーーーーーPosted by ブクログ -
前の職場を去る時、餞別でいただいた本
ずっと積読していたが
文句なく、面白い!
「人間が子供が欲しくなるのは、利己的遺伝子が乗っている乗り物を早めに新しく活きの良いのにしておきたいから」
「親が子をしかるのは子に嫌われて自立を早く促すため、そうすれば節約できた資源を下の子供に使える」
「子を産みた...続きを読むPosted by ブクログ -
単純な結論を難解な言葉で言い変えてケムに巻くのは意外と簡単だったりするけど(政治の世界なんかで多いような気がry・・・)、難解なロジックを誰にでも理解できるように明快にカミ砕いて説明するのは、よほど聡明な方じゃないとできないと思うんです。
竹内 久美子センセー、めちゃめちゃ敬愛しています!(関係ない...続きを読むPosted by ブクログ -
リチャード・ドーキンスの「利己的な遺伝子」の内容を、ものすごくわかりやすく面白い生物学的実例に基づいて教えてくれる本。
人間のことがよくわかるようになる。
生物のことがよくわかるようになる。
生きているってことがよくわかるようになる。
読んでいて、本当に面白い。
何年か前に読んだ本だけど、今また読...続きを読むPosted by ブクログ