山本博文のレビュー一覧

  • 現代語訳 武士道
    グローバル化が進む中で、国家そのものの意義が問われ始めた時代。一方で、個人主義等に代表されるアメリカ的価値規範のような単一の価値観によって生まれる世界は果たして人々の生活を本当に豊かにするのだろうか。私は、各国のアイデンティティが折り重なってこそ、豊かな未来が築かれると信じたい。

    著者が本書の中で...続きを読む
  • 「忠臣蔵」の決算書
    昨年末にちょっと話題になってた本。赤穂藩の取り潰しから討ち入りまで、忠臣蔵に関しておは費用明細が記録された史料が存在する。歴史の解説本は数多くあれど、会計的な観点で歴史を捉え直してみるという異色の1冊であり、評判どおり面白い1冊である。いろいろな価値基準で歴史を見つめてみることで、新たな発見が得られ...続きを読む
  • 「忠臣蔵」の決算書
    127両 (18.4%) 仏事費
    65両 ( 9.4%) 御家再興工作費
    70両 (10/1%) 江戸屋敷購入費
    248両 (35.6%) 旅費・江戸逗留費
    11両 ( 1.6%) 通信・会議費
    132両 (19.0%) 生活補助費
    12両 ( 1.7%) 装備費
    30両 ( 4.2%) ...続きを読む
  • 切腹~日本人の責任の取り方~
    主命により死を賜る江戸時代の武士たち。制裁的な措置ならばともかく、理不尽な理由であってもプライドをもって命をなげうつ事例が多数あげられています。この時代に生まれついていない幸運を喜びたくなります。
  • 武士と世間 なぜ死に急ぐのか
    [ 内容 ]
    「武士道」という言葉は、現代のわれわれにとっても高い倫理性や無私の精神を感じさせる。
    ではなぜ、武士たちはそのような厳しい倫理観を身につけたのか。
    その行動と判断は何に拠っていたのか。
    本書は、武士にこそ、世間が最も大きな重圧としてのしかかり、その道徳的基準となっていたことを多くの史料...続きを読む
  • 日本の歴史(8) 天下統一の戦い 安土桃山時代
    信長⇨秀吉の時代やっぱり面白い。
    秀吉と千利休の関係や両者の茶の湯の違いなども簡潔に書かれていてわかりやすい。
  • まんが人物伝 アンネ・フランク 日記で平和を願った少女
    アンネの日記は子供の頃に読んだことがありましたが、内容について覚えていないことがあったので振り返るために読んでみました。
    漫画なのでサクッと読めて分かりやすかったです。
    当時のあまりにも状況があまりにもひどく、読んでいて心が痛くなりました。
    読み終えて、改めて日本という国と今の生活がいかに恵まれてい...続きを読む
  • まんが人物伝 チャールズ・シュルツ スヌーピーの生みの親
    もっと早く出会いたかった本でした。
    あんなに成功されていらっしゃる方でもとても苦労や工夫を重ねて作品を生み出していたなんて...
    スヌーピーとPEANUTSがもっと好きになりました!
    Wikipediaで字面だけを見るより、シュルツさんのお人柄とキャラクター誕生のストーリーがよく分かる本でした。スヌ...続きを読む
  • 現代語訳 武士道
    日本人は宗教なしに道徳をどう学ぶのか。まずはこの一文にとてつもなく惹かれました。

    もう散々使われた例えだと思いますが、日本人を桜に例えた語りが好きでした。
    毎年桜が咲けばなんだかうれしい気持ちになって、毎年桜を見に行ってしまうよな〜と思いながら読んでいました。

    武士道の美しいと思う部分、さすがに...続きを読む
  • 日本の歴史(3) 雅なる平安貴族 平安時代前期
    1.2.3巻…と徐々に人物が増えてきます。
    キーワードや難しい言葉は※で記載して
    あるので小学生でもわかりやすいと思います。
    和歌が素敵♡
  • 現代語訳 武士道
    武士道は武士だけでなく日本人全体の文化である。
    武士道は無くなるのではなく変容して受け継がれていく。
  • 日本の歴史(6) 二つの朝廷 南北朝~室町時代前期
    鎌倉幕府討幕の裏にはこんなことがあったのか、と教科書には書かれてないことが多くあった。後醍醐天皇が悪者のイメージで描かれているけど、書き手によって色々変わるのが残念。
  • 日本の歴史(14) 大正デモクラシー 大正~昭和時代初期
    日本が軍国を進める負の部分が描かれている。授業では追いつかなくてさっと済ませてしまう部分。読んでいてしんどくなるけど、負に向き合うのも大切なこと。
  • 日本の歴史(14) 大正デモクラシー 大正~昭和時代初期
    第一次世界大戦の事がよく分かる1冊。
    ここから内乱じゃなくなるからかもだけど、大事な所でデフォルメ絵になるのが気になる。
    かわいくかくところじゃないからこそ?
  • 日本の歴史(16) 多様化する社会 平成時代~令和
    日本の歴史最新刊。東日本大震災から安倍首相が
    死んでしまった事件までギュギュッと収録。
    3年生が大学生になるまでのストーリーも含めながら紹介しています。
  • 日本の歴史(16)【電子特別版】 多様化する社会 平成時代~令和
    日本の歴史最新刊。東日本大震災から安倍首相が
    死んでしまった事件までギュギュッと収録。
    3年生が大学生になるまでのストーリーも含めながら紹介しています。
  • 日本の歴史(3) 雅なる平安貴族 平安時代前期
    平安時代
    中盤は道長。作品によって印象が変わるイメージだけどバランスよく描かれていたのが良かった。
    あとやはり一条天皇と定子様は歴史上のベストカップル上位なんよ。
    きらびやか。次巻からは戦かー
  • 日本の歴史(2) 飛鳥朝廷と仏教 飛鳥~奈良時代
    天皇制度の移り変わりを詳しく知ることができた。
    大化の改新から奈良時代まで授業ではあっという間で、天皇の系図を漫画で読めて流れが分かりやすかった
  • 日本の歴史(2) 飛鳥朝廷と仏教 飛鳥~奈良時代
    日本の歴史ってやっぱ面白い。
    KADOKAWA版日本の歴史は、わかりやすく面白い。絵も現代風で、魅力たっぷり!
    歴史が苦手な私でも夢中で読んじゃうクオリティ。
    好きだな〜
  • 日本の歴史(16)【電子特別版】 多様化する社会 平成時代~令和
    日々のニュースを理解したりついていくことは私にはとても難しい。この巻はここ数年の出来事をまとめてくれていて、とても良く理解できた。とくに東日本大震災時、民主党、とくに菅直人がどんな判断をし、混乱を呼んだのかを整理できた。
    この10年、本当に様々なことがあった。