山本博文のレビュー一覧

  • 「関ヶ原」の決算書(新潮新書)
    歴史的な出来事の収支報告、この視点で読むとグッと身近になる。
    武将の給料、物資運びの運賃、道案内の同行手間賃、こんな風に考え当時の支払種別を現代のお金に置き換えるあたりも面白い。
    地図でちゃんと土地の管理がされていない所、未開の地みたいなのが出てこざるを得ない策も面白い。
    日本史もなかなかだなぁと思...続きを読む
  • まんが人物伝 ヘレン・ケラー 三重苦の奇跡の人

    感動

    漫画でわかりやすく一生が書かれています。その姿を見ると、自分も頑張ろう、と思えます。子供はもちろん、大人にもおすすめです。
  • おっさんずLOVEだらけの日本史

    昔は普通だったBL

    江戸時代とか、当時の挿絵も載っていて興味深い。昔はBLも普通だったんですね。あの偉人が実は…っていうネタも満載です
  • 教科書には書かれていない江戸時代
    ドラマや小説ではわからない江戸時代の真相。
    教科書には書かれていない江戸時代の重要な側面を取り上げて解説する。(2018年刊)
    ・はじめに
    ・第1編 武家の世界
    ・第2編 庶民の世界
    ・第3編 学問の世界
    ・あとがき

    教科書を補完するような内容であるという。あとがきによると長らく教科書の編纂にかか...続きを読む
  • 歴史をつかむ技法
    先だって読んだ出口版世界史本が面白かったから、じゃあ日本史についての本新書を、ってことで着手。新聞で池上彰が本書をお勧めしていて、そこで読みたくなり手元に置いてあったもの。うん、これも良い。このくらいの概観を、まずは一通り押さえた上で、詳細に関する学校の勉強を進めていった方が、確実に身につくし、また...続きを読む
  • 東大教授がおしえる 忠臣蔵図鑑
    イラストがゆるくてかわいい、コンパクトで読みやすかったです。
    松之廊下刃傷事件から討入、そして切腹までに誰が何を行ったのか、ざっくりと書いてあるので内輪揉めの内容やリーダー大石内蔵助の葛藤がよく理解できた

    忠臣蔵の予習には最適の一冊
  • 日本の歴史(5) いざ、鎌倉 鎌倉時代
    最初は、「いざ、鎌倉」という題名を見て、雪で作る鎌倉かと思いましたが、鎌倉という城があったんだなーと思いました。
  • 日本の歴史(13) 近代国家への道 明治時代後期
    伊藤博文は、自身が初の内閣総理大臣になっただけでなく内閣制度をも作った。
    憲法制定、国会開設、選挙…
    明治維新という言葉だけ丸暗記してたが、
    この時代は短期間で欧米諸国と肩を並べるまでに成長した事がよくわかる。
    一気に近代化した時代。

    戦争とは互いの領土を巡っての争いという認識だったが、必ずしもそ...続きを読む
  • 日本の歴史(14) 大正デモクラシー 大正~昭和時代初期
    ★1912年 明治天皇崩御
    日露戦争より財政は悪化。内閣総理大臣が次々と就いては辞任を繰り返す。同一系統が占める内閣に国民は嫌気がさす。

    ★1914年 第一次世界大戦
    ○きっかけは、
    ○ オーストリア対ロシアの戦争となる

    ★1923年 関東大震災

    ★1939年 第二次世界大戦
  • まんが人物伝 島 秀雄 新幹線をつくった男
    伝記の人物としてはあまり馴染みがない名前だが、機関車の名作D51を34歳にして世に送り出した人物で、新幹線開通に尽力した。後にはJAXAの初代理事長としてロケット開発まで!日本の技術発展に貢献したスーパーエンジニア。
    勤勉で人格者でもあり、戦時中も開発研究を諦めなかった熱意。子供たちにも是非見習って...続きを読む
  • 「忠臣蔵」の決算書
    史料『金銀請払帳』に記された予算支出額と使途内容から、赤穂浪士の動きを分析した一冊。現代人の価値観では武士の倫理観は難解。討ち入りを美談と言われても腑に落ちませんが、浅野家全体に対する元家老・大石内蔵助の忠誠心から辿り着いた結末としては納得できます。美学だけで予算管理はできません。周りから色々言われ...続きを読む
  • 東大教授がおしえる 日本史をつかむ図鑑
    一部、わかりにくいところがありましたし、2色刷りの使い方が微妙で見づらいページもありましたが、日本史をつかむ、という目的は十分に達成できる本だと思います。

    小中高と日本史を勉強してきましたが、勉強したつもりに過ぎなかったことを改めて認識しました。
    その一方で、「学校の先生たちは、本当に日本史を...続きを読む
  • 日本の歴史 全15巻 無料ダイジェスト版

    満足

    簡潔で非常に分かりやすい。登場人物にも愛着が持てて、一緒に歴史の旅をしているような素敵な時間を過ごせた。
  • まんが人物伝 エリザベス女王一世 イギリスを大国に導いた女王
    コロナ自粛期間の無料公開を利用。
    面白かった〜。
    もともとイギリスの歴史やエリザベス一世に興味があったから、熱中して読めた。
    高校の授業で習った時には難しくて掴みきれなかった諸外国との関係や、宗教対立がとても分かりやすく描かれていて、あの時のあの事件はこういう経緯があったんだとか、こんな思いがあった...続きを読む
  • まんが人物伝 マリ・アントワネット 革命に散った悲劇の王妃
    コロナで全国の学校が休校措置を取らざるをえなくなったことを受けて、期間限定で無料公開されていたので読みました。

    たった14歳でオーストリアのハプスブルク家からフランスのブルボン家に嫁ぎ、二度と祖国に戻ることも家族に会うことも叶わなかったマリーアントワネット。

    本来は姉がフランスに嫁ぐ予定だったの...続きを読む
  • まんが人物伝 アンネ・フランク 日記で平和を願った少女
    アンネの日記の中で一番心に残った言葉。「人間の本性はやっぱり善なのだ」…
    何度見てもハッとする言葉です。

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    自分でも不思議なのは、私がいまだに理想のすべてを捨て去ってはいないという事実です。
    だって、どれもあまりに現実離れしていて、とうてい実現しそうもないと思われるからです。
    ...続きを読む
  • まんが人物伝 クレオパトラ 古代エジプト最後の女王
    遠い昔の偉人でも、今の私たちと同じ人間なのだなと思うから面白い。

    クレオパトラの死後、子供たちはアントニウスの正妻によって育てられた。
    ちょうど源氏物語の中で、明石の方の子を紫の上が育てたよう。
    紫式部の時代、こういう歴史を知っていたのか?それともこういうことはよくあったのか??

    悪女に仕立て上...続きを読む
  • 歴史をつかむ技法
    日本史を概略で説明している。ただ、それだけではなく、歴史のひかりの当て方を書いている。歴史を学ぶことによって「歴史的思考力」を身につけることができる。歴史を学び、視野が飛躍的に広がる。ものの見方が豊かになる。これは意識的にやる必要がある。もっと歴史を学びたいと思う。
  • 「忠臣蔵」の決算書

    実に面白い

    従来の支店でなく、経理面から、捉えてあり、実に面白い。
  • NHK「100分de名著」ブックス 新渡戸稲造 武士道
    新渡戸稲造 武士道 山本博文 NHK出版
    日本的思考の根源を見る

    武士道を語る稲造は利他的な武士道とも通じるクエーカーの信者であり
    1920年以後の国際連盟事務次官を長く務める
    稲造の武士道を読んで疑問を持った人に
    ぜひ読んでもらいたい本である
    日本人の特異性を事細かに分析した内容で
    現代の日本...続きを読む