竹内久美子のレビュー一覧
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読書録「遺伝子が解く!その愛は、損か、得か」
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著者 竹内久美子
出版 文藝春秋
p39より引用
“ カタツムリは殻をつくるためにカルシウ
ムを石灰岩の表面を舐めるなどして摂取して
いるのです。
すると、カタツムリにとってはどうしても
石灰岩や石灰質が必要で、棲む地域が限られ
ます。実際、彼...続きを読むPosted by ブクログ -
聖書は学生時代に、ざっと読んだし、授業もあったので、なんとなく知っている。(パウロが誰で、どんな経緯からキリスト教徒になったか)
しかし、反宗教的な立場の本は読んだことがない。ドーキンスの本(「神は妄想である」など)を予め読んでおいた方が、議論のベースが理解できて楽しめたのではないかと思う。
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どこまで科学的に裏打ちがある話なのか分からないけど、触りを知るには面白い。なんで、娘は父に似るのか、下戸遺伝子とはが特に。Posted by ブクログ
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面白かったです。
佐藤優さんがキリスト教徒ということを意外に思っていましたが、これでなんとなく分かったような。なぜ「キリスト教徒をやめないんだろう?」と思ってしまうような。
けど冷静にキリスト教を観察し、説明しているところが興味深く面白かったです。
宗教と科学。相容れないようで、このお二人の対談はけ...続きを読むPosted by ブクログ -
神学って頭の中であれこれ考えて存在の証拠を提出しようもないものをひねくりだしてる。それでおまんまを喰ってるのが竹内さんには腹立たしい。
ヨブ記は読みたいような気がする。Posted by ブクログ -
ツバメの尾って、長いのはオスだけで、メスはそんなに長くないのだそう。
そしてモテるのは尾の長いオス。
ツバメ社会は見た目のいいオスがモテるらしい。
尾が長いとどうなの?
エサとなる虫を取るのは苦手らしい。
でも、モテモテ。
なんで?
尾の長いツバメは寄生虫に強い遺伝子を持っているらしいのだ。
寄...続きを読むPosted by ブクログ -
竹内先生シリーズ。解説にある通り(解説がよすぎる・・)エッセイ風に読みやすい文体でありながら、高度な専門知識や、マニアックなデータが開陳されているのが凄い。対称性が生物の優劣を決める、というフレーズは別の本でもアタマに残っていたが、本書にもあった(ここは難しいところかも)。物わかりが速く、すぐに意...続きを読むPosted by ブクログ
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人間は賢いが時としてバカな事をやるのはなぜ?素朴な疑問、人間の不思議な行動及び、動植物たちの不可解な行動を筆者が生物学的にシンプルに分かり易く解説したエンタメ色が強いサイエンス本。嫁姑の確執が本人たちも知らないところで、”黒幕”に操られている!?驚愕な仮説にも関わらず、自身が生物学者でもあるので、へ...続きを読むPosted by ブクログ
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人間の行動と他の動物との共通点を面白く捉えた好著だ.どの話も良かったが、最も興味があったのは第9章で扱っていたヘルパーの件だ.自分の遺伝子を残すことに関して、必ず直接自分の子をなすことだけが繁殖ではない という説だ.面白い!Posted by ブクログ
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読書録「遺伝子が解く!愛と性の「なぜ」」4
著者 竹内久美子
出版 文藝春秋
p292より引用
“まったくお酒を飲まないよりも、少量飲んだ
方が健康にいいというのがー決して酒飲みの口
実や言い訳ではなくー医学の世界での常識で
す。”
目次より抜粋引用
“まずは男と女のハナシから
婚姻形態と繁...続きを読むPosted by ブクログ -
この本は同じ動物好きの友達から勧められて読みました。既に知っていた子育ての仕方なども書かれていたのですが、知らないこともたくさんあって読むのが面白かったです。本の後半ごろから人間の子育ての仕方や民族の長が女性の場合と男性の場合、どのような決まりがあるかなど、動物だけではなく人間のちょっと怖い子育てに...続きを読むPosted by ブクログ
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教育、子育て支援関係者必読の本ではないでしょうか?
大変大変示唆に富む本でした。
竹内女史は動物行動学者であり、動物の生態から人間の行動について考えてこられた方です。私もほんの少ししか読んでませんが、女史の著作の一部には動物研究の成果の人間への過剰応用というか、平たく言えば「それって言い過ぎじゃ...続きを読むPosted by ブクログ -
読書録「美人の身体」4
著者 竹内久美子
イラスト 寄藤文平
出版 文藝春秋
P30より引用
“科学は、今までもこれからも、常に完璧な状態ではない。時代
時代でどんどん更新されていく。それが本質です。”
目次から抜粋引用
“凡庸なダンナだから妻が浮気する
男は案外デブが好き?
美人の身体...続きを読むPosted by ブクログ -
読書録「遺伝子が解く!女の唇のひみつ」4
著者 竹内久美子
イラスト 寄藤文平
出版 文藝春秋
P24より引用
“大変ですね。浮気、行きずりの関係……。でもどちらの場合も
非常に小が出来やすい、ということを皆さんあまりご存知ないよ
うですね。”
目次から抜粋引用
“性は進化し続ける
みんな...続きを読むPosted by ブクログ -
いやぁ、動物の本能は実に良くできてるなぁと感心するとともに、シビアであることに、ちょっと怖くも思えました。人間はどうしても感情的にとらえてしまいますが、動物であることには変わりなく、知らないうちにこの本能に従っているのかもと思わされました。Posted by ブクログ
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読書録「アタマはスローな方がいい!?」4
著者 竹内久美子
出版 文藝春秋
P236より引用
“それにしても世の中には……いかにも賢そうに見えるとか、い
かにも賢そうなしゃべり方をするという人がいますよね。私の経
験からすると、そういう人はたかが知れている。ある程度には賢
いかも知れないが、恐れ...続きを読むPosted by ブクログ -
読んでいて驚きの発見が連続して起きた本である。
愛くるしい仕草を見せて私達を和ませてくれる動物たちは、私達の想像を遥かに越えた子育てをしている。そして後半にかけては動物たちの子育てと、現代社会で暮らす我々の意外な共通点を見出し、論じている。
冒頭でまず驚いたのは、「もし種や集団のために尽くす...続きを読むPosted by ブクログ -
知らなかった動物の生態、より良い遺伝子を確率高く残すため我が子殺し、兄弟殺しは動物ではよくあること、
人間の虐待も動物の本能、より良い自分の遺伝子を残すための本能が残っているから起きるのではというPosted by ブクログ